今回は、ツタヤで借りてきた『あまちゃん』完全版DVDの第10巻を観た感想を書いていきます。

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≪一応以下ネタバレ注意≫

第9巻の時にも書きましたが、この辺りになると本放送を観た上で日曜日に放送されていた『断片的にしか聞いてない』ダイジェストも観ていましたし、

真夏に放送された『朝まで あまテレビ』も観ていたもんだから新鮮さは皆無でしたね。

年末に放送されたダイジェスト一挙放送までは観れてませんが…

って、それはどーでもええけど。

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とにかく、アキが『見つけてこわそう』で芸能界での居場所を確保して以降は主人公・アキと、前巻ではアキ以上に存在感があって社長になった春子さん周辺の、波瀾万丈っぷりが落ち着いていた感が強くて…

って、あんまり落ち着いてはいないんやけど、これまでのジェットコースターっぷりが凄かったし、

この巻では『黒い髪になって黒い交際を断ち切った』ユイの方がよっぽど波瀾万丈やったからなぁ(笑)

長い時間をかけておこなわれてきた序盤の各伏線が回収されるエピソードも、この2週に関してはほとんど無かったので、物足りなかった様な気はした。

伏線云々で強いてあげれば、春子さんの昔の名刺襲撃ツアーぐらいか!?

それさえも『見つけてこわそう』までの前振りにしか過ぎなかった割に結構な時間を割いていたのって贅沢やなぁ、とは思ったけど(笑)

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でもその関係で、余計に20週でユキハシオさんが出てきて、なんやかんやあってオーラスで夏ばっぱが倒れた時の衝撃と、それを受けての春子さんの動揺っぷりは半端じゃなかった。

完全版で観てもやっぱり唐突だった感が『イナメナイヨネ〜』な太巻映画祭の始まり方も含めたら、

何というかこれまでの あまちゃんには存在していた筈のメリハリの付け方のバランスよりも、クドカンの手抜きor遊び心の方が炸裂していた様な気がする。

まぁ、これも東京編の中の起承転結の転と割りきれば、これはこれで有りなのでしょう、みたいな感じですけどね。

個人的にこの巻で一番『ほぉ〜…』となったのはですね。

ダイジェストでは確かカットされていた、アキがGMT祭りを観に行った時に、残されたGMTのメンバーがアメ横のステージ上で完成された自己紹介を観て、

朝のドラマではやっちゃいけないレベルの苦虫を噛み潰した様な表情を見せたミズタクかなぁ。

うん、素晴らしかった(笑)

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アレはGMTメンバーの自己紹介が完成するまでの面倒くせぇ流れを観てなきゃ…

それこそミズタクの回想シーンだけでは、ミズタクがあの顔になるまでのダイナミズム?が堪能できないでしょう、多分。

とりあえず完全版を見といて良かったと思ったなぁ。

ちなみにこの巻で僕が一番笑ったのはですね。

無頼寿司で夏ばっぱがユキハシオさんの話をしている途中に、鈴鹿さんが無頼寿司に来店するタイミングで日をまたいで、日をまたいだ末に

『何だよ、鈴鹿さんかよ!』

と、ノーフィアーなアキが吐き捨てるくだりと、

その次がリアスでジャイアント馬場さんが風呂場で怪我して云々の話をするシーン。特に後者はさすがにやり過ぎやと思った(笑)


とりあえず、第11巻はできるだけ早く借りてきたいですね。以上(笑)

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