今回は、競馬方面のネタを書いていきます…
※アーカイブはこちら リンク先変更しました
※アーカイブはこちら リンク先変更しました
先週土曜日、天皇賞(春)の前夜に放送されていた、宮川一朗太さんと六車奈々さんの完全自主製作ユーストリーム番組『いち・奈々で鉄板!』の第一回目のアーカイブを観ました。
渡辺薫彦調教助手が奥様と知り合うきっかけを作った関テレ『ドリーム競馬』の名MC・宮川さんはともかくとして、
六車さんの事はあまり予備知識が無かった上に、前半は画像と音質がかなり荒かったので『大丈夫か!?』と心配しながら観てましたが…
前半は天皇賞(春)の思い出話。後半は翌日の天皇賞(春)の出走馬を、時間の長短はあれど一頭一頭本命扱いして誉めてもいくという、
井崎先生チックなデータによる消去法式予想とは真逆な上に、馬券の勝ち負けへの比重がそれ程でも無い、といった感じで思ったよりもひねくれた内容。
実際問題どれぐらい居るのかようわからん(爆)新規の競馬ファンに媚びない、
オグリキャップ〜ナリタブライアンの間に競馬を見始めた関西寄りの競馬ファン向けのトーク番組としては、十分満足できるものだったなぁ。
まずここからは、お二人の思い出の天皇賞(春)ベスト3を書き記しておきます。
宮川さん→
3位・イナリワン
2位・93年のライスシャワー
長距離戦では楽勝続きだったマックイーンが、ライスシャワーに交わされる前に武豊が必死で抵抗する姿が印象に残った
…って、宮川さんが心酔していたタマモクロスはここではスルーかよ!
まぁ、しゃーないか(苦笑)
六車さん→
3位・イングランディーレ
2位・メジロブライト
レース当日は、河内が密かに肩だか腕だかの痛み止め注射を5本打っていた
…というエピソードが紹介された後の第1位は、共に97年のマヤノトップガン。
あくまでユーストリームとはいえ、15年以上も前のあの激闘について、三強のうちどれが一番強い競馬をしたか?についてじっくりと語れるだなんて羨ましく思った(笑)
なお、トップガン絡みで紹介されたエピソードは
・セイキさん(田原成貴)は後輩騎手に、この記事の題名の事を力説していた。
・マヤノトップガンの最終追い切り後の共同会見は、陣営側の意向で追い切り直後ではなく、急遽翌日に延期された。
六車さんはスケジュールの都合で出席できなかったので後日関係者に話を聞いたら、
セイキさんはトップガンとはあまり関係ない話を30分以上も喋り続けて、記者達はどう記事にするか困っていたらしい
…いやぁ、良い話だ(笑)
地上波の競馬中継はもちろん、グリーンチャンネルでもすっかりタブーに近い存在になってしまったセイキさんについても喋れるのも、ユーストリームの魅力だったんやねぇ。
次回の放送予定は日本ダービーの前夜なので、セイキさん絡みのトンデモエピソードが期待できないのは惜しい(苦笑)
まぁ、お二人ともセイキさんと面識があるだけに
『田原さんは“騎手”としては本当凄い人でしたよね』
でまとめざるを得なかったのはかわいそうでしたけど…ね。
ここからは後半の天皇賞(春)を一頭一頭掘り下げていくコーナーについて。
これがですねぇ、お二人とも全出走馬について勉強していたのはよく伝わってきて感心したし、
翌日の天皇賞(春)の予想時に参考にすべき過去のデータ…
どちらかといえば『競馬予想TV』程、裏付けをしっかりとはとっていないデータが中心だった訳ですが、
