先週放送された『情熱大陸』地域鉄道会社/三陸鉄道編を観ましたので、今回はその感想を書いていきましょう。

♪遠い遠い はるかな道は…

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※PC版ホームページ

≪一応以下ネタバレ注意≫


あまちゃんの中では、杉本哲太さん&荒川良々さんという濃いお二人が、お祭り騒ぎの様なノリで北鉄の駅員を演じてましたが、

この番組では、北鉄モデルになった さんてつの皆さんの震災以降の奮闘を美化し過ぎる事なく、

また、岩手の皆さんが喋る時の訛りを必要以上に強調する様な編集にもせず、実に淡々と描いていたので、

『我々にとって列車を走らせる事が仕事ではあるんですけど、生き甲斐だったり、希望だったり。これは最高ですよ』

を筆頭にして さんてつで働く皆さんの一言一言がじんわりと心に染みて、良かったですねぇ。

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思い返せば。

最初に情熱大陸のこの回の内容を知った時には、放送されてから さんてつが復旧される4月の頭までは中途半端に日数があるし、

当然あまちゃんありきのドキュメンタリーなのに、3・11から3年というのを強調されても違和感が…

てな感じで若干複雑な心境で録画したのを観た訳ですが、

エンディングで さんてつの駅員さんが高校の卒業式に来賓として招待されているのを見せられたら、

卒業式シーズンの直後というのがありきの先週の放送だった事がわかり…泣けたなぁ。

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もっとも、淡々と描いていて、の部分に関してはですね。

ホタテ貝のおねーちゃんを筆頭に、さんてつの皆さんって もしかしたら『あまちゃん』における海女クラブの面々みたいに、テレビカメラが来たら化けるパターンかも知れませんが、

『それは邪推やろ』

と自己完結するならば、あーいう さんてつの風景だったり駅員の皆さんのノリを、

『ちょっと悪意あるやろ?』

と疑ってしまうぐらいに、喜劇の名の元にあれだけ強烈なレベルまで昇華させてしまった(?)クドカンとドラマの演出の方の技量はすげぇなぁ、と思った。

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また、この放送を観てしまうと『あまちゃん』の第157回は無理に作らなくていいけど、

一話完結のスピンオフとして北鉄&リアスの面々のその後は観てみたくなった(笑)

大吉っつぁん&吉田くんと通学の為北鉄を利用する学生たちが交流するシーンって殆どなかった筈やから、

高校の卒業式で いっそんと大吉っつぁんが二人で大号泣するシーンをクライマックスにする形ならば掘り下げる余地はあると思うし。

来春に向けてちょっとだけ期待しときます(笑)

ここからは、僕がこの放送で唯一不満だったところを書きますとですね。

情熱大陸の取材期間から考えるに、大雪云々の前からテレビカメラを長時間回しているのは間違い事を加味すれば、

大雪による1日運休のパートにより、観る側がほのぼのとさせられるであろう何らかの小ネタが、

バッサリとカットないしは短縮させられた状態で放送されたのはもったいないよなぁ、となってしまった。

番組としてメリハリを付ける為に大雪に重きを置いたのは、しょうがないんでしょうけど…ね。

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そうそう。

杉本哲太さんが昨秋『第5回秋のさんてつ祭り』に招かれていたのはネットの記事で読んでいましたが、

何でも さんてつが復旧される4・6にも荒川良々さんと共にこーいうイベントに出演するらしい。

そうかぁ…お二人に『出発進行!』と送り出してもらうのではなく、一緒に乗るのかぁ。

楽しいイベントにはなるんでしょうけど、さすがにイベント中は私服であろうお二人と参加者、どっちも落ち着かんのとちゃうか?まぁええか(笑)

適度にほのぼのできる小ネタで今回の記事を締めさせていただきます…

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