もちろん電撃的な退団発表ではあったんですけど、デイリースポーツ発信の『ＫＥＮＴＡがＷＷＥ入りへ』の報道があったお陰で免疫があったもんだから、

『あぁ、来るべき時が来たのか』

と、どちらかと言えば冷静に受け止められてしまった。

ほんでもって、その事に気づいた時には

『あぁ、僕も歳をとってしまったなぁ』

と思ってしまった。

それで、そんな心情である事を前置きをした上で、僕が思った事を真面目に書いていけばですね。

昨年末まではどう考えてもＫＥＮＴＡがノアの絶対的主人公だった訳で、

その上でノアの興行を買うつもりだったｏｒ既に買った地方のプロモーターさんはホンマたまらんやろなぁ、と。

これは同情に値しますね。




ＫＥＮＴＡの退団会見の時に田上社長が出席していなかったのなんて、

地方の各プロモーターさんにＫＥＮＴＡが居なくなる事を直接お詫びをしに行ってたからだ、としか思えないですよ!?

大体、今回これだけの事項が電撃発表の形になったのも、デイリースポーツに再びスッパ抜かれてプロモーターからクレームが来るのを警戒したのと、

渉外の西永さんが、水面下で地方興行でＫＥＮＴＡの代わりに興行の目玉にできるであろう新日本の選手の派遣の交渉をしていて、

それがある程度まとまるのを待っていたら、このタイミングになってしまったのかも知れませんしねぇ。




もうちょっと穿った見方をすれば。

地上波中継があった頃の名残で３月末までだったであろう日テレＧ＋との契約が更新された後に、ＫＥＮＴＡが居なくなるっていうのは、日テレＧ＋的には一体どーなのよ？とはなった。

さすがに『騙された！』とまでは思わないでしょうけど、Ｇ＋での中継も来春までになるのかな？とは思いましたね。

そーいや、糞仁田が再びノア＆杉浦の名前を口にしたのも、実は日テレの意向があったりして…？

ここからはＫＥＮＴＡの今後について。

これでもし、ＷＷＥに参戦する前に新日本のＧＩクライマックス…

いや、それ以上に、実は白石オーナーがブログに書いていたらしい“待ち人”としてＫＥＮＴＡが全日本に顔を出したら、試合はしなくても大半のプロレスファンが目ん玉飛び出るよなぁ(苦笑)




邪推はさておき。

ＨＨＨらクリエイティブチームの皆さんは、ＫＥＮＴＡのキャラやスタイルをいじるにしても、

ＫＥＮＴＡのサポート継続を表明したリバーサルさんと日本のプロレスファンが失望しない範囲に留めてほしいです…

いやマジで。

そうそう、ＫＥＮＴＡからちょっと話は逸れますが、ＷＷＥスカウトのＦＵＮＡＫＩさんが、

ライブドアのブログはもちろんＴｗｉｔｔｅｒ上でもＫＥＮＴＡについては触れていない(ですよね？)のは、逆に気になっていたりします。

単に船木道場の運営が忙しいだけなのかも知れませんが、ひょっとしたらＦＵＮＡＫＩさんはかつての佐藤昭夫さんばりに、

ＫＥＮＴＡがカン・フー・ナキの日本の一番弟子みたいなキャラを与えられた上で、専属通訳兼マネージャーのポジションに就くのか？とか想像しています(笑)

実際問題、ＫＥＮＴＡの英会話の能力に難があるならば有り得ると思うのですが、果たして…




ＫＥＮＴＡが居なくなった後のノアについて。

かつてムトちゃんを新日本からアレした馬場元子さんばりに、

ＧＨＣシングル王者の永田ｏｒ欠場中の潮崎をノアに引き抜くぐらい、ノアが生き残る為に無茶苦茶をする策士が現在のノアにいれば話は別ですが、

そうじゃないならば素直に旗揚げ１５周年で店じまいをしてもいいんじゃないか？と僕は思ってますし、ファンは頭の片隅にそんな危機意識を置いておくべきやと思う。

このまま新日本のファーム団体になっていくのを見せられていくのは、いい加減しんどくなるでしょうし、

三沢さんが健在だったら絶対ノアのリングを跨げないであろう糞仁田にまで頼らざるを得なくなるぐらいならば…という感じです。




しっかしなぁ。

ＫＥＮＴＡのノア参戦最終興行・後楽園大会のラストを締めるのが、メインに出る永田かヨネちゃんになるのって、なかなかにシュールな流れですよね。

どんな空気になるんやろか？

一捻りがあって、メインを締めるのがその二人以外になると仮定をすれば、

メインの勝者に挑戦表明をするならば丸藤か森嶋か、大穴でゲンバもありかな…

いや、こーなったらマイバッハは、かつて天龍さんが全日本を離脱した直後の三沢さんばりに、マイバッハのマスクを脱ぎ捨てて素顔の谷口に戻ってくれや！って話ですよ。

そもそもマイバッハのキャラなんてＫＥＮＴＡプロデュースなんやから、そこまでして豪快にＫＥＮＴＡを吹っ切ろうとするのも有りでしょ？

えっ？防犯ポスターですか？そんなん知らん！田上社長に土下座してもらえ！(笑)

ホンマにねぇ。

ファンも、マスコミも、選手も、誰もが

『これからのノアは大丈夫だ』

とは嘘でも言えなくなるであろうその瞬間に、ノアの選手達はどんな姿を・どんな言葉を残すのか…

そう、どんな『心に残るプロレス』にしてくれるのかは密かに楽しみにしています、という事で…





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