今回は、先週の競馬・マイルチャンピオンシップのレースを書いていきます。
なお、今回の記事は諸般の事情により11月23日(土)の昼前に書いております。ご了承下さい。
なお、今回の記事は諸般の事情により11月23日(土)の昼前に書いております。ご了承下さい。
安田記念よりもメンバーの格落ち感が強くて大混戦ムードにはなっていたけど、
現時点では2013年のワーストレースだった安田記念よりも数段良いレースになるだろう、という変な安心感を持って観たこのレース。
終わってみればトーセンラー&武豊の二人舞台になり、安心を通り越して2013年のGIでは屈指のハッピーエンドになってましたね(笑)
勝ったトーセンラー。
本来トーセンラーについて書くならば、エイシンフラッシュとの兼ね合いもあって3角の坂の上り下りがある京都で走る事を重視して、
マイル戦にも対応できる状態に仕上げてきた藤原師の手腕を褒めるところから始まるのがベターなのかも知れませんが、
馬自身の京都巧者っぷりの半端じゃないところに笑ってしまったというか。
距離毎の路線がほぼ完璧に確立されて、その事によっていろいろ失った現代の競馬でも、
大袈裟に言えば突然変異っぽくトーセンラーみたいな馬が出てくるんやから面白いよなぁ。
そう言えば、ディープインパクトのベストパフォーマンスは天皇賞(春)だったよなぁ。
とかをマイルCSの後なのに何故か思い出しましたし…
ここまで来たら、来年は京都で使う事を徹底してスプリントか1400の重賞を一度使ってみてほしい。
引退をして種牡馬に転身をしたとして、何らかの事情で“失敗”の烙印を押される様な結果に終わっても、京都競馬場の誘導馬として拾ってもらえるでしょうし!?
次は武豊について。
直線でも思いきり後方に居たところなんて、97年のマイルCSにスピードワールドに乗って一番人気を背負いながらもボロ負けした時を思い出したけど、
あの位置からでも冷静に前が開いている外に移動してディープインパクト産句ならではの“翔び”っぷりを披露しまうんやからちょっとは慌ててくれよ、みたいな。
自らにとって区切りになるGI100勝目を、
リアルタイムでこのレースを観た人ならば何十年経っても思い出せる様な形で飾るんやから、
もう『役者が違う』としか言い様が無いですよね(苦笑)
これをきっかけに、社台の吉田代表も武豊以下日本人騎手への接し方が多少は軟化すればいいのに…
しかし、これだけのハッピーエンドだった武豊に関する事で一番残念だったのは、
グリーンチャンネル『トレセンまるごと情報局』で放送されたビタSお兄ちゃん担当の勝利騎手インタビューによると、
表彰式でJRAから武豊に贈呈された『百勝』の酒瓶が、実際には空瓶だったらしいこと。
JRAもねぇ、たまには『粋な事をする』というポーズだけでも見せたらファンの印象良くなるやろーだなんてセコいよなぁ。
ジャイアント馬場さんが、マイティ井上さんの引退セレモニーの時にリング上で贈呈した金一封の封筒の中に、お金は入っていなかったというエピソードを思い出したし(苦笑)
もっとも。
事前に
『武さんがGIで勝った馬の名前を全部暗記してきた』
上で栗東まで来たというビタSお兄ちゃんがインタビュアーだったんやから、
お兄ちゃんに『誰かに飲まれたんですかね?』と振られた後に
『ゴチになりますで負けちゃったから中身を抜かれたんですかね(笑)』
と自虐ネタを軽くカマしてくれたら完璧だったのに…
でも
『もし金沢(JBC)で勝ってたらどうしようと思ってた』
というコメントに武豊らしさもあったから、それはそれでええのかな。
とにかくおめでとうございます(笑)
他の馬…
直線最内急襲策がハマったダイワマッジョーレ&蛯名にしても、一番人気のプレッシャーにも負けてなかったダノンシャーク&ユーイチにしても、
ほぼ完璧なレース運びだったんやろーけど、今回に限っては相手が悪かったって事なんでしょうね。
でなきゃやってられないでしょう。
コパノリチャードは、コパノから狙っていた人からすればイメージ通りの『前方に居た馬向き』のレースを作る形でやれる事はやったのに、浜中によるとそれでも道中は引っ掛かっていたらしいので、
単なる“1400がベストのトライアルホース”に留まらない来年の大化けに期待しておきます。
最後に、日付上は今日行われるジャパンカップターフについて。
今年もジャパンカップはケンモードなんですけど、何が逃げるんですかね?やっぱり超スローになっちゃうんですかね?
