今回は、映画『舟を編む』を観た感想を書いていきましょう。
他人の気持ちがわからないなんて当たり前じゃないか。わからないからその人に興味を持つんだろ。わからないから話をするんだよ…

※PC版ホームページ
≪以下ネタバレ注意≫
他人の気持ちがわからないなんて当たり前じゃないか。わからないからその人に興味を持つんだろ。わからないから話をするんだよ…

※PC版ホームページ
≪以下ネタバレ注意≫
当ブログの記事をマメに読まれてる方ならひょっとしたらご存じかもしれませんが、
何やかんやあって今作は、観る前にハードルを低くしていたので、ます率直な感想から書くならば
『これ!といって強調できるところは思い浮かばないけど、良い映画だったんじゃないですかね』
という一言になるのですが、
Yahoo!映画のレビューを観たらエラく評価が高いので若干ビビってはいますが、できるだけ平常心で書いていきます(苦笑)

とにかくなぁ、12年後を区切りにして、前半と後半とで主要登場人物の掘り下げ方や、台詞のやりとりの中身に差があったのは本当もったいなかった。
こーいうアンバランスさは、僕の好みではないですね。
前半は“変わり者”マジメくんを軸にした辞書編集室のメンバーとの繋がり方だったり、マジメvs香具矢・マジメvs西岡の台詞のやりとりは聞いてて心地よくて、
マジメvs松本先生との台詞のやりとりは粋なものがあったと思う。
しかも早雲荘と辞書編集部のセットや小道具は作り手に気合が入っていたのが伝わってきて、満足できた。
かたや後半のストーリーは大渡海有りきになり過ぎていた上に、前半よりも台詞のやりとりは軽くなってるし、
大分駆け足になってたもんだから、極端な話味付けがさっぱり系のドキュメンタリーっぽく見えてしまって…
加藤剛さん演じる松本先生が辞書編集部から離れるタイミングをもっと後にずらせていたら、印象はもう少し違ってたんでしょうけどね。

ついでに書けば、あくまで編集部内の風景は変わらないのに『血潮』の一件以降の時間がガンガン流れていくのが不自然に見えてしまい、前半の心地よさに冷や水をかけられた様な感じがした。
こーいう場で『舟を編む』とは関連が無い他の作品の名前を出すのが良くないのはわかっていながら書きますが…
『横道世之介』ってほら、前半で主要登場人物の紹介を淡々とした中でじっくりとやっていて、
最後まで徹底的に淡々としていたからこそ、あそこまで心地よかったしラストも泣けた訳で…
そらまぁ。
後半がエラさっぱり系だったからこそ、大渡海完成後のパーティーで松本先生が荒木さんに送った手紙が心に染みた部分があるのは否定しませんが、
タケさん&トラさんが亡くなったり、香具矢が店を持つまで出世したり、西岡さんの奥さんのその後だったり…
ストーリーにメリハリを付けるのにはうってつけの要素をバッサリと切ってまで、マジメの大渡海の紙の ぬめり方への こだわりにそれなりに時間を割くのって、あくまで僕の中では有り得ない。

用語採集でハンバーガーショップに出没したり、製本工場まで行くところまで描いといて、そっちの類いはやらんのかい!ってなったし。
普通の邦画なら、適当にBGMをつけて大渡海や他の辞書の作成状況と同時進行のダイジェストにして流すでしょ、ねぇ…?
また、15年越しのストーリーなのに荒木さん以外の主要登場人物がほとんど老けてないのも、
大渡海を作る莫大な時間の重みを伝える説得力に欠けていて、そーいうのは勘弁してほしかった。
競馬好きとして自動的に小林薫さんも好きやから(笑)書きますが、
周りはあんなんなのにあんな玉手箱を開けたかの様な老け方に小林さん自身がようOK出したもんだ。

話は戻って。
マジメはあくまで変人という設定やから、主任になってもビジュアルが老けてないのもギリギリ有りなのかな?とは思いますが、
バッテンがついた宮崎あおいは今更そーいうのを嫌がるポジションでもないやろーに、ちょっといじくってみましょうよ、みたいな…
周りが幾ら高評価でも、この二つの不満点に関しては譲りたくないし『横道世之介』を観てもらえば、僕の言いたい事はわかると思います、と言い切っておきましょう。
もっとも、僕自身がこれまでに石井裕也監督の作品の世界に触れた事が無いから、余計にそう感じてしまったのかも知れませんけど、どーなんかなぁ…

ここからは役者さんについて。
とりあえず、松田龍平はキャラ作り込み過ぎですね。
原形を留めてなかったし(爆)
人間として・編集部員として間違いなく成長していながら、口調が変わらないのって一回りしてカッコ良かったんですけどね。
あぁ、『探偵はBARにいる2』が更に楽しみになってしもーたやないか(苦笑)
宮崎あおいも、前半は素晴らしかったなぁ。
『浮気をしたら、アンタどないなるかわかっとるんやろな?』
と言わんばかりに詳しく各種包丁について解説していくのはシンドかったけど(苦笑)、
脚本面といい演出面といいマジメのキャラとのギャップの付け方は、目を見張るものがあったんじゃないでょうか。
ん〜…
見終わってパンフレットをみるまでは気付かなかった池脇のちーちゃん他、
役者さん達は皆良かっただけに、前後半のギャップは…という事で。
ダサい【ださい】用例・酔ってプロポーズとかマジダサイよね…


