昨夜は『中島みゆき 夜会 Vol.17 2/2劇場版』を観てきました。
今回はその感想を書いていきます。
最初にお断りみたいになりますが、僕自身は中島みゆきさんについてはあまり詳しくありません。
『歌旅』と『歌姫』の劇場版は観ましたが『夜会』は予備知識は0の状態だったので、その点はご了承下さい(一礼)

※PC版ホームページ
≪以下ネタバレ注意≫
今回はその感想を書いていきます。
最初にお断りみたいになりますが、僕自身は中島みゆきさんについてはあまり詳しくありません。
『歌旅』と『歌姫』の劇場版は観ましたが『夜会』は予備知識は0の状態だったので、その点はご了承下さい(一礼)

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≪以下ネタバレ注意≫
ヤフー映画の解説文を読むと、夜会は“言葉の実験劇場”なのだそうですが、
実験と言われたら、確かにその通りの強烈な余韻が残る実験だったなぁ、と。
みゆきさんのパフォーマンスと存在感があまりに強烈だったもんだから…
みゆきさん演じる雑誌編集者・リカが、自らの出産時にヘソの尾が首に絡まる事故で亡くなった自分の双子の妹の幻影に度々苦しめられながらも、
それを払拭して、最後にはいつの間にか みゆきさんではなく影武者が演じていたリカと、妹の幻影に対して
『それぞれの人生を生きなさい』
とメッセージを送るという重めのストーリーだったのを忘れそうになったし(すみません)
とにかく良いもんを観れました。

劇中の台詞の大半を歌で表していて…
いや、そーいう映画は『レ・ミゼラブル』でも観ましたが、
何より今回の夜会はレ・ミゼラブルよりも圧倒的に出演者が少なく、中島みゆきさんにかかる負担は無茶苦茶大きかった筈なので、
これだけ座長に大きな負担がかかる実験を開催し続ける事ができるのは みゆきさんだけしか居ないんやろーなぁ、と思った次第。
あと思ったのは、今回劇中披露された曲とストーリーは、全部夜会用のオリジナルだったんですかね?
いかんせん初めて聴く曲ばかりだったので、どの曲が良かったとか悪かったとか言うのはありませんが、みゆきさんの歌には歌旅&歌姫以上に圧倒された。

本来ならば『これは武藤敬司か?』と錯覚した矢沢さん役の役者さん以下、
共演者の皆さんの歌唱力と声量も凄かった!と書くべきなんでしょうけど、
2度目のベトナムの安ホテルのシーン以降の、みゆきさんが歌いっぱなしで畳み掛ける展開を観てしまい、
しかも完全なダメ押しで、双子の姉を みゆきさんが演じていた筈なのにいつの間にか影武者と入れ替わって、
その みゆきさんがホテルのベッドまで移動するというイリュージョン!を観てしまうと、完全に霞んでしまった感がある。申し訳ない。

思い返してみれば。
このブログで先日取り上げた『BEAT CHILD1987 ベイビー大丈夫かっ』でも音楽&ロックの影響力をまざまざと見せつけられましたが、
BEAT CHILD〜って当時としては異例の規模の野外イベントで豪華な出演者だったのに加えて、
今ならば絶対開催中止になるレベルの豪雨というアクシデントが究極レベルの舞台演出をしていた事でテンションが上がったのですが、
夜会は、決して安いとは言えないチケット料金に見合うであろう、舞台劇としては『凄い』としか言い様が無いレベルのセットの七変化&演出がこれでもか!という勢いで、
かつ事前に決められたまんまに繰り出されるという、アクシデント性とナレーションは一切無しのイベントだった事で、
テンションが上がる!というよりもグイグイ舞台に引き込まれた感じ。
エンターテイメントとしては両極端ながらもどちらも素晴らしいと思った。
それにしても みゆきさんの歌は凄かったなぁ。
他の出演者はヘッドフォンみたいなマイクで歌っていたのに、
みゆきさんはどの歌を歌う場面であっても絶対ハンドマイクを離さなかったので、そのこだわり・プロ根性にも頭が下がるし。
予告編でも触れられていた夜会シリーズが始まって25年ということで、失礼ながら
『みゆきさん、結構なお歳なのに最初から歌うだけではなくステージ上を走り回って最後まで持つんかいな?』
という思いも頭によぎりましたが、全場面でも出ずっぱりという事はなく、福井県のシーンではちゃんとしっかりとインターバルは取られていたので安心した部分もありますし…ね。

最後に。
今回の夜会で僕が心に引っ掛かったところを書きますとですね。
別に不満という訳ではないんですけど、ストーリーを思い出してみれば
『傷心のリカさんは何でベトナムに行ったの?』
という点。
『夜会はそーいうもんですよ』
と言われたらそれまでの話ですが、伏線も何もなくいきなりベトナムに行っちゃうなんて、
(゜0゜*)? ポカーン
状態になりましたよ。
単に、竹がどーこうのベトナム独特の風景が舞台で表現しやすかったとか、
みゆきさんがプライベートでベトナム料理が好きだとかの、そこまで大した理由ではないのかも知れませんが…
あっ、リカの故郷が福井県だったり、茉莉花とフリージアが重要なキーワードだったという流れも、
深いものがある様に見せながらも、もしかしたらきっかけはそんな感じだったのかな…
う〜ん、中島みゆきさんの世界は深いよなぁ…


