今回は、ドラマ『リーガルハイ』第2シーズンの第1話を観た感想を書きましょう。
高速回転三所責めはどーなるんでしょうかー…

※公式ホームページ
≪以下ネタバレ注意≫
高速回転三所責めはどーなるんでしょうかー…

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『何なんだかなぁ…』
というところは複数ありましたが、面白いか面白くないかと聞かれたら面白かったですね。
いじめがテーマだったスペシャル編と再放送があったお陰で、久々感が少なかったのと、個人的に『半沢直樹』を観てなかったのは良かったと思う。
観てたら、あのノリには違和感が有り過ぎたやろなぁ(笑)
初回視聴率は21.2%!というのはもちろん出来過ぎなので、
2話から順調に?ちょっとずつ下降していって、最後は12〜3%辺りに落ち着くんでしょうけど…ね。
一番引っ掛かったのは、やはり小雪演じる安藤貴和の死刑がどーこうのメインストーリー。

あんなん、前シーズンの南モンブラン市の薬害訴訟みたいにラスト3話ぐらいにまたがらせておけば、特に問題無かったのにね。
ひょっとしたら事件の背景は無茶苦茶ドロドロしていたり、黒幕が大物だったりするオチなのかも知れませんが、
リーガル・ハイって、第1シーズンのしょっぱなから殺人事件の冤罪はやってるし、締めは前記の薬害訴訟だった。
しかも超大物政治家の収賄事件は取り上げてるし、莫大な遺産相続がどーこうはパロディ込みでやってるし、親権絡みの訴訟もやってた訳で。
安藤貴和に ぬふよし(堺雅人)さんが殺されそうになる!ぐらいのよっぽど無茶苦茶か刺激的ななオチを用意しとかないと、長いこと引っ張る価値はまるで無いパターンやと思うんやけどなぁ。
大体、これから残り9回だか10回だかわかりませんが、全部の回の冒頭orラストに安藤貴和が出てきて、
リーガル・ハイの生命線の筈のテンポが悪くなるのは、個人的には非常に嫌ですね。

ベースとしてはこれまで通り堅軟幅広い毎回違うテーマの裁判が扱われるにしても、
そのベースの裁判が、ぬふよしさんのマシンガントークとガッキーの熱血演技で毎回怒濤の展開で一話の中でまとめられていく…
もっとも、まとめられてもカタルシスが少ない場合の方が多いですが、
それと同時進行で安藤貴和の件がチマチマ進んでいくのは、リズムが悪くなってしゃーないと思う。
そらまぁ。
ジュリー古沢さんやから最終回かその1個前には、ジュリー古沢さんなりの
『死刑とは?法が人を殺める事の意味とは?』
のシリアスな見解が ぬふよしさんの口を通して語られるでしょうし、
ひょっとしたら8話か9話辺りで安藤貴和が自殺未遂を起こすとかの変化球を投げてくる可能性もありますが、
その頃にはハムスターの件並みに『もう、どっちゃでもええわ』状態になっていそうな気はします。

@AERAnetjp AERA
脚本家、古沢良太さんが、AERA今週号のインタビューで「リーガルハイ」について 「今回はより複雑になります。『半沢直樹』の流れで見てみようと思われた視聴者の方は、どんどん振り落としていきますよ(笑)」 #リーガルハイ
10/9 22:50 Del RT 詳細
@
のツイートを鵜呑みにするならば、ジュリー古沢さんは何を考えてるかわからない方やから最後まで微妙なまま行くんでしょうけど、フジテレビ側が半沢直樹と あまちゃんを意識し過ぎる事が裏目に出そうな気がしてならない。
まぁ、それはリーガル・ハイだけに限った話ではないのはわかりますが、なんかこう…ねぇ。
もちろん、一度乗っかかった船だから最後まで付き合いますが…
もう一つ引っ掛かった事は、今後生瀬さんに変わる ぬふよしさんのライバルになる羽生を演じる岡田将生。
ライバルが生瀬さんのままじゃ代わり映えがしないのもわからん事はないし、
そもそも生瀬さんのスケジュールが押さえられなかった可能性はありますが、
生瀬さんの代わりとしてはびっくりするぐらいアクが弱かったよなぁ。
あんなんがコミカド先生を倒せる訳がない…でしょ?

