今回は『あまちゃん』完全版のDVDの第5巻を観た感想を書いていきましょう。
≪一応以下ネタバレ注意≫
≪一応以下ネタバレ注意≫
第5巻は、岩手編最大のクライマックスだったと勝手に思っている、
何やかんやあってアキとユイが順番に挫折してお互いが励まして立ち直った末にお座敷列車での本番を迎えるまでが怒濤の勢いで流れていった前半と、
後半の濃い海女クラブの面々が海女カフェオープンで浮かれているのと別の流れで、
遂にミズタクの素性が明らかになったはいいけど、それ以外はユイや美鈴さんがコソコソコソコソしていて、
挙げ句の果てに美鈴さんはミズタクから突き放されてどん底に落ちて、
しかもユイは国道封鎖→家出未遂で終わってしまったからカタルシスが皆無。
だから、そのギャップには『何だかなぁ〜』となってしまいました。
そらまぁ、種市先輩が絵に描いた様な“針のむしろ”にされるところが強烈だった上に、小ネタ盛り沢山だったアキの失恋のくだりは本当面白かったけど、
冒頭のETの例えツッコミありきの演出や、完全版を観たら『前髪の無いクネ男』だった事がわかった偽トシちゃんの存在が軽過ぎた印象も無くは無い…気がしたし。
でも後半の、ゴタゴタするまでの過程はともかく、ゴタゴタの仕方はいかにも田舎が舞台のドラマらしい展開っちゃあらしいんですけど、
パチンコ屋もファミレスもない、北三陸よりもリアルな田舎の庵治町に住んでる者としては、生々しくて見ていられないというか。
どーせ未遂に終わから経費がカットされたんでしょうけど、
美鈴さんのシャコタンもエンジン音だけではなく、あまちゃんの小道具チームの総力を結集してデザインされたシャコタンの実物を
『これでもか!』
の勢いで劇中で見せてもらって笑いたかったなぁ、みたいな感じです(苦笑)
何と言うか。
後半は、クドカンか周辺の人間の実体験っぽい『洗濯物のポケットの中に入れ忘れていた名刺』がキッカケでミズタクの正体を知った春子さんが、
海女ーソニックで大噴火するまでの長い序章だったって事なんやろーけど…ねぇ。
二人揃っての夜行バスでの家出未遂までのエピソードなんて、完全版でじっくりと観たら飽きるんちゃうか?と若干心配になっています(爆)
ところで、ここからは完全版を観て変に印象に残った事を書いていきますと…
まずは怒りを筆頭にしたユイの感情の爆発のさせ方かなぁ、と。
現時点ではアキしか演じられそうにない(ことはないかものしれないが)能年ちゃんと二人きりのシーンが多いからこそ、
橋本愛の演技の達者なところが際立っているんだと、完全版を観る前から思ってはいましたが、第5巻を観て確信したというか…
あっ、忘れてた。
漁協から海女カフェへと変わるビフォーアフターのオマージュ?っぷりは確かに凄かったですね。
本放送時には、Twitterのタイムタインが あまちゃんの実況をしていた方によって騒然となっていたけど、
その時点では あまちゃんを観てなかったから意味がわからなかった記憶が甦った。
ついでに書けば、あれだけ豪快にビフォーアフターをオマージュした直後に、
でんでんさんが『冷たい熱帯魚』の時ばりにバブリーな格好になって笑わせてもらったのに加えて、
春子さんが海女カフェでアキを誉め殺しするシーンはなんて入れられたら、心が和んで仕方がないですよね(笑)
ん〜、アレがあったからこそ、余計にラストの家出未遂でモヤモヤしてもーたんやろなぁ。
これじゃあクドカンの思う壺やねぇ…
それでは今回はこんな感じで。第6巻の感想をお楽しみに〜。
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何やかんやあってアキとユイが順番に挫折してお互いが励まして立ち直った末にお座敷列車での本番を迎えるまでが怒濤の勢いで流れていった前半と、
後半の濃い海女クラブの面々が海女カフェオープンで浮かれているのと別の流れで、
遂にミズタクの素性が明らかになったはいいけど、それ以外はユイや美鈴さんがコソコソコソコソしていて、
挙げ句の果てに美鈴さんはミズタクから突き放されてどん底に落ちて、
しかもユイは国道封鎖→家出未遂で終わってしまったからカタルシスが皆無。
だから、そのギャップには『何だかなぁ〜』となってしまいました。
そらまぁ、種市先輩が絵に描いた様な“針のむしろ”にされるところが強烈だった上に、小ネタ盛り沢山だったアキの失恋のくだりは本当面白かったけど、
冒頭のETの例えツッコミありきの演出や、完全版を観たら『前髪の無いクネ男』だった事がわかった偽トシちゃんの存在が軽過ぎた印象も無くは無い…気がしたし。
でも後半の、ゴタゴタするまでの過程はともかく、ゴタゴタの仕方はいかにも田舎が舞台のドラマらしい展開っちゃあらしいんですけど、
パチンコ屋もファミレスもない、北三陸よりもリアルな田舎の庵治町に住んでる者としては、生々しくて見ていられないというか。
どーせ未遂に終わから経費がカットされたんでしょうけど、
美鈴さんのシャコタンもエンジン音だけではなく、あまちゃんの小道具チームの総力を結集してデザインされたシャコタンの実物を
『これでもか!』
の勢いで劇中で見せてもらって笑いたかったなぁ、みたいな感じです(苦笑)
何と言うか。
後半は、クドカンか周辺の人間の実体験っぽい『洗濯物のポケットの中に入れ忘れていた名刺』がキッカケでミズタクの正体を知った春子さんが、
海女ーソニックで大噴火するまでの長い序章だったって事なんやろーけど…ねぇ。
二人揃っての夜行バスでの家出未遂までのエピソードなんて、完全版でじっくりと観たら飽きるんちゃうか?と若干心配になっています(爆)
ところで、ここからは完全版を観て変に印象に残った事を書いていきますと…
まずは怒りを筆頭にしたユイの感情の爆発のさせ方かなぁ、と。
現時点ではアキしか演じられそうにない(ことはないかものしれないが)能年ちゃんと二人きりのシーンが多いからこそ、
橋本愛の演技の達者なところが際立っているんだと、完全版を観る前から思ってはいましたが、第5巻を観て確信したというか…
あっ、忘れてた。
漁協から海女カフェへと変わるビフォーアフターのオマージュ?っぷりは確かに凄かったですね。
本放送時には、Twitterのタイムタインが あまちゃんの実況をしていた方によって騒然となっていたけど、
その時点では あまちゃんを観てなかったから意味がわからなかった記憶が甦った。
ついでに書けば、あれだけ豪快にビフォーアフターをオマージュした直後に、
でんでんさんが『冷たい熱帯魚』の時ばりにバブリーな格好になって笑わせてもらったのに加えて、
春子さんが海女カフェでアキを誉め殺しするシーンはなんて入れられたら、心が和んで仕方がないですよね(笑)
ん〜、アレがあったからこそ、余計にラストの家出未遂でモヤモヤしてもーたんやろなぁ。
これじゃあクドカンの思う壺やねぇ…
それでは今回はこんな感じで。第6巻の感想をお楽しみに〜。
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コメント
コメント一覧 (1)
急に『冷たい熱帯魚』を観せられたりしたら、どれだけ心臓に悪いことだろうー。
あの温厚な漁業組合長さんと、観光協会の所長さんが…まさか陰で人々を透明化して、北三陸の過疎化を推し進めていたなんてー!!!体調のいい時に試してみよーっとw