先日は映画『真夏の方程式』を観てきました。今回はその感想を書いていきましょう。
アルミホイルは電波を遮断するからだ…
※公式ホームページ
≪以下ネタバレ注意≫
アルミホイルは電波を遮断するからだ…
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『容疑者Xの献身』で僕の心の琴線に響きまくった、福山さんと堤さんによる過剰なまでにキャラを作りあった役者さん同士の演技合戦は見られず…
もちろん、実質的なクライマックスだった福山さんと前田吟さん&杏ちゃぁ〜んによる取調室での長回しのやりとりは渋くて好きやけど…
また、殺人のトリックがテレビドラマの第2シーズン以上に“湯川先生が出るまでもない”様な気がする土曜ワイドか火曜サスペンスレベルだったり…
それこそ
『そないにテストせんでええやろ!』
と思ったペットボトルロケット発射!の実験シーンがなければ、ガリレオシリーズであるべき必要もなかった…
かも知れない印象が残ったり。
しかも事前に想像していた以上に地味だし、事件を取り巻く人間関係の大映テレビチックな広がり方と後にガキも関与していた事がわかるなんていう重い流れは、ただただ切なくなるばかりで感動はしにくかった。
よって、K−DOJOの滝澤の件でブルーになっていた僕のテンションが更に凹まされた(苦笑)
それに、湯川先生とガキ(恭平くん)のやりとりが微笑ましかった分、余計に事件解決?後の湯川先生の成美やガキへの言葉のかけ方も重かったよなぁ…
よって、興業収益何十億円を目指すエンターテイメント!として評価するならば
『ん〜…』
という言葉は出てはきますが、
『魂のラジオ』に出た時に
『予告編を観たら面白そうだなぁ〜って思いました』
ってボヤいていた渡辺いっけいさんは柴咲コウ同様本当に全く出てこないし、
撮影時期がドラマの第2シーズンよりも先だった関係でオカルトちゃんの影が非常に薄かったものの、影響はあまり無かった事を加味したら、
容疑者Xともテレビドラマ版とも明らかに違う、アナザーなガリレオの世界と割りきるならば、これはこれで確立されてたんやろーなぁ、と思いました。
でも、原作の探偵ガリレオシリーズや東野先生のファンにはどう評価されてるんやろ?ちょっと気になりました。
なお、今作で僕が一番良かったと強調したいところは、旅館や玻璃ヶ浦の海&風景に昭和チックな風情が溢れていて、
海底開発による環境問題の舞台になる説得力があった点になりますかね。
杏ちゃぁ〜んがしつこいぐらいに(笑)海に潜っていたけど飽きなかったもんなぁ。
この素晴らしさはテレビではまず伝わりきらないと思う。
ついでに書けば、結果的には環境問題云々が殺人事件とリンクしなかったのも意表をつかれたし(笑)
とにかく、地上波テレビのキー局の関与する映画の割には(?)しっかりと地方のロケハンをしていたり、
撮影および美術スタッフが頑張っていた様に思うのは、評価しなきゃいかんでしょう。
逆に言えば、制作サイドにはここら辺の手を抜いていたら確実に『2時間ドラマレベルやん!』とツッコまれる自覚があったのかも知れないんですけど…ね。
ここからはキャスティングについて。
杏ちゃぁ〜んは普通に良かったんじゃないすかね。
運動家の設定の割に見た目の面でも台詞の面でも、おまけになかなかヘビーな過去がありながらもキャラにアクが強くなかったのと、
『玻璃ヶ浦の海を守ってくれてありがとう』
を伝えられた時のリアクションは観る側を泣かせてほしかったので違和感はありましたが、
足の長いバリバリのモデル体型とダイビングスーツがハマっていたし、
あれぐらいのモデル体型でなければ最後湯川先生と二人でダイビングをするシーンが滑稽に見えていたかも知れないし…
山崎光くんも頑張ってたよなぁ。
前田吟さんは、前記の取調室のシーン以外にも、湯川先生とガキによる紙の鍋が燃えるや燃えないやの話をしている時に、
何とも言えない表情で無言で2人を見続けている姿は怖くてさすがベテランと思った。
風吹ジュンさんは…
風吹さんがどーこうよりも、風吹さん演じる節子さんが脚本面ではそれこそ絶世の美女!みたいな扱いをされていたのは見ていて戸惑ってしまった。
そら、今も昔もお美しい方やとは思いますが…(汗)
とりあえず、真夏の方程式はこんな感じで。
ガリレオシリーズに関してはまだ『聖女の救済』と柴咲コウ主演のスピンオフの感想を書くのが残っているので、よろしければまた当ブログにお越し下さい、という事で…
