遂に始まった東京編。

一通り見て最初に思ったのは『面白かった』事のはもちろんなんですけど、それと同時に思ったのは２０分に編集された一週間分のダイジェストって実に上手い事編集されてたんやなぁ、と。

それだけ残したエピソードと切られそうなエピソード＆小ネタとが わかりやすく分かれてたって事なんでしょうけど、

どちらにしてもアキの下積みとユイの挫折という どちらの軸もあんまりカタルシスが無かったですね。

無頼寿司の梅さんを除き、アキも含めた東京編の登場人物は面倒くせぇば〜っかりで、夏ばっぱみたいなカッコいい人が誰もいなかったのは『何だかなぁ〜』となった。

それはそれでリアルなんやろーけども(苦笑)

ここからはダイジェストでは切られたエピソードの数々について。




一番びっくりしたのは、春子さんがブティック今野の服を着るまでのやりとりがしっかりと描かれていた事…

ではなく、太巻が『君でもスターだよ！』のバックダンサーに居た上に、台詞があったり若春子さんともニアミスがあった事。

太巻の若い頃をそのまんま古田新太さんに演じさせていただけでも罰ゲーム感満載なのに、

わざわざ『トシちゃんのバックダンサーをやっていた』だの『若いのに老けて見られる』という台詞まで言わせた上に、

ダイジェストではわざわざ“無かった事”にするとは、制作サイドはなっかなかのサディストでんなぁ、という事で(笑)




一番 どよーん(´Д`|||) となったのは、正宗さんのマンションに行ったら風呂上がりの大久保さんが居て…

ではなく、マンションを出た後高校の同級生とばったり出会って…のやりとり。

時間は短かったものの、あーいうを朝っぱらｏｒ昼飯時に見せられたらしんどいよなぁ。

逆に くだらなくて『そらダイジェストではカットされるわなぁ』と笑えたのは、

徳島の子が歳サバ読んでて、連鎖反応で福岡の子が出身地が佐賀だった事をカミングアウトしながらも皆の反応が激しく微妙だった下り。

福岡の子に関しては、わざわざ福岡の単語を口にする度に咳き込む的な前振りをしていたという念の入れよう。

クドカン、ようやるよなぁ〜。




次が、国民投票が発表された後のＧＭＴメンバーのご当地の衣装に着替えながらもミズタクからダメ出しされまくるシーン。

ミズタクの何とも言えない表情が素晴らしかった。思わず繰り返して観てもーたし(笑)

一番笑うのを通り越して感心してしまったのは吉田くんこと荒川良々さんの顔芸の炸裂っぷり。

ダイジェストではカットされていたけど、ヒールターンする前にマスクをしたユイが駅で地元の奴に絡まれた後に いっそんとの

『よせよ、彼女嫌がってるだろう』

のミニコントを披露した後に、

ヒールターンした直後のユイを目撃した時の、目ん玉が飛び出るんちゃうか？と心配してしまいそうなあの表情の作り方は、ある意味ユイのヒールターンよりも凄かったなぁ!?




そうそう、ヒールターンしたユイの出演シーンはダイジェストでもカットされる事なくほぼ全部放送されてたんですね。

その悪行っぷりの紹介をネット掲示板の書き込みを読み上げるだけで片付けていたっちゅうのは、

先程書いた『朝っぱらｏｒ昼飯時にそんなん観たないわ』という観点から考えれば正解ではあるんでしょうけど、

春子さんがユイをカッコ良く説き伏せたリアスでのやりとり＆あまちゃんの世界では数少ない出演者によるアドリブだったという、

勉さんがナポリタンにチーズを振りかける味わい深いシーンをより際立たせる為に、

もうちょっと悪いシーンがあっても良かったのかな？とは思ったけど、どーなんかなぁ…

第７巻はこんな感じですかね。幸運にも第８巻は昨夜借りれたので、感想は近々書くのでお楽しみに!?





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