馬券はハズれましたが1週間たっぷり?と余韻に浸ったので、今回は第80回日本ダービーのレース回顧を書いていきましょう。

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武豊の、武豊による、武豊のためのダービーだった…

と書いてしまえば一言で終わってしまうのですが、JRAが(おそらく)近年屈指の莫大な宣伝費をかけた煽りに見合う素晴らしいレース内容で、究極レベルのハッピーエンドやったなぁ、と。

2013年もまだ春競馬の段階なのに、記録と記憶に残るベストレースが生まれたらイカンわ、という感じです(苦笑)

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武豊について。

決して武豊マジック的なアレではなく、ただ単に『ダービーを勝つにはこれしかなかった』策を完璧にやりきったのが最大の勝因な訳ですが、

ただでさえ例年以上に異様な雰囲気だったダービーで一番人気を背負った上に、

道中あれだけ後ろに控えながらも、メイケイ以外は前に居た馬の脚は鈍らず、

更に直線でも一瞬前をカットされそうになっても動じずに追い続けるなんてやっぱり凄いわなぁ。

勝負師の さとてっちゃんでもあの乗り方はできんと思うし。

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ロンシャンでは『日本ダービーは何だったんや!?』という騎乗をしそうな気もしないでもないですが、

もうしばらくの間は武豊の騎乗時にはこのダービーの残像を思い浮かべる事にします…

って、鳴尾記念はキズナと真逆の戦法で快勝しやがんの。さすがですね(笑)

キズナについて。

とりあえずはもう ささしょう先生はおめでとうございます…ですね。

トライアル惨敗→皐月賞回避だけではなく、府中もダービーまで使わないローテーションを即決、

それをノースヒルズの前田さんが『好きにしろ』とGOサインを出しただなんてやりとりは、さとてっちゃんばりの勝負師やなぁ、と感心させられた。

もちろん凱旋門賞も頑張ってほしい訳ですが、ささしょう先生はタップダンスシチーでエラい目にあっているだけに、

前哨戦も含めてフランスへの輸送は極力早めにお願いします、という事で(笑)

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エピファネイア&ユーイチ。

結果的にはバリバリの三味線だった(ですよね?)ソエの不安報道はともかくとして、

本馬場入場は歩調がカクカクしてたし汗はかいてたし、レースが始まったら折り合いにやっぱり手こずってるし、

挙げ句の果てに画面越しにガクンとなったのがわかるぐらい躓くし…

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と、スムーズさの欠片も無い道中ながらも、直線は上手い事立ち回って末脚を伸ばして、ロゴタイプらを交わしたんやから、

武豊ほどではないにしてもユーイチも自らの歴史に残る好騎乗だったんじゃないでしょうか。

これでキングヘイローのダービーもある程度は忘れてもらえる様な気もする。

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よくよく考えてみれば折り合い難が改善されないままダービーを迎えたのは、ユーイチが弥生賞の前に騎乗停止になって一旦乗り替わった影響はモロに出てるし、

(競馬予想TVでの井内さんの解説を鵜呑みにすれば)ソエ不安もユーイチが追いきった時に馬が調子良く走り過ぎた影響もあるみたいやから、

厳しい言い方をすれば今回勝ちを逃したのも、武豊がどーこうよりもユーイチの自業自得みたいな部分もあるけど、

『直線どれだけ上手く乗っても、何もかもが上手くいかないとダービーは勝てない』

という勉強ができたんやから、ユーイチもいつの日か…ね。

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アポロソニックは、ヒラボクディープの存在があったからこそ思いきり死角になっていた部分はありますが、

どのみちあそこまでしぶとい馬だとは勝浦も想像できなかったって事なんやろなぁ…

もちろん、メイケイペガスターにあーいう形で絡まれても動じなかった勝浦のファインプレーありきの結果ではありますが、

この先また大きな仕事をして場内を騒然とさせても驚けない馬だと思いました。

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ロゴタイプ…

前に居た馬を捕まえれなかった辺りからして、岡部さんの

『絶好の位置をとれ過ぎたのが良くなかった』

という見方もできますが、デムーロ弟の騎乗は特に問題なかったと思う。

そら、最後の最後に根性を見せて3着に入ってほしかったけど、距離が長過ぎたみたいからしゃーないでしょう。

もしくは、杉本清さんがロゴタイプに本命を打った魔力なのかな…(笑)

ここからは短めに。

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メイケイペガスターは、社長が早々に折り合いをつけるのに見切りを付けたのはびっくりした。

調教師の了承を得ていたかどうかは、メイケイの次走の鞍上が誰になるかできっとわかるのでしょう。

とにかく、典型的な穴人気を集めていながらあれは無いわ〜(苦笑)

大体ですね。

タップダンスシチーが有馬記念でファインモーションに絡んで潰した時だって、タップが完全な人気薄だったからできた訳であって…

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最後にコディーノ…というか藤澤師。

大前提にサンデーレーシングの意向があったとはいえ敢えて横山典を降ろし、

府中に早々に輸送するという奇襲策に手応えを感じながらも

『誰が乗っても同じ様な結果になったであろう』

的な状態にしか仕上げれず、

しかも、そんなみっともない自滅をしたコディーノが、3頭出しした中で最先着していただなんて

『優秀なスタッフを揃えて一体何やっとんねん!?』

と思った。

僕が競馬方面でお世話になっている方も

『あれじゃ内田博の無駄遣いだ』

と呆れてましたし…

ちょっと言い方が違っているかも知れませんが、もうええ加減関東の一部のトラックマンは今の藤澤師を神輿に担ぎ続けるのは止めてくれ、という事で。

それでは次の競馬ネタは安田記念のレース回顧でお会いしましょう。

本命は浜中が乗るから(笑)ショウナンマイティで…

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