今回はドラマ『リーガルハイ』第2シーズン第10話・最終回を観た感想を書いていきましょう。
さあ 1人だけ無罪になって勝ち逃げしよう…

※公式ホームページ
≪以下ネタバレ注意≫
さあ 1人だけ無罪になって勝ち逃げしよう…

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しょっぱなから古畑任三郎チックに吉永慶子の種明かしをして、
そそのかされた小雪がコミカド先生とガッキーをファイアーして、
生瀬さんが帰ってきて、検察にヒール(?)ターンをしたウインウイン教の教祖に洗脳されて出来レースをして、
何やかんやあって教祖が世間的にあがめ奉られベストジーニスト賞を受賞してブレイクして…の流れは
『あ〜、そーいう事なのね』
と変に納得させられました。それは認めましょう。
しかし、あれだけ引っ張ってきた毒殺事件の“真実”はジュリー古沢さんらしくない どちらかと言えば火サスっぽい展開やったなぁ、と。
アレなら、本当に火サスばりに2時間半のスペシャルドラマ枠でまとめてくれた方がドラマの構成としてはスマートだったのに、とは思いましたね。

もしかしたらジュリー古沢さんには、フジテレビから第2シーズン制作の正式なオファーがあった時点で、
宮崎ハヤオさんチックな
『同じリーガルハイで、第1シーズンと同じ大オチを付けたってしょうがないでしょう』
的意向があったのかもしれませんし、
それはそれでOKなんですけど、だったらそーいう大事な事はヒントだけでも早めに公表してほしかったor今後も早めに公表してほしいですよ。うん。
またですね。
ジョニーAさんをはじめ多くの方がおそらく早い段階で予想していたであろう、羽生がコミカド先生に惚れていたっぽい どんでん返しも何かこう…ねぇ。
ただでさえ捻りが足りなかった上に、第1シーズンの最終回のハムスターが判明した時の、ガッキーの
『何じゃそりゃー!』
に繋がる様な突き抜けたバカバカしさも強引さも無かったから、
そこら辺ではジュリー古沢さんの作品にしては確実にツメの甘さがあったのはただただ残念…
かもしれませんなぁ。

もっとも(結果的にはフェイクでしたが)DNA鑑定という飛び道具を使ってまでして求めた真実が、果たして本当に真実なのか?は思いきりグレーゾーンのままで終わらせたのは
『真実はいつもコメディーだ!』
というコピーのドラマにしてはあまりにシュールで、
全体的には緻密で圧倒的な言葉の量がある脚本とのバランスがとれてなくて、
アンバランスというかギクシャクしていた印象が残りました(爆)
しかし、その直後の羽生を同じリングに引っ張り出す為に、小雪を無理矢理巻き込むまでの猿芝居は、
猿芝居だとわかっていながらも里見さんと小雪のベッドシーンを想像したら妙に楽しくて笑いのツボにハマったですけど(笑)、
新しい真実を作り上げると宣言した後のガッキーの、法廷での汚れモードのブチかましなんかはまた
『んんんっ?』
となってしまった…かも知れませんねぇ。
そらまぁ。
そのガッキーの演説の後に、コミカド先生が自らの話術のみで羽生のウインウイン教の理念を看破した上で、
罵詈雑言を浴びせて心をへし折る形でリンチをしたシーンは、あまりにカッコ良くて…
やっぱりリーガルハイサイコー!\(^o^)/
状態になってしまった僕は十分愚かで醜いから、ジュリー古沢さんについてどーこう言う資格は無いんですけど、
ど〜しても黙っていられなくてこ〜やって長々と書いてしまいました。
面白かったのは面白かったんですけど、第1シーズンと比べたら…ということで。

その他に、僕が最終回で違和感を感じたのは、洗脳されていた時点の生瀬さんのキャラの作り方になりますかね。アレは無いよなぁ…
折角、小雪が最後の大勝負に出る事を決意した時の面会室での、
コミカド先生とガッキーのシリアスさが伝わってきた下からのカメラワークは抜群に良かったのに、
ジャイアントスイング風カメラワークが何回も使われた事でプラスマイナス0になっていたしなぁ…
結論。
各方面とのしがらみで小雪と岡田くんをレギュラーして、それに合わせる為にこの事件を軸にしてしまった事で、
第2シーズン全体のバランスがとれなくなって、そのまま最後まで突っ走ってしまった…のかも知れませんぞ。
皮肉なもんで、それにより第1シーズンとまるで違うものにはなってましたが(苦笑)
とにかく。
早かれ遅かれリーガルハイの続編はあるんでしょうけど、しがらみは避けられないにしても、できるだけ一話完結路線を守っていってほしいものですね。
今回はこんな感じで。
素晴らしきリーガルハイの世界よ、また会う日まで…