それを紹介しながらのトークだったのでもしこの番組をリアルタイムで観ていてゴールドシップを軽視する度胸があれば、
三連複・ないしは三連単をしっかり取れていたかもしれない、と錯覚する程中身が濃かった。
『穴を開けるのは絶対内枠の先行馬!』
と、昨年はビートブラックに本命を打っていたという六車さんが何回も強調した上で、
フェノーメノを
『日経賞であれだけの勝ち方をしたなら距離もゴールデンウィークの時期の輸送も大丈夫!』
と、関西在住なのにプッシュしていたのなんてちょっとビビったぐらい。
トーセンラーも得意の京都・内枠・そして武豊がこっちを選んだならば…と言っていたし、
レッドカドーに至っては、六車さんが香港からの取材から帰国したばかりの“世界の”合田さんに電話をかけて
『陣営はゴールドシップがどれぐらい強くてもオルフェーヴルが出ないならばチャンスはある、と踏んで登録してきた。ジャパンカップを見る限り硬い馬場への適正もある筈。
さすがに頭とまでは言わないけど、2・3着ならば十分に可能性はある』
という、結果が出てしまえば十分に重みのある分析を引き出してたし。
ついでに書けば六車さんは、単勝では最低人気ながらも京都競馬場に来場する為大阪で泊まっていたコパノジングーの馬主さん・Drコパさんにも電話をして、
『国分くんがどう乗るかはわからないけど、宮先生は目黒記念に勝った時に近い出来には仕上がってると言ってたよ(笑)』
という、これまた結果的にはどーでもよくなった生コメントも放送されていた(汗)
もちろん、一頭一頭取り上げてりゃあ絶対後から勝ち馬になる馬について触れる訳ですし(汗)、
ブログでの予想を読む限り、宮川さん自身ゴールドシップには白旗だった事から、ゴールドシップの弱点の掘り下げ方が
『内田騎手の慢心ぐらいしか隙は無いかも…』
とざっくりしていたのは、番組として馬券に絡んだ3頭を推していた分余計に残念でしたが、
他の放送媒体ではまず不可能な角度からの掘り下げ方をする、競馬への愛に満ちた番組としてもっと評価されても良いと思うし、
この記事を最後まで読んだ競馬好きの方は観て損はしないと思う。
次回の日本ダービー編も期待ということで…
テッパン!
こちらの人気ブログランキングにエントリーしております。よろしければクリックをお願いします…
渡辺薫彦調教助手が奥様と知り合うきっかけを作った関テレ『ドリーム競馬』の名MC・宮川さんはともかくとして、
六車さんの事はあまり予備知識が無かった上に、前半は画像と音質がかなり荒かったので『大丈夫か!?』と心配しながら観てましたが…
前半は天皇賞(春)の思い出話。後半は翌日の天皇賞(春)の出走馬を、時間の長短はあれど一頭一頭本命扱いして誉めてもいくという、
井崎先生チックなデータによる消去法式予想とは真逆な上に、馬券の勝ち負けへの比重がそれ程でも無い、といった感じで思ったよりもひねくれた内容。
実際問題どれぐらい居るのかようわからん(爆)新規の競馬ファンに媚びない、
オグリキャップ〜ナリタブライアンの間に競馬を見始めた関西寄りの競馬ファン向けのトーク番組としては、十分満足できるものだったなぁ。
まずここからは、お二人の思い出の天皇賞(春)ベスト3を書き記しておきます。
宮川さん→
3位・イナリワン
2位・93年のライスシャワー
長距離戦では楽勝続きだったマックイーンが、ライスシャワーに交わされる前に武豊が必死で抵抗する姿が印象に残った
…って、宮川さんが心酔していたタマモクロスはここではスルーかよ!