今後は、理想の実現に突き進んでいきながらもそのジレンマに悩む部分をガッキーに吐露していって、
引くぐらいの爽やかさを、人ったらしの部分と したたかさの部分が凌駕していくのかも知れませんし、
思いきり意表をついて安藤貴和の事件の黒幕は羽生だった!みたいな展開があるのかも知れませんが(無い無い)、
今後羽生のキャラが立っていくに連れて、若いけどもっとアクの強い、濃い目の役者さんをキャスティングできなかったものか?という疑念が強くなりそうな印象は残ったなぁ…
とりあえずは。
2〜3年後何かのインタビューでジュリー古沢さんが、
“リーガル・ハイの新シーズンは気合いが入っていたけど、別に要らなかったのに新レギュラーを入れる様に言われて、しかもキャスティングに口出しができなかったのは悔しかった”
みたいな事をボヤいてしまう事態にならない事を祈るばかりです。

そうそう。
初黒星を喫して、挫折した ぬふよしさんが姿を消して、植物になろうとして云々というのも、甘いというかぬるいというか…
記者に囲まれる内に靴の片方が脱げていて…の撮り方は『ほぉ…』となっただけに、本当に残念だった。
前シーズンでは、ガッキーに対して毎回の様に
●●に行って●●に●●●●されたら、ちょっとはマシになるだろう!
って罵っていたのに、
極端な話、いざ ぬふよしさんがガッキーから逆の事を言われかねない立場になったら『人間をやめて植物になろうと思って…』だなんて、手を抜き過ぎ…
は言い過ぎか。シンプル過ぎてつまらなかった。
庭で見つかった直後にガッキーに必要以上にボコられるのは笑ったから、プラスマイナスゼロになったから、余計に植物〜は引っ掛かったなぁ。
その場面、ホンマにジュリー古沢さんが書いた本か?って怪しくなったもん。
嗚呼、きりがなくなってきたので今回はこの辺で。
それでは皆様また来週〜


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というところは複数ありましたが、面白いか面白くないかと聞かれたら面白かったですね。
いじめがテーマだったスペシャル編と再放送があったお陰で、久々感が少なかったのと、個人的に『半沢直樹』を観てなかったのは良かったと思う。
観てたら、あのノリには違和感が有り過ぎたやろなぁ(笑)
初回視聴率は21.2%!というのはもちろん出来過ぎなので、
2話から順調に?ちょっとずつ下降していって、最後は12〜3%辺りに落ち着くんでしょうけど…ね。
一番引っ掛かったのは、やはり小雪演じる安藤貴和の死刑がどーこうのメインストーリー。

あんなん、前シーズンの南モンブラン市の薬害訴訟みたいにラスト3話ぐらいにまたがらせておけば、特に問題無かったのにね。
ひょっとしたら事件の背景は無茶苦茶ドロドロしていたり、黒幕が大物だったりするオチなのかも知れませんが、
リーガル・ハイって、第1シーズンのしょっぱなから殺人事件の冤罪はやってるし、締めは前記の薬害訴訟だった。
しかも超大物政治家の収賄事件は取り上げてるし、莫大な遺産相続がどーこうはパロディ込みでやってるし、親権絡みの訴訟もやってた訳で。
安藤貴和に ぬふよし(堺雅人)さんが殺されそうになる!ぐらいのよっぽど無茶苦茶か刺激的ななオチを用意しとかないと、長いこと引っ張る価値はまるで無いパターンやと思うんやけどなぁ。
大体、これから残り9回だか10回だかわかりませんが、全部の回の冒頭orラストに安藤貴和が出てきて、
リーガル・ハイの生命線の筈のテンポが悪くなるのは、個人的には非常に嫌ですね。

