今週の火曜日の夜には、全日本プロレス高松シンボルタワー大会を観戦してきました。
今回はその感想を書いていきましょう…


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何と言いますかですね。
おそらく実数発表だった観客数127人はさすがにショックでしたが、肝心の試合内容は良かったと思った。
もちろん選手数が減った事がモロに伝わってきたの寂しかったけど、
諏訪魔を筆頭にして平均年齢は高めになりましたが“残ってくれた”面々が、
何とかして場内を盛り上げようとしていたのが伝わってきたから、その点に関してはどーこうは言いにくい。

でも、試合以外の面では武藤商店からの決別直後というのがモロに伝わってきて寂しかった。
一応書いて起きますが進行面で不手際があったって訳じゃないですよ。
でもなぁ。
チケット料金も分裂前のままだったり、掲示されているポスターに載っている選手の大半はいないのに、チケットの払い戻しを受け付けてなかったのは残念の一言。
そら、チケット料金に関しては仕方ない部分はありますが…

場内スタッフの人数が明らかに減っていた事に始まり、
開場後に木原さんチョイスのアイドルの曲がガンガン流れる場内BGMは、
ジャイアント馬場さんが健在だった頃の全日本プロレスの入場テーマ曲集のCDがエンドレスで流されていたり、
Twitterで話には聞いてましたが、無人のリングに観客に上がらない様に見守る役がDDTの練習生だったり。
興行のオープニングでは定番だった『HOLD OUT』がワンコーラス流れてからの『全日本、イヤーッ!』ももちろん無く、
その代わりに行われた挨拶も諏訪魔一人しかリングに上がらなかったり…。

一番引っ掛かったのは、売店でのパンフ以外のラインナップが、離脱した選手達はもちろんのこと、
残留した選手やゲスト参戦していた選手関連の品さえもほとんど売られて無くて恐ろしく手薄になっていた上に、売店の撤収も早くなっていたところ(注・メイン終了後には たかおちゃんがGET WILDのTシャツだけは売られてました)。これは愕然とさせられたなぁ…
かなり危険ながらも白石社長の意向を鵜呑みにするならば、
今後の全日本は地方興行の数は減らしていくみたいですから、
リング上はともかく試合以外の面ではこれだけ寂しいところを観てしまった上に、
万が一…

いや、苦戦が予想されながらも高松市の協力者のお陰で200人を集めたというK−DOJOよりも少なかった、今回の観客数だけで判断するならば、
決して万が一でもないけど、今後全日本が高松市には来てくれなくなるならば凹むところですが、果たしてどーなりますか…
ここからは試合内容に関して。

この日は前座に出ていた けんそーにしてもマサダにしても雅央にしても、白石社長が言うところのガチンコプロレスですか?
そーいうのとは思いきりかけ離れた“いつものプロレス”を時間をかけて貫いてくれたお陰で、前座ながらも十分面白かったですね。
マサダは、3WAY戦限定のネタを複数準備していたし、
雅央もチョップを受ける場面が無かったから胸板が真っ赤になっていないだけで、
秋山を相手にしながらも常に京平さんと観客を掌の上に乗せていたのは、素晴らしいの一言。
もっとも、ジュニア王者の金丸が違和感なく第一試合に出て、違和感なく けんそーに負ける役をやっていたのは気の毒には思いましたけど…ね。
これなら、DDTに限らず試合数が少ない他団体の若い選手が、かつての沖縄プロレスでの武者修行の様な感覚で、全日本のツアーにフル参戦するのも有りなんじゃないすかね。
若い選手達にとっては非常に勉強になると思うんやけどなぁ。
さてさて。
この日の試合の面で一番印象に残ったのはですね。
早くも定番になっているらしい、諏訪魔vs潮崎の“プロレスならではの凄み”に溢れる絡みではなく、
『諏訪魔と一緒に全日本を守りたい』
の言葉を証明する様に、27分の長期戦になったメインで矢面に立ちまくっていたSUSHIの奮闘っぷりになりますかね。