まぁ、しゃーないか(苦笑)
六車さん→
3位・イングランディーレ
2位・メジロブライト
レース当日は、河内が密かに肩だか腕だかの痛み止め注射を5本打っていた
…というエピソードが紹介された後の第1位は、共に97年のマヤノトップガン。
あくまでユーストリームとはいえ、15年以上も前のあの激闘について、三強のうちどれが一番強い競馬をしたか?についてじっくりと語れるだなんて羨ましく思った(笑)
なお、トップガン絡みで紹介されたエピソードは
・セイキさん(田原成貴)は後輩騎手に、この記事の題名の事を力説していた。
・マヤノトップガンの最終追い切り後の共同会見は、陣営側の意向で追い切り直後ではなく、急遽翌日に延期された。
六車さんはスケジュールの都合で出席できなかったので後日関係者に話を聞いたら、
セイキさんはトップガンとはあまり関係ない話を30分以上も喋り続けて、記者達はどう記事にするか困っていたらしい
…いやぁ、良い話だ(笑)
地上波の競馬中継はもちろん、グリーンチャンネルでもすっかりタブーに近い存在になってしまったセイキさんについても喋れるのも、ユーストリームの魅力だったんやねぇ。
次回の放送予定は日本ダービーの前夜なので、セイキさん絡みのトンデモエピソードが期待できないのは惜しい(苦笑)
まぁ、お二人ともセイキさんと面識があるだけに
『田原さんは“騎手”としては本当凄い人でしたよね』
でまとめざるを得なかったのはかわいそうでしたけど…ね。
ここからは後半の天皇賞(春)を一頭一頭掘り下げていくコーナーについて。
これがですねぇ、お二人とも全出走馬について勉強していたのはよく伝わってきて感心したし、
翌日の天皇賞(春)の予想時に参考にすべき過去のデータ…
どちらかといえば『競馬予想TV』程、裏付けをしっかりとはとっていないデータが中心だった訳ですが、
それを紹介しながらのトークだったのでもしこの番組をリアルタイムで観ていてゴールドシップを軽視する度胸があれば、
三連複・ないしは三連単をしっかり取れていたかもしれない、と錯覚する程中身が濃かった。
『穴を開けるのは絶対内枠の先行馬!』
と、昨年はビートブラックに本命を打っていたという六車さんが何回も強調した上で、
フェノーメノを
『日経賞であれだけの勝ち方をしたなら距離もゴールデンウィークの時期の輸送も大丈夫!』
と、関西在住なのにプッシュしていたのなんてちょっとビビったぐらい。
トーセンラーも得意の京都・内枠・そして武豊がこっちを選んだならば…と言っていたし、
レッドカドーに至っては、六車さんが香港からの取材から帰国したばかりの“世界の”合田さんに電話をかけて
『陣営はゴールドシップがどれぐらい強くてもオルフェーヴルが出ないならばチャンスはある、と踏んで登録してきた。ジャパンカップを見る限り硬い馬場への適正もある筈。
さすがに頭とまでは言わないけど、2・3着ならば十分に可能性はある』
という、結果が出てしまえば十分に重みのある分析を引き出してたし。
ついでに書けば六車さんは、単勝では最低人気ながらも京都競馬場に来場する為大阪で泊まっていたコパノジングーの馬主さん・Drコパさんにも電話をして、
『国分くんがどう乗るかはわからないけど、宮先生は目黒記念に勝った時に近い出来には仕上がってると言ってたよ(笑)』
という、これまた結果的にはどーでもよくなった生コメントも放送されていた(汗)
もちろん、一頭一頭取り上げてりゃあ絶対後から勝ち馬になる馬について触れる訳ですし(汗)、
ブログでの予想を読む限り、宮川さん自身ゴールドシップには白旗だった事から、ゴールドシップの弱点の掘り下げ方が
『内田騎手の慢心ぐらいしか隙は無いかも…』
とざっくりしていたのは、番組として馬券に絡んだ3頭を推していた分余計に残念でしたが、
他の放送媒体ではまず不可能な角度からの掘り下げ方をする、競馬への愛に満ちた番組としてもっと評価されても良いと思うし、
この記事を最後まで読んだ競馬好きの方は観て損はしないと思う。
次回の日本ダービー編も期待ということで…
テッパン!
こちらの人気ブログランキングにエントリーしております。よろしければクリックをお願いします…
コメント
コメント一覧 (1)
熱の入れ方が、番組全体の枠によるモノだとしたら、なんでもかんでも集めた情報で埋めなきゃいけないから、微妙な場合もありますよね(^_^;
でも、宮川さんは今でも熱い…っと、φ(..)