グリーンチャンネル『トラックマンTV』を観ていたら、柏木集保さんが
『最近の日本の競馬ではペース判断がきちんとできる騎手が減っている。かつてはステイゴールドに乗って逃げた事がある後藤騎手が、誰も行かないならば今年はハナを切るんじゃないでしょうか』
とは言ってましたが、元々は一番人気の馬が勝ちにくいレースという呪い(?)によって、ジェンティルドンナが再び思わぬロケットスタートを切る予感もあり…
また、ムーアが無難に好位に付けて立ち回れたとしても、
個人的にはジェンティルドンナってですね。
昨年のジャパンカップのレース内容が気に入らないのもありますし、
過去にジャパンカップを勝った牝馬達&海外からの招待馬が強かった時代に真っ向勝負を挑んで連に絡んだ牝馬達と比べたら、何か物足りないというかですね。
それでも史上初のジャパンカップ連覇を達成されたらちょっと…ねぇ。
ぶっちゃけ話、心情的にはゴールドシップに勝ってほしいけど、根本的なスピード不足が解消されない限り頭まで望むのはちょっとなぁ、と思うし…
エイシンフラッシュも、さじ加減が難しいもののそれでもレース展開がハマれば、
間違いなく日本ダービーの時みたいに突き抜けるんでしょうけど果たしてどーなるか…
何やかんや言うて馬券としては堅く収まるとは思うんですけど、有力馬の後先まではわかんないっすね。
何でかわからんけど今年のジャパンカップは府中の最終で行われる関係で、
ここ数年では定番の直線でのトラブルないしは写真判定があったとしても、地上波中継の終了時間までに収める為審議はすぐに終わせる筈。
世界屈指の高額賞金のレースでは有り得ない話やと思うけど…
そうなるとマイルCSみたいなハッピーエンドにはなる訳が無いので、
皆極力審議が発生しないレースを心がけてほしいですね。いやマジで…
現時点では2013年のワーストレースだった安田記念よりも数段良いレースになるだろう、という変な安心感を持って観たこのレース。
終わってみればトーセンラー&武豊の二人舞台になり、安心を通り越して2013年のGIでは屈指のハッピーエンドになってましたね(笑)
勝ったトーセンラー。
本来トーセンラーについて書くならば、エイシンフラッシュとの兼ね合いもあって3角の坂の上り下りがある京都で走る事を重視して、
マイル戦にも対応できる状態に仕上げてきた藤原師の手腕を褒めるところから始まるのがベターなのかも知れませんが、
馬自身の京都巧者っぷりの半端じゃないところに笑ってしまったというか。
距離毎の路線がほぼ完璧に確立されて、その事によっていろいろ失った現代の競馬でも、
大袈裟に言えば突然変異っぽくトーセンラーみたいな馬が出てくるんやから面白いよなぁ。
そう言えば、ディープインパクトのベストパフォーマンスは天皇賞(春)だったよなぁ。
とかをマイルCSの後なのに何故か思い出しましたし…
ここまで来たら、来年は京都で使う事を徹底してスプリントか1400の重賞を一度使ってみてほしい。
引退をして種牡馬に転身をしたとして、何らかの事情で“失敗”の烙印を押される様な結果に終わっても、京都競馬場の誘導馬として拾ってもらえるでしょうし!?
