今日の昼間は、俳優をされる前の六平直政さんがステージ設営スタッフとして・しかも『もうちょい、もうちょい』という声入りでカメラに見切れていた、
ドキュメンタリー映画『ベイビー 大丈夫かっ BEAT CHILD1987』を観てきたので、さらさらっとその感想を書いていきます。
全くロックの神様はフェアじゃない…

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≪一応以下ネタバレ注意≫

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まずは前振りから。
思い返せば、1987年の8月22〜23日ですか…
当時の僕は中学2年生。学校で何があったかはまるで覚えていない(汗)
代わりにプロレス業界的には全日本では天龍革命真っ只中。
新日本では8・19&20に新旧世代闘争のピーク『サマーナイトフィーバーin国技館』が行われていた時期。
そうか、あの時の両国2連戦は平日だったのか。あの頃のプロレスも熱かったよなぁ…
いや、今回書くのはそこではなく(苦笑)

『大型ビジョンもなかった頃のロックの世界では、こんな熱くブッ飛んだライヴイベントがあったのか…』
という懐古主義が最大のきっかけでもなく(オイオイ)
僕は、後に大人の事情で分裂したハウンドドッグが大好きだったので、
ハウンドドッグの昔のライヴ映像を映画館のスクリーンで観る機会はおそらく最初で最後やろーし、
クスリに手を出す前の岡村ちゃんの映像も一度観たかった…という理由があって観てきた次第。
またそれとは別に、昔インターネットの世界で世話になった はるこふさんが公開前からFacebookで盛り上がっていて、
今も世話になっている満福男さんは前売り券を買い、先週末日本列島に台風が通過する日に観てきたという。
そんな話があったら、余計にたぎるよなぁ、うん(笑)

それで感想。
多分他の方と被りまくりなんでしょうけど。
まず何より阿蘇山のふもとの広大な野原の会場設営から前日のリハーサル&バックステージ、
更には地獄絵図と化していた客席と、地獄絵図から野戦病院へと運ばれる一部の観客たち…
あんな大量にライヴシーン“以外”の記録映像が残っていた事に驚いたなぁ。それだけでも凄かったと思う。
事前には、ライヴ映像7:ドキュメンタリー映像3ぐらいの比率かとイメージしていたらまさかの逆の比率だったという。
アレなら、ハナからライヴ中継扱いではなくてドキュメンタリー映画扱いにして、通常の入場料金にしてほしかったというセコい感情もありますが、
あれだけの豪雨なのに中止にならず最後までやりきって出演者の誰もがカッコ良かったという、
良くも悪くも伝説になったライヴなんてなかなか無いでしょうし、
東日本大震災のチャリティーの意味合いがあるなら仕方ない、と割りきる事にします。

ここからはライヴ映像の感想。
悪ガキにしか見えないヒロトが跳び跳ねたブルーハーツに始まり、
既にどしゃ降りだった雨の中でも転ぶ気配も見せず、想像以上に動きがキレキレだったコンバース岡村ちゃんのパフォーマンスには圧倒された。
あれで本当にパンツorパンティー一丁の格好になってくれてたら完璧だったのに(無理)
そして。
その後の白井貴子さんのステージが、間違いなく今作のクライマックスだったと思う。普通に泣けたもんなぁ。
岡村ちゃんの出番が終わり更に雨脚が強くなり、ナレーションの通りバックステージが修羅場になった事で、
出番前のステージ脇で白井貴子さんが思わず見せていた
“歌手に限らずエンターテイナーとして客前では絶対見せてはいけない”
レベルの不安な表情のアップから、思いきりスクリーンに引き込まれた。

