今回は映画の話を。
先週の金曜日の夜には、香川県ロケ映画『紲 〜庵治石の味〜』の高松先行上映会&舞台挨拶を観てきました。

※舞台挨拶のリポート
※僕が50分バージョンを観た感想
≪以下ネタバレ注意≫
先週の金曜日の夜には、香川県ロケ映画『紲 〜庵治石の味〜』の高松先行上映会&舞台挨拶を観てきました。

※舞台挨拶のリポート
※僕が50分バージョンを観た感想
≪以下ネタバレ注意≫
思い返せば、さぬき映画祭で上映された50分版を観てから約3年。
3年前の時点では完全版の上映どころか、制作費のカンパを募っていたレベルだったっけ。懐かしい。
この さぬき映画祭の後には東日本大震災が起きて、香川県では被害は無かったもののカンパとか大々的には言ってられない風潮になり、映画の題名には紲(きずな)の一文字が付いた。
出演者の なすびさんは今作出演をきっかけにして
『甚大な被害を受けた故郷・福島県の為に』
という一念のみで自動車での四国八十八ヶ所巡礼を決行した上に、今年はエベレスト登山にも挑み(詳細は割愛)、

主人公の母親役を演じた朝岡実嶺さんは、何故かアメブロを始めていた(笑)
香川県でのご当地映画制作も、さぬき映画祭が定着したらしい影響もあり現在も続いている。ありがたい事です。
劇中、登場人物が3年前には出回っていなかったスマホを堂々と使っていたのは笑ったものの(笑)『紲 〜庵治石の味〜』の作品が伝えたいテーマ自体は変わらない。
されど、作品を取り巻く流れが変わり続けた末に海外で認められるというハクが付いた上で高松で上映されるんやから『人生は面白いものだ』と改めて思った次第。

そんな事を考えながら迎えた初日限定の舞台挨拶について。
公式ホームページの記事で書かれている様に文句なしの満員だった事に加えて、たかだか庵治町&牟礼町でロケされた映画なのに、県の副知事と高松市長まで挨拶をしてびっくり。
石屋さんのネットワークは政治力があるんやねぇ(笑)
主演の佐藤くんは緊張のあまり(?)自らの役名をど忘れしていたのは2度びっくり。撮影から三年も空いたらそれも仕方ないのかな?
撮影時も、きっと何回かは台詞をど忘れしてたんやろーなぁ…(苦笑)

前記の活躍を経て改めて香川県にやってきた なすびさんには、八十八ヶ所巡礼完了の直後につづいて(※詳細はこちら)再び握手をしてもらい嬉しかった。タッパがあっても腰が低いのは素晴らしい。
しかもFM香川のアナウンサーさんが司会をしているのに、
エベレストの『エ』の字も出さず、レムジアを細かくいじりつつ舞台挨拶を仕切っていたのはカッコ良かった。芸人さんって訳でもないのに(笑)
あぁ、舞台挨拶って楽しい。行ってよかったなぁ…

…えっ、本編の感想は書かないのかって?
細かい事は、別にいいじゃないですか!?
3年近くブランクがあると、50分バージョンの細かいところまでは覚えてないから90分バージョンとの比較も難しいし、
何より縁があって長年住み続けている庵治町と、隣の牟礼町でロケされた映画に対して、
『登場人物同士の会話の密度が紲(きずな)の文字に負けてるやんけ』
を始めとするネガティブな文章で感想を書くのは、あまり気が乗らない(爆)
そらまぁ、駆け足の編集だった50分バージョンではよくわからなかったところが、90分バージョンになって多少は補完されていたっぽいのは良かったんじゃないでしょうか。
石の採掘場を空撮した映像は神秘的でカッコ良かったし。