正直、中盤以降は攻めこまれる場面ばかり目立ってましたが、
だからこそ、終始エプロンから励まし続けたSUSHIからタッチを受けてリング内に飛び込む諏訪魔の姿が、
かつてのジャンボ鶴田さんにダブって見えてカッコ良く見えたし、
諏訪魔がフィニッシュに行く前に、潮崎をリング外に落としてその直後に場外へダイブをしてカットし続けるSUSHIの姿にはちょっと感動した。

しかしながら。
今のSUSHIって、もはやSUSHIとしてのキャラに拘るポジションではないのは実感したし、
あのキャラにあまり拘り過ぎると、表情がわからないから相手からの猛攻に耐え忍ぶ姿がサマにならないし、この日も受け身で一瞬ヒヤッとしたところもあった。
それとは逆に、相手に反撃する時の見映えも良くない様に思うし、
何よりSUSHIの中身って、試合中アクシデントで脳震盪を起こした事があった筈。
団体がSUSHIの大化けに期待をするならば、試合中の負担を少しでも減らす様にするべきだと思うし、
SUSHI自身も三沢さんが虎のマスクを脱ぎ捨てるところから始まったサクセスストーリーを、リアルタイムで観ていると思うんやけどなぁ。どないなもんでしょうか…

最後に諏訪魔について。
メイン終了後、マイクで締めの挨拶をした後にSUSHIと二人で四方に頭を下げて、更に一人になってからも四方に頭を下げて。
そこから四方のコーナーに上がって、手に持った三つのベルトを観客にアピールし続ける姿は、
その孤高さから来るエースとしての色気もありましたが、とにかく悲壮感が半端じゃなかった。
でも『全日本プロレスを守る』という思いは伝わってきたなぁ。
今すぐとなると無茶苦茶難しいやろーけど、いつの日にか何とか事態が好転して諏訪魔のこの熱い思いが、名誉の面でも金銭面でも報われてほしい…
心の底からそう思った、そんな一日でした。
以上です。

おそらく実数発表だった観客数127人はさすがにショックでしたが、肝心の試合内容は良かったと思った。
もちろん選手数が減った事がモロに伝わってきたの寂しかったけど、
諏訪魔を筆頭にして平均年齢は高めになりましたが“残ってくれた”面々が、
何とかして場内を盛り上げようとしていたのが伝わってきたから、その点に関してはどーこうは言いにくい。

でも、試合以外の面では武藤商店からの決別直後というのがモロに伝わってきて寂しかった。
一応書いて起きますが進行面で不手際があったって訳じゃないですよ。
でもなぁ。
チケット料金も分裂前のままだったり、掲示されているポスターに載っている選手の大半はいないのに、チケットの払い戻しを受け付けてなかったのは残念の一言。
そら、チケット料金に関しては仕方ない部分はありますが…

場内スタッフの人数が明らかに減っていた事に始まり、
開場後に木原さんチョイスのアイドルの曲がガンガン流れる場内BGMは、
ジャイアント馬場さんが健在だった頃の全日本プロレスの入場テーマ曲集のCDがエンドレスで流されていたり、
Twitterで話には聞いてましたが、無人のリングに観客に上がらない様に見守る役がDDTの練習生だったり。
興行のオープニングでは定番だった『HOLD OUT』がワンコーラス流れてからの『全日本、イヤーッ!』ももちろん無く、
その代わりに行われた挨拶も諏訪魔一人しかリングに上がらなかったり…。

一番引っ掛かったのは、売店でのパンフ以外のラインナップが、離脱した選手達はもちろんのこと、
残留した選手やゲスト参戦していた選手関連の品さえもほとんど売られて無くて恐ろしく手薄になっていた上に、売店の撤収も早くなっていたところ(注・メイン終了後には たかおちゃんがGET WILDのTシャツだけは売られてました)。これは愕然とさせられたなぁ…
かなり危険ながらも白石社長の意向を鵜呑みにするならば、
今後の全日本は地方興行の数は減らしていくみたいですから、
リング上はともかく試合以外の面ではこれだけ寂しいところを観てしまった上に、
万が一…