EXテレビ・よみうりテレビ分初回の『テレビスタッフ山崩し』(詳細は各自調査)の如く、ステージ上から楽器と機材が減っていき、
本当に続行できるのかを目でスタッフに問いかけながら客を煽っていく白井さん。
そしてヤケクソになってバケツの水をかぶってからの『Chance』の熱唱。
ほんでもって最後まで歌いきって、ステージ脇から控室へ引っ込む時の背中のアップとナレーション…
もうねぇ、前記の不安な表情とのギャップがたまらんぐらいにカッコよかった。しびれた。
もし、まだこの映画が未見で今回の記事をここまで読まれた方が居られるならば、白井貴子さんのステージを観るだけでも値打ちがあると思うんやけどなぁ…

そんな白井貴子さんの次にステージに上がったのが我らがハウンドドッグ!
大友さん以下、皆が見事なまで修羅場慣れしてるんだこれが。観客を煽る煽る。
もちろんカッコよかったし、当たり前の様に難航を極めたビートチャイルドのシンボルマークの焼き文字?の進行状況がカットインされる編集も見事で、拍手もんだった(笑)
Twitterを見ていたらラスト・ヒーローを受けてからのフォルテッシモの前の
『負けるもんか、負けるもんか!』
のシャウトに感じるものがあった方も多いみたいですが、
かつては雨中のステージで感電して失神した事もある大友さん(今にして思えばギミック臭いけど 汗)からすれば、あの豪雨想定内だったんとちゃうかなぁ。
でなきゃ、出番前のバックステージで和田アキ子さんの『どしゃ降りの雨の中で』を口ずさんだりはしないでしょ、みたいな。
これはこれで満足できましたね。
それ以降は、修羅場でも自然体のステージを見せたボウイを観ていたら、軽い燃え尽き症候群になってました。申し訳ない。

でも、豪雨にうたれる尾崎豊さんの“絵”のなりっぷりといい、裸足で走り回った渡辺美里さんのプロ根性といい、
(中島ヒロトさんが言うところの)大トリを務めた佐野元春さんのステージで、後光が差すところも素晴らしかった…
いやー、いい加減長文になったので締めますが、実際にこれを観てしまうと、2013年に観た映画のベストテンランキングを見直さなきゃいかんですね。
皆さんもそうですよね?という事で。
最後に一言。
プロデューサーさんの誕生日に開催されたなんて知らんがな…
もとい『ベイビー、負けるなよ』。以上!
思い返せば、1987年の8月22〜23日ですか…
当時の僕は中学2年生。学校で何があったかはまるで覚えていない(汗)
代わりにプロレス業界的には全日本では天龍革命真っ只中。
新日本では8・19&20に新旧世代闘争のピーク『サマーナイトフィーバーin国技館』が行われていた時期。
そうか、あの時の両国2連戦は平日だったのか。あの頃のプロレスも熱かったよなぁ…
いや、今回書くのはそこではなく(苦笑)

『大型ビジョンもなかった頃のロックの世界では、こんな熱くブッ飛んだライヴイベントがあったのか…』
という懐古主義が最大のきっかけでもなく(オイオイ)
僕は、後に大人の事情で分裂したハウンドドッグが大好きだったので、
ハウンドドッグの昔のライヴ映像を映画館のスクリーンで観る機会はおそらく最初で最後やろーし、
クスリに手を出す前の岡村ちゃんの映像も一度観たかった…という理由があって観てきた次第。
またそれとは別に、昔インターネットの世界で世話になった はるこふさんが公開前からFacebookで盛り上がっていて、
今も世話になっている満福男さんは前売り券を買い、先週末日本列島に台風が通過する日に観てきたという。
そんな話があったら、余計にたぎるよなぁ、うん(笑)