ベースとしてはこれまで通り堅軟幅広い毎回違うテーマの裁判が扱われるにしても、
そのベースの裁判が、ぬふよしさんのマシンガントークとガッキーの熱血演技で毎回怒濤の展開で一話の中でまとめられていく…
もっとも、まとめられてもカタルシスが少ない場合の方が多いですが、
それと同時進行で安藤貴和の件がチマチマ進んでいくのは、リズムが悪くなってしゃーないと思う。
そらまぁ。
ジュリー古沢さんやから最終回かその1個前には、ジュリー古沢さんなりの
『死刑とは?法が人を殺める事の意味とは?』
のシリアスな見解が ぬふよしさんの口を通して語られるでしょうし、
ひょっとしたら8話か9話辺りで安藤貴和が自殺未遂を起こすとかの変化球を投げてくる可能性もありますが、
その頃にはハムスターの件並みに『もう、どっちゃでもええわ』状態になっていそうな気はします。

@AERAnetjp AERA
脚本家、古沢良太さんが、AERA今週号のインタビューで「リーガルハイ」について 「今回はより複雑になります。『半沢直樹』の流れで見てみようと思われた視聴者の方は、どんどん振り落としていきますよ(笑)」 #リーガルハイ
10/9 22:50 Del RT 詳細
@
のツイートを鵜呑みにするならば、ジュリー古沢さんは何を考えてるかわからない方やから最後まで微妙なまま行くんでしょうけど、フジテレビ側が半沢直樹と あまちゃんを意識し過ぎる事が裏目に出そうな気がしてならない。
まぁ、それはリーガル・ハイだけに限った話ではないのはわかりますが、なんかこう…ねぇ。
もちろん、一度乗っかかった船だから最後まで付き合いますが…
もう一つ引っ掛かった事は、今後生瀬さんに変わる ぬふよしさんのライバルになる羽生を演じる岡田将生。
ライバルが生瀬さんのままじゃ代わり映えがしないのもわからん事はないし、
そもそも生瀬さんのスケジュールが押さえられなかった可能性はありますが、
生瀬さんの代わりとしてはびっくりするぐらいアクが弱かったよなぁ。
あんなんがコミカド先生を倒せる訳がない…でしょ?

今後は、理想の実現に突き進んでいきながらもそのジレンマに悩む部分をガッキーに吐露していって、
引くぐらいの爽やかさを、人ったらしの部分と したたかさの部分が凌駕していくのかも知れませんし、
思いきり意表をついて安藤貴和の事件の黒幕は羽生だった!みたいな展開があるのかも知れませんが(無い無い)、
今後羽生のキャラが立っていくに連れて、若いけどもっとアクの強い、濃い目の役者さんをキャスティングできなかったものか?という疑念が強くなりそうな印象は残ったなぁ…
とりあえずは。
2〜3年後何かのインタビューでジュリー古沢さんが、
“リーガル・ハイの新シーズンは気合いが入っていたけど、別に要らなかったのに新レギュラーを入れる様に言われて、しかもキャスティングに口出しができなかったのは悔しかった”
みたいな事をボヤいてしまう事態にならない事を祈るばかりです。

そうそう。
初黒星を喫して、挫折した ぬふよしさんが姿を消して、植物になろうとして云々というのも、甘いというかぬるいというか…
記者に囲まれる内に靴の片方が脱げていて…の撮り方は『ほぉ…』となっただけに、本当に残念だった。
前シーズンでは、ガッキーに対して毎回の様に
●●に行って●●に●●●●されたら、ちょっとはマシになるだろう!
って罵っていたのに、
極端な話、いざ ぬふよしさんがガッキーから逆の事を言われかねない立場になったら『人間をやめて植物になろうと思って…』だなんて、手を抜き過ぎ…
は言い過ぎか。シンプル過ぎてつまらなかった。
庭で見つかった直後にガッキーに必要以上にボコられるのは笑ったから、プラスマイナスゼロになったから、余計に植物〜は引っ掛かったなぁ。
その場面、ホンマにジュリー古沢さんが書いた本か?って怪しくなったもん。
嗚呼、きりがなくなってきたので今回はこの辺で。
それでは皆様また来週〜


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コメント
コメント一覧 (1)
そして最後にそれらを、見事に収斂させて大団円に持ってゆくーというパターンは「ゴンゾウ」で一回やっているので、実は今後が楽しみなのです〜♪
「ゴンゾウ」では、淡白な演技で浮いていた筒井道隆を、最終的に、魅力あふれるブラックなキャラに仕立て上げて感心させてくれた、という前例もあるのでーーー岡田将生クンも筒井さんみたく化けないかなぁー、と密かに期待しているのですー