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もちろん、実質的なクライマックスだった福山さんと前田吟さん&杏ちゃぁ〜んによる取調室での長回しのやりとりは渋くて好きやけど…
また、殺人のトリックがテレビドラマの第2シーズン以上に“湯川先生が出るまでもない”様な気がする土曜ワイドか火曜サスペンスレベルだったり…
それこそ
『そないにテストせんでええやろ!』
と思ったペットボトルロケット発射!の実験シーンがなければ、ガリレオシリーズであるべき必要もなかった…
かも知れない印象が残ったり。
しかも事前に想像していた以上に地味だし、事件を取り巻く人間関係の大映テレビチックな広がり方と後にガキも関与していた事がわかるなんていう重い流れは、ただただ切なくなるばかりで感動はしにくかった。
よって、K−DOJOの滝澤の件でブルーになっていた僕のテンションが更に凹まされた(苦笑)
それに、湯川先生とガキ(恭平くん)のやりとりが微笑ましかった分、余計に事件解決?後の湯川先生の成美やガキへの言葉のかけ方も重かったよなぁ…
よって、興業収益何十億円を目指すエンターテイメント!として評価するならば
『ん〜…』
という言葉は出てはきますが、
『魂のラジオ』に出た時に
『予告編を観たら面白そうだなぁ〜って思いました』
ってボヤいていた渡辺いっけいさんは柴咲コウ同様本当に全く出てこないし、
撮影時期がドラマの第2シーズンよりも先だった関係でオカルトちゃんの影が非常に薄かったものの、影響はあまり無かった事を加味したら、
容疑者Xともテレビドラマ版とも明らかに違う、アナザーなガリレオの世界と割りきるならば、これはこれで確立されてたんやろーなぁ、と思いました。
でも、原作の探偵ガリレオシリーズや東野先生のファンにはどう評価されてるんやろ?ちょっと気になりました。
なお、今作で僕が一番良かったと強調したいところは、旅館や玻璃ヶ浦の海&風景に昭和チックな風情が溢れていて、
海底開発による環境問題の舞台になる説得力があった点になりますかね。
杏ちゃぁ〜んがしつこいぐらいに(笑)海に潜っていたけど飽きなかったもんなぁ。
この素晴らしさはテレビではまず伝わりきらないと思う。
ついでに書けば、結果的には環境問題云々が殺人事件とリンクしなかったのも意表をつかれたし(笑)
とにかく、地上波テレビのキー局の関与する映画の割には(?)しっかりと地方のロケハンをしていたり、
撮影および美術スタッフが頑張っていた様に思うのは、評価しなきゃいかんでしょう。
逆に言えば、制作サイドにはここら辺の手を抜いていたら確実に『2時間ドラマレベルやん!』とツッコまれる自覚があったのかも知れないんですけど…ね。
ここからはキャスティングについて。
杏ちゃぁ〜んは普通に良かったんじゃないすかね。
運動家の設定の割に見た目の面でも台詞の面でも、おまけになかなかヘビーな過去がありながらもキャラにアクが強くなかったのと、
『玻璃ヶ浦の海を守ってくれてありがとう』
を伝えられた時のリアクションは観る側を泣かせてほしかったので違和感はありましたが、
足の長いバリバリのモデル体型とダイビングスーツがハマっていたし、
あれぐらいのモデル体型でなければ最後湯川先生と二人でダイビングをするシーンが滑稽に見えていたかも知れないし…
山崎光くんも頑張ってたよなぁ。
前田吟さんは、前記の取調室のシーン以外にも、湯川先生とガキによる紙の鍋が燃えるや燃えないやの話をしている時に、
何とも言えない表情で無言で2人を見続けている姿は怖くてさすがベテランと思った。
風吹ジュンさんは…
風吹さんがどーこうよりも、風吹さん演じる節子さんが脚本面ではそれこそ絶世の美女!みたいな扱いをされていたのは見ていて戸惑ってしまった。
そら、今も昔もお美しい方やとは思いますが…(汗)
とりあえず、真夏の方程式はこんな感じで。
ガリレオシリーズに関してはまだ『聖女の救済』と柴咲コウ主演のスピンオフの感想を書くのが残っているので、よろしければまた当ブログにお越し下さい、という事で…
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コメント
コメント一覧 (1)
裏を返せば、そこ以外の、ミステリー、謎解き、ドラマ性などは大した事ない、という暗示だったのかも〜〜〜〜。。。