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実験と言われたら、確かにその通りの強烈な余韻が残る実験だったなぁ、と。
みゆきさんのパフォーマンスと存在感があまりに強烈だったもんだから…
みゆきさん演じる雑誌編集者・リカが、自らの出産時にヘソの尾が首に絡まる事故で亡くなった自分の双子の妹の幻影に度々苦しめられながらも、
それを払拭して、最後にはいつの間にか みゆきさんではなく影武者が演じていたリカと、妹の幻影に対して
『それぞれの人生を生きなさい』
とメッセージを送るという重めのストーリーだったのを忘れそうになったし(すみません)
とにかく良いもんを観れました。

劇中の台詞の大半を歌で表していて…
いや、そーいう映画は『レ・ミゼラブル』でも観ましたが、
何より今回の夜会はレ・ミゼラブルよりも圧倒的に出演者が少なく、中島みゆきさんにかかる負担は無茶苦茶大きかった筈なので、
これだけ座長に大きな負担がかかる実験を開催し続ける事ができるのは みゆきさんだけしか居ないんやろーなぁ、と思った次第。
あと思ったのは、今回劇中披露された曲とストーリーは、全部夜会用のオリジナルだったんですかね?
いかんせん初めて聴く曲ばかりだったので、どの曲が良かったとか悪かったとか言うのはありませんが、みゆきさんの歌には歌旅&歌姫以上に圧倒された。

本来ならば『これは武藤敬司か?』と錯覚した矢沢さん役の役者さん以下、
共演者の皆さんの歌唱力と声量も凄かった!と書くべきなんでしょうけど、
2度目のベトナムの安ホテルのシーン以降の、みゆきさんが歌いっぱなしで畳み掛ける展開を観てしまい、
しかも完全なダメ押しで、双子の姉を みゆきさんが演じていた筈なのにいつの間にか影武者と入れ替わって、
その みゆきさんがホテルのベッドまで移動するというイリュージョン!を観てしまうと、完全に霞んでしまった感がある。申し訳ない。

思い返してみれば。
このブログで先日取り上げた『BEAT CHILD1987 ベイビー大丈夫かっ』でも音楽&ロックの影響力をまざまざと見せつけられましたが、
BEAT CHILD〜って当時としては異例の規模の野外イベントで豪華な出演者だったのに加えて、
今ならば絶対開催中止になるレベルの豪雨というアクシデントが究極レベルの舞台演出をしていた事でテンションが上がったのですが、
夜会は、決して安いとは言えないチケット料金に見合うであろう、舞台劇としては『凄い』としか言い様が無いレベルのセットの七変化&演出がこれでもか!という勢いで、
かつ事前に決められたまんまに繰り出されるという、アクシデント性とナレーションは一切無しのイベントだった事で、
テンションが上がる!というよりもグイグイ舞台に引き込まれた感じ。
エンターテイメントとしては両極端ながらもどちらも素晴らしいと思った。
それにしても みゆきさんの歌は凄かったなぁ。
他の出演者はヘッドフォンみたいなマイクで歌っていたのに、
みゆきさんはどの歌を歌う場面であっても絶対ハンドマイクを離さなかったので、そのこだわり・プロ根性にも頭が下がるし。
予告編でも触れられていた夜会シリーズが始まって25年ということで、失礼ながら
『みゆきさん、結構なお歳なのに最初から歌うだけではなくステージ上を走り回って最後まで持つんかいな?』
という思いも頭によぎりましたが、全場面でも出ずっぱりという事はなく、福井県のシーンではちゃんとしっかりとインターバルは取られていたので安心した部分もありますし…ね。

最後に。
今回の夜会で僕が心に引っ掛かったところを書きますとですね。
別に不満という訳ではないんですけど、ストーリーを思い出してみれば
『傷心のリカさんは何でベトナムに行ったの?』
という点。
『夜会はそーいうもんですよ』
と言われたらそれまでの話ですが、伏線も何もなくいきなりベトナムに行っちゃうなんて、
(゜0゜*)? ポカーン
状態になりましたよ。
単に、竹がどーこうのベトナム独特の風景が舞台で表現しやすかったとか、
みゆきさんがプライベートでベトナム料理が好きだとかの、そこまで大した理由ではないのかも知れませんが…
あっ、リカの故郷が福井県だったり、茉莉花とフリージアが重要なキーワードだったという流れも、
深いものがある様に見せながらも、もしかしたらきっかけはそんな感じだったのかな…
う〜ん、中島みゆきさんの世界は深いよなぁ…


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