8・27大日本プロレス 後楽園大会のサムライ中継で、関本vs円華戦を観ました。

今回はその感想+αを書いていきましょう。

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※大日本プロレスホームページ



円華の秘策・雪崩式ランヒエイに関しては体格差から来る見た目も、投げようとする体勢にも無理があったから、

終盤ながらも一瞬熱が醒めたところはありますが、試合全体として見たらメインに見合う良い試合だったんじゃないですかね?

後だしジャンケンっぽくはなりますが、円華が7月の関本vs忍戦を観た上で策を練っていた事と、

その上でクイックでの勝ちを狙わなかった事は、素直に評価しなきゃいかんのでしょう。

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試合の最大のポイントになったのは、中盤の円華による関本の右腕への一点集中攻撃。

シンプルな前蹴りが意外と効果的な事を随所でアピールしつつ派手なラ・ケブラーダを早い段階で使った事で、

その後の一点集中攻撃の地味さが際立った感じがして良かったですね。

腕の痛みから来る忍戦とは違う苦しい表情を見せる関本の姿もサマになっていたし。

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結局はメインに割り振られた時間との兼ね合いなんでしょうけど、

円華がもっと長い時間関本の右腕を奥深い攻め方をしていたらもっと盛り上がっていた気がするので、もったいなかったかも知れない。

思い返してみれば。

K−DOJOを離脱して以降の円華は里帰りをする気配すらない(悲)辺りからして、辞めるまでの課程はギスギスした事が想像されるものの、

円華は紛れもなくK−DOJO出身だから、幾ら関本が相手でもバチバチな攻防は無く、

一点集中攻撃で試合をリードした事を誉めるのも失礼な話になるのかも知れませんが、

真霜のタッグパートナーというイメージが強くて、シングルではこれだけの大舞台は任されなかったからわからんかったもんなぁ。

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K−DOJO時代も沖縄に住んでいた頃も、

そして今は自己プロデュース能力に異常に長けた さくらえみのところにレギュラー参戦していながらも、

あまり欲を出さなかったから…と言ってしまえばそれまでの話になりますが、

もしK−DOJO時代にも誰かが円華の背中を押して、千葉の倉庫でいいから今回の関本戦ぐらい注目される舞台を与えていれば、

円華もK−DOJOも多少は現状が違っていたんやろなぁ…う〜ん…

あと、Pちゃん。

マリーンズマスクのキャラをK−DOJOに返したのは仕方ないし、じいちゃんでの仕事が楽しいっぽいのはわかるけど、

後輩の円華があそこまでやったんやから、もうちょっと欲を出してほしいなぁ…

今後の関本についてですが、ノアのグローバル・リーグ戦に出るんですってねぇ。びっくりしましたよ。(※PC版ノアホームページより

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時期的には今夏のGIクライマックス飯伏参戦の二番煎じっぽく見えるのは引っ掛かりますが、

とりあえず

『ノアのレギュラー選手が関本と前哨戦無しで真っ向勝負をする』

というハイリスクを承知でオファーを出した、ノアのマッチメーカー(西永さんか丸藤かはわかりませんが)の英断には感謝しなやきゃいけない。

また、ノアの後楽園大会に集まる客層からも関本が“大物”として認識されている事もびっくりしました。

高岩戦の結果にもよりますが、大日本のストロング路線の絶対王者として乗り込む関本に対して、

ノアはどんな星の面でどんな おもてなし方というか扱い方をするのか…

ノアだから、レギュラーではない外部の選手の優勝はさすがに無いとしても、

かといって大人数のリーグ戦では定番の、いかにも星取り勘定優先の負けは付けにくいと思うし。

下手したら優勝争いよりも興味深いところです。

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