次は武豊について。
直線でも思いきり後方に居たところなんて、97年のマイルCSにスピードワールドに乗って一番人気を背負いながらもボロ負けした時を思い出したけど、
あの位置からでも冷静に前が開いている外に移動してディープインパクト産句ならではの“翔び”っぷりを披露しまうんやからちょっとは慌ててくれよ、みたいな。
自らにとって区切りになるGI100勝目を、
リアルタイムでこのレースを観た人ならば何十年経っても思い出せる様な形で飾るんやから、
もう『役者が違う』としか言い様が無いですよね(苦笑)
これをきっかけに、社台の吉田代表も武豊以下日本人騎手への接し方が多少は軟化すればいいのに…
しかし、これだけのハッピーエンドだった武豊に関する事で一番残念だったのは、
グリーンチャンネル『トレセンまるごと情報局』で放送されたビタSお兄ちゃん担当の勝利騎手インタビューによると、
表彰式でJRAから武豊に贈呈された『百勝』の酒瓶が、実際には空瓶だったらしいこと。
JRAもねぇ、たまには『粋な事をする』というポーズだけでも見せたらファンの印象良くなるやろーだなんてセコいよなぁ。
ジャイアント馬場さんが、マイティ井上さんの引退セレモニーの時にリング上で贈呈した金一封の封筒の中に、お金は入っていなかったというエピソードを思い出したし(苦笑)
もっとも。
事前に
『武さんがGIで勝った馬の名前を全部暗記してきた』
上で栗東まで来たというビタSお兄ちゃんがインタビュアーだったんやから、
お兄ちゃんに『誰かに飲まれたんですかね?』と振られた後に
『ゴチになりますで負けちゃったから中身を抜かれたんですかね(笑)』
と自虐ネタを軽くカマしてくれたら完璧だったのに…
でも
『もし金沢(JBC)で勝ってたらどうしようと思ってた』
というコメントに武豊らしさもあったから、それはそれでええのかな。
とにかくおめでとうございます(笑)
他の馬…
直線最内急襲策がハマったダイワマッジョーレ&蛯名にしても、一番人気のプレッシャーにも負けてなかったダノンシャーク&ユーイチにしても、
ほぼ完璧なレース運びだったんやろーけど、今回に限っては相手が悪かったって事なんでしょうね。
でなきゃやってられないでしょう。
コパノリチャードは、コパノから狙っていた人からすればイメージ通りの『前方に居た馬向き』のレースを作る形でやれる事はやったのに、浜中によるとそれでも道中は引っ掛かっていたらしいので、
単なる“1400がベストのトライアルホース”に留まらない来年の大化けに期待しておきます。
最後に、日付上は今日行われるジャパンカップターフについて。
今年もジャパンカップはケンモードなんですけど、何が逃げるんですかね?やっぱり超スローになっちゃうんですかね?
グリーンチャンネル『トラックマンTV』を観ていたら、柏木集保さんが
『最近の日本の競馬ではペース判断がきちんとできる騎手が減っている。かつてはステイゴールドに乗って逃げた事がある後藤騎手が、誰も行かないならば今年はハナを切るんじゃないでしょうか』
とは言ってましたが、元々は一番人気の馬が勝ちにくいレースという呪い(?)によって、ジェンティルドンナが再び思わぬロケットスタートを切る予感もあり…
また、ムーアが無難に好位に付けて立ち回れたとしても、
個人的にはジェンティルドンナってですね。
昨年のジャパンカップのレース内容が気に入らないのもありますし、
過去にジャパンカップを勝った牝馬達&海外からの招待馬が強かった時代に真っ向勝負を挑んで連に絡んだ牝馬達と比べたら、何か物足りないというかですね。
それでも史上初のジャパンカップ連覇を達成されたらちょっと…ねぇ。
ぶっちゃけ話、心情的にはゴールドシップに勝ってほしいけど、根本的なスピード不足が解消されない限り頭まで望むのはちょっとなぁ、と思うし…
エイシンフラッシュも、さじ加減が難しいもののそれでもレース展開がハマれば、
間違いなく日本ダービーの時みたいに突き抜けるんでしょうけど果たしてどーなるか…
何やかんや言うて馬券としては堅く収まるとは思うんですけど、有力馬の後先まではわかんないっすね。
何でかわからんけど今年のジャパンカップは府中の最終で行われる関係で、
ここ数年では定番の直線でのトラブルないしは写真判定があったとしても、地上波中継の終了時間までに収める為審議はすぐに終わせる筈。
世界屈指の高額賞金のレースでは有り得ない話やと思うけど…
そうなるとマイルCSみたいなハッピーエンドにはなる訳が無いので、
皆極力審議が発生しないレースを心がけてほしいですね。いやマジで…
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ダイワマッジョーレも最内つこうとしたが、コパノリチャードに場所をとられ、いったん外に持ち出して2着確保したけど、仮に内の進路をとれたとしても、トーセンラーに負けてたでしょう。