それで感想。
多分他の方と被りまくりなんでしょうけど。
まず何より阿蘇山のふもとの広大な野原の会場設営から前日のリハーサル&バックステージ、
更には地獄絵図と化していた客席と、地獄絵図から野戦病院へと運ばれる一部の観客たち…
あんな大量にライヴシーン“以外”の記録映像が残っていた事に驚いたなぁ。それだけでも凄かったと思う。
事前には、ライヴ映像7:ドキュメンタリー映像3ぐらいの比率かとイメージしていたらまさかの逆の比率だったという。
アレなら、ハナからライヴ中継扱いではなくてドキュメンタリー映画扱いにして、通常の入場料金にしてほしかったというセコい感情もありますが、
あれだけの豪雨なのに中止にならず最後までやりきって出演者の誰もがカッコ良かったという、
良くも悪くも伝説になったライヴなんてなかなか無いでしょうし、
東日本大震災のチャリティーの意味合いがあるなら仕方ない、と割りきる事にします。

ここからはライヴ映像の感想。
悪ガキにしか見えないヒロトが跳び跳ねたブルーハーツに始まり、
既にどしゃ降りだった雨の中でも転ぶ気配も見せず、想像以上に動きがキレキレだったコンバース岡村ちゃんのパフォーマンスには圧倒された。
あれで本当にパンツorパンティー一丁の格好になってくれてたら完璧だったのに(無理)
そして。
その後の白井貴子さんのステージが、間違いなく今作のクライマックスだったと思う。普通に泣けたもんなぁ。
岡村ちゃんの出番が終わり更に雨脚が強くなり、ナレーションの通りバックステージが修羅場になった事で、
出番前のステージ脇で白井貴子さんが思わず見せていた
“歌手に限らずエンターテイナーとして客前では絶対見せてはいけない”
レベルの不安な表情のアップから、思いきりスクリーンに引き込まれた。

EXテレビ・よみうりテレビ分初回の『テレビスタッフ山崩し』(詳細は各自調査)の如く、ステージ上から楽器と機材が減っていき、
本当に続行できるのかを目でスタッフに問いかけながら客を煽っていく白井さん。
そしてヤケクソになってバケツの水をかぶってからの『Chance』の熱唱。
ほんでもって最後まで歌いきって、ステージ脇から控室へ引っ込む時の背中のアップとナレーション…
もうねぇ、前記の不安な表情とのギャップがたまらんぐらいにカッコよかった。しびれた。
もし、まだこの映画が未見で今回の記事をここまで読まれた方が居られるならば、白井貴子さんのステージを観るだけでも値打ちがあると思うんやけどなぁ…

そんな白井貴子さんの次にステージに上がったのが我らがハウンドドッグ!
大友さん以下、皆が見事なまで修羅場慣れしてるんだこれが。観客を煽る煽る。
もちろんカッコよかったし、当たり前の様に難航を極めたビートチャイルドのシンボルマークの焼き文字?の進行状況がカットインされる編集も見事で、拍手もんだった(笑)
Twitterを見ていたらラスト・ヒーローを受けてからのフォルテッシモの前の
『負けるもんか、負けるもんか!』
のシャウトに感じるものがあった方も多いみたいですが、
かつては雨中のステージで感電して失神した事もある大友さん(今にして思えばギミック臭いけど 汗)からすれば、あの豪雨想定内だったんとちゃうかなぁ。
でなきゃ、出番前のバックステージで和田アキ子さんの『どしゃ降りの雨の中で』を口ずさんだりはしないでしょ、みたいな。
これはこれで満足できましたね。
それ以降は、修羅場でも自然体のステージを見せたボウイを観ていたら、軽い燃え尽き症候群になってました。申し訳ない。

でも、豪雨にうたれる尾崎豊さんの“絵”のなりっぷりといい、裸足で走り回った渡辺美里さんのプロ根性といい、
(中島ヒロトさんが言うところの)大トリを務めた佐野元春さんのステージで、後光が差すところも素晴らしかった…
いやー、いい加減長文になったので締めますが、実際にこれを観てしまうと、2013年に観た映画のベストテンランキングを見直さなきゃいかんですね。
皆さんもそうですよね?という事で。
最後に一言。
プロデューサーさんの誕生日に開催されたなんて知らんがな…
もとい『ベイビー、負けるなよ』。以上!
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