でも…
これならば、石材加工の職人のドキュメンタリー色をもっともっと強くする選択肢はあったと思うし、
極端な話一番最初に『庵治石の味』の企画が立ち上がって、この日の高松先行上映までの関係者の喜怒哀楽・悲喜こもごものエピソードの数々の方が、映画本編よりも僕はわくわくできたかもしれないし…ねぇ。
とりあえず今回の記事を締めさせていただきます。
皆様、映画『紲 〜庵治石の味〜』をよろしくお願いします。以上。


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3年前の時点では完全版の上映どころか、制作費のカンパを募っていたレベルだったっけ。懐かしい。
この さぬき映画祭の後には東日本大震災が起きて、香川県では被害は無かったもののカンパとか大々的には言ってられない風潮になり、映画の題名には紲(きずな)の一文字が付いた。
出演者の なすびさんは今作出演をきっかけにして
『甚大な被害を受けた故郷・福島県の為に』
という一念のみで自動車での四国八十八ヶ所巡礼を決行した上に、今年はエベレスト登山にも挑み(詳細は割愛)、

主人公の母親役を演じた朝岡実嶺さんは、何故かアメブロを始めていた(笑)
香川県でのご当地映画制作も、さぬき映画祭が定着したらしい影響もあり現在も続いている。ありがたい事です。
劇中、登場人物が3年前には出回っていなかったスマホを堂々と使っていたのは笑ったものの(笑)『紲 〜庵治石の味〜』の作品が伝えたいテーマ自体は変わらない。
されど、作品を取り巻く流れが変わり続けた末に海外で認められるというハクが付いた上で高松で上映されるんやから『人生は面白いものだ』と改めて思った次第。

そんな事を考えながら迎えた初日限定の舞台挨拶について。
公式ホームページの記事で書かれている様に文句なしの満員だった事に加えて、たかだか庵治町&牟礼町でロケされた映画なのに、県の副知事と高松市長まで挨拶をしてびっくり。
石屋さんのネットワークは政治力があるんやねぇ(笑)
主演の佐藤くんは緊張のあまり(?)自らの役名をど忘れしていたのは2度びっくり。撮影から三年も空いたらそれも仕方ないのかな?
撮影時も、きっと何回かは台詞をど忘れしてたんやろーなぁ…(苦笑)

前記の活躍を経て改めて香川県にやってきた なすびさんには、八十八ヶ所巡礼完了の直後につづいて(※詳細はこちら)再び握手をしてもらい嬉しかった。タッパがあっても腰が低いのは素晴らしい。
しかもFM香川のアナウンサーさんが司会をしているのに、
エベレストの『エ』の字も出さず、レムジアを細かくいじりつつ舞台挨拶を仕切っていたのはカッコ良かった。芸人さんって訳でもないのに(笑)
あぁ、舞台挨拶って楽しい。行ってよかったなぁ…

…えっ、本編の感想は書かないのかって?
細かい事は、別にいいじゃないですか!?
3年近くブランクがあると、50分バージョンの細かいところまでは覚えてないから90分バージョンとの比較も難しいし、
何より縁があって長年住み続けている庵治町と、隣の牟礼町でロケされた映画に対して、
『登場人物同士の会話の密度が紲(きずな)の文字に負けてるやんけ』
を始めとするネガティブな文章で感想を書くのは、あまり気が乗らない(爆)
そらまぁ、駆け足の編集だった50分バージョンではよくわからなかったところが、90分バージョンになって多少は補完されていたっぽいのは良かったんじゃないでしょうか。
石の採掘場を空撮した映像は神秘的でカッコ良かったし。

でも…
これならば、石材加工の職人のドキュメンタリー色をもっともっと強くする選択肢はあったと思うし、
極端な話一番最初に『庵治石の味』の企画が立ち上がって、この日の高松先行上映までの関係者の喜怒哀楽・悲喜こもごものエピソードの数々の方が、映画本編よりも僕はわくわくできたかもしれないし…ねぇ。
とりあえず今回の記事を締めさせていただきます。
皆様、映画『紲 〜庵治石の味〜』をよろしくお願いします。以上。


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