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そそのかされた小雪がコミカド先生とガッキーをファイアーして、
生瀬さんが帰ってきて、検察にヒール(?)ターンをしたウインウイン教の教祖に洗脳されて出来レースをして、
何やかんやあって教祖が世間的にあがめ奉られベストジーニスト賞を受賞してブレイクして…の流れは
『あ〜、そーいう事なのね』
と変に納得させられました。それは認めましょう。
しかし、あれだけ引っ張ってきた毒殺事件の“真実”はジュリー古沢さんらしくない どちらかと言えば火サスっぽい展開やったなぁ、と。
アレなら、本当に火サスばりに2時間半のスペシャルドラマ枠でまとめてくれた方がドラマの構成としてはスマートだったのに、とは思いましたね。

もしかしたらジュリー古沢さんには、フジテレビから第2シーズン制作の正式なオファーがあった時点で、
宮崎ハヤオさんチックな
『同じリーガルハイで、第1シーズンと同じ大オチを付けたってしょうがないでしょう』
的意向があったのかもしれませんし、
それはそれでOKなんですけど、だったらそーいう大事な事はヒントだけでも早めに公表してほしかったor今後も早めに公表してほしいですよ。うん。
またですね。
ジョニーAさんをはじめ多くの方がおそらく早い段階で予想していたであろう、羽生がコミカド先生に惚れていたっぽい どんでん返しも何かこう…ねぇ。
ただでさえ捻りが足りなかった上に、第1シーズンの最終回のハムスターが判明した時の、ガッキーの
『何じゃそりゃー!』
に繋がる様な突き抜けたバカバカしさも強引さも無かったから、
そこら辺ではジュリー古沢さんの作品にしては確実にツメの甘さがあったのはただただ残念…
かもしれませんなぁ。

もっとも(結果的にはフェイクでしたが)DNA鑑定という飛び道具を使ってまでして求めた真実が、果たして本当に真実なのか?は思いきりグレーゾーンのままで終わらせたのは
『真実はいつもコメディーだ!』
というコピーのドラマにしてはあまりにシュールで、
全体的には緻密で圧倒的な言葉の量がある脚本とのバランスがとれてなくて、
アンバランスというかギクシャクしていた印象が残りました(爆)
しかし、その直後の羽生を同じリングに引っ張り出す為に、小雪を無理矢理巻き込むまでの猿芝居は、
猿芝居だとわかっていながらも里見さんと小雪のベッドシーンを想像したら妙に楽しくて笑いのツボにハマったですけど(笑)、
新しい真実を作り上げると宣言した後のガッキーの、法廷での汚れモードのブチかましなんかはまた
『んんんっ?』
となってしまった…かも知れませんねぇ。
そらまぁ。
そのガッキーの演説の後に、コミカド先生が自らの話術のみで羽生のウインウイン教の理念を看破した上で、
罵詈雑言を浴びせて心をへし折る形でリンチをしたシーンは、あまりにカッコ良くて…
やっぱりリーガルハイサイコー!\(^o^)/
状態になってしまった僕は十分愚かで醜いから、ジュリー古沢さんについてどーこう言う資格は無いんですけど、
ど〜しても黙っていられなくてこ〜やって長々と書いてしまいました。
面白かったのは面白かったんですけど、第1シーズンと比べたら…ということで。

その他に、僕が最終回で違和感を感じたのは、洗脳されていた時点の生瀬さんのキャラの作り方になりますかね。アレは無いよなぁ…
折角、小雪が最後の大勝負に出る事を決意した時の面会室での、
コミカド先生とガッキーのシリアスさが伝わってきた下からのカメラワークは抜群に良かったのに、
ジャイアントスイング風カメラワークが何回も使われた事でプラスマイナス0になっていたしなぁ…
結論。
各方面とのしがらみで小雪と岡田くんをレギュラーして、それに合わせる為にこの事件を軸にしてしまった事で、
第2シーズン全体のバランスがとれなくなって、そのまま最後まで突っ走ってしまった…のかも知れませんぞ。
皮肉なもんで、それにより第1シーズンとまるで違うものにはなってましたが(苦笑)
とにかく。
早かれ遅かれリーガルハイの続編はあるんでしょうけど、しがらみは避けられないにしても、できるだけ一話完結路線を守っていってほしいものですね。
今回はこんな感じで。
素晴らしきリーガルハイの世界よ、また会う日まで…


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コメント
コメント一覧 (1)
古沢さんとしても、あれぐらいのアッサリ風味で締めくくらざるを得なかったのかも知れません。
ガッキーに告白させて、「私の写真を大事に保存しているのは知っているのよ!」の後に、
実は「あ、ボク、コミモンのファンなんでー♪(エガオキラッ)」「なーんじゃそりゃぁあ〜〜っ!!」っていうベッタベタなオチも見たかったですけどねーーー