いや、苦戦が予想されながらも高松市の協力者のお陰で200人を集めたというK−DOJOよりも少なかった、今回の観客数だけで判断するならば、
決して万が一でもないけど、今後全日本が高松市には来てくれなくなるならば凹むところですが、果たしてどーなりますか…
ここからは試合内容に関して。

この日は前座に出ていた けんそーにしてもマサダにしても雅央にしても、白石社長が言うところのガチンコプロレスですか?
そーいうのとは思いきりかけ離れた“いつものプロレス”を時間をかけて貫いてくれたお陰で、前座ながらも十分面白かったですね。
マサダは、3WAY戦限定のネタを複数準備していたし、
雅央もチョップを受ける場面が無かったから胸板が真っ赤になっていないだけで、
秋山を相手にしながらも常に京平さんと観客を掌の上に乗せていたのは、素晴らしいの一言。
もっとも、ジュニア王者の金丸が違和感なく第一試合に出て、違和感なく けんそーに負ける役をやっていたのは気の毒には思いましたけど…ね。
これなら、DDTに限らず試合数が少ない他団体の若い選手が、かつての沖縄プロレスでの武者修行の様な感覚で、全日本のツアーにフル参戦するのも有りなんじゃないすかね。
若い選手達にとっては非常に勉強になると思うんやけどなぁ。
さてさて。
この日の試合の面で一番印象に残ったのはですね。
早くも定番になっているらしい、諏訪魔vs潮崎の“プロレスならではの凄み”に溢れる絡みではなく、
『諏訪魔と一緒に全日本を守りたい』
の言葉を証明する様に、27分の長期戦になったメインで矢面に立ちまくっていたSUSHIの奮闘っぷりになりますかね。

正直、中盤以降は攻めこまれる場面ばかり目立ってましたが、
だからこそ、終始エプロンから励まし続けたSUSHIからタッチを受けてリング内に飛び込む諏訪魔の姿が、
かつてのジャンボ鶴田さんにダブって見えてカッコ良く見えたし、
諏訪魔がフィニッシュに行く前に、潮崎をリング外に落としてその直後に場外へダイブをしてカットし続けるSUSHIの姿にはちょっと感動した。

しかしながら。
今のSUSHIって、もはやSUSHIとしてのキャラに拘るポジションではないのは実感したし、
あのキャラにあまり拘り過ぎると、表情がわからないから相手からの猛攻に耐え忍ぶ姿がサマにならないし、この日も受け身で一瞬ヒヤッとしたところもあった。
それとは逆に、相手に反撃する時の見映えも良くない様に思うし、
何よりSUSHIの中身って、試合中アクシデントで脳震盪を起こした事があった筈。
団体がSUSHIの大化けに期待をするならば、試合中の負担を少しでも減らす様にするべきだと思うし、
SUSHI自身も三沢さんが虎のマスクを脱ぎ捨てるところから始まったサクセスストーリーを、リアルタイムで観ていると思うんやけどなぁ。どないなもんでしょうか…

最後に諏訪魔について。
メイン終了後、マイクで締めの挨拶をした後にSUSHIと二人で四方に頭を下げて、更に一人になってからも四方に頭を下げて。
そこから四方のコーナーに上がって、手に持った三つのベルトを観客にアピールし続ける姿は、
その孤高さから来るエースとしての色気もありましたが、とにかく悲壮感が半端じゃなかった。
でも『全日本プロレスを守る』という思いは伝わってきたなぁ。
今すぐとなると無茶苦茶難しいやろーけど、いつの日にか何とか事態が好転して諏訪魔のこの熱い思いが、名誉の面でも金銭面でも報われてほしい…
心の底からそう思った、そんな一日でした。
以上です。


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