こちらの人気ブログランキングにエントリーしております。よろしければクリックをお願いします…
何やかんやあって今作は、観る前にハードルを低くしていたので、ます率直な感想から書くならば
『これ!といって強調できるところは思い浮かばないけど、良い映画だったんじゃないですかね』
という一言になるのですが、
Yahoo!映画のレビューを観たらエラく評価が高いので若干ビビってはいますが、できるだけ平常心で書いていきます(苦笑)

とにかくなぁ、12年後を区切りにして、前半と後半とで主要登場人物の掘り下げ方や、台詞のやりとりの中身に差があったのは本当もったいなかった。
こーいうアンバランスさは、僕の好みではないですね。
前半は“変わり者”マジメくんを軸にした辞書編集室のメンバーとの繋がり方だったり、マジメvs香具矢・マジメvs西岡の台詞のやりとりは聞いてて心地よくて、
マジメvs松本先生との台詞のやりとりは粋なものがあったと思う。
しかも早雲荘と辞書編集部のセットや小道具は作り手に気合が入っていたのが伝わってきて、満足できた。
かたや後半のストーリーは大渡海有りきになり過ぎていた上に、前半よりも台詞のやりとりは軽くなってるし、
大分駆け足になってたもんだから、極端な話味付けがさっぱり系のドキュメンタリーっぽく見えてしまって…
加藤剛さん演じる松本先生が辞書編集部から離れるタイミングをもっと後にずらせていたら、印象はもう少し違ってたんでしょうけどね。

ついでに書けば、あくまで編集部内の風景は変わらないのに『血潮』の一件以降の時間がガンガン流れていくのが不自然に見えてしまい、前半の心地よさに冷や水をかけられた様な感じがした。
こーいう場で『舟を編む』とは関連が無い他の作品の名前を出すのが良くないのはわかっていながら書きますが…
『横道世之介』ってほら、前半で主要登場人物の紹介を淡々とした中でじっくりとやっていて、
最後まで徹底的に淡々としていたからこそ、あそこまで心地よかったしラストも泣けた訳で…
そらまぁ。
後半がエラさっぱり系だったからこそ、大渡海完成後のパーティーで松本先生が荒木さんに送った手紙が心に染みた部分があるのは否定しませんが、
タケさん&トラさんが亡くなったり、香具矢が店を持つまで出世したり、西岡さんの奥さんのその後だったり…
ストーリーにメリハリを付けるのにはうってつけの要素をバッサリと切ってまで、マジメの大渡海の紙の ぬめり方への こだわりにそれなりに時間を割くのって、あくまで僕の中では有り得ない。

用語採集でハンバーガーショップに出没したり、製本工場まで行くところまで描いといて、そっちの類いはやらんのかい!ってなったし。
普通の邦画なら、適当にBGMをつけて大渡海や他の辞書の作成状況と同時進行のダイジェストにして流すでしょ、ねぇ…?
また、15年越しのストーリーなのに荒木さん以外の主要登場人物がほとんど老けてないのも、
大渡海を作る莫大な時間の重みを伝える説得力に欠けていて、そーいうのは勘弁してほしかった。
競馬好きとして自動的に小林薫さんも好きやから(笑)書きますが、
周りはあんなんなのにあんな玉手箱を開けたかの様な老け方に小林さん自身がようOK出したもんだ。

話は戻って。
マジメはあくまで変人という設定やから、主任になってもビジュアルが老けてないのもギリギリ有りなのかな?とは思いますが、
バッテンがついた宮崎あおいは今更そーいうのを嫌がるポジションでもないやろーに、ちょっといじくってみましょうよ、みたいな…
周りが幾ら高評価でも、この二つの不満点に関しては譲りたくないし『横道世之介』を観てもらえば、僕の言いたい事はわかると思います、と言い切っておきましょう。
もっとも、僕自身がこれまでに石井裕也監督の作品の世界に触れた事が無いから、余計にそう感じてしまったのかも知れませんけど、どーなんかなぁ…

ここからは役者さんについて。
とりあえず、松田龍平はキャラ作り込み過ぎですね。
原形を留めてなかったし(爆)
人間として・編集部員として間違いなく成長していながら、口調が変わらないのって一回りしてカッコ良かったんですけどね。
あぁ、『探偵はBARにいる2』が更に楽しみになってしもーたやないか(苦笑)
宮崎あおいも、前半は素晴らしかったなぁ。
『浮気をしたら、アンタどないなるかわかっとるんやろな?』
と言わんばかりに詳しく各種包丁について解説していくのはシンドかったけど(苦笑)、
脚本面といい演出面といいマジメのキャラとのギャップの付け方は、目を見張るものがあったんじゃないでょうか。
ん〜…
見終わってパンフレットをみるまでは気付かなかった池脇のちーちゃん他、
役者さん達は皆良かっただけに、前後半のギャップは…という事で。
ダサい【ださい】用例・酔ってプロポーズとかマジダサイよね…

こちらの人気ブログランキングにエントリーしております。よろしければクリックをお願いします…

コメント
コメント一覧 (2)
それが原作を知る人にどう評価されるか、原作を知らない人にどう楽しんでもらえるか。
この作品もその例に漏れずだったんですね。
小林薫さんの老けっぷりについては、奥さんの看病で相当魂をすり減らしたんやろうなー、っていう脳内補完でなんとかwww
あと、一番感銘を受けたのは、加藤剛さんに「BL」の説明をさせたところ。
「ボーイズ・ラブの略なんだ」と言って微笑む剛さんは心から嬉しそうでした。
あれって絶対狙ってますヨネ?