今回はWNCとTAJIRIの件…

ではなく、それより先に『あまちゃん』完全版DVDの第12巻を観ておりましたので、その感想を書いていきましょう。

だって、櫛田に対してごちゃごちゃ書いた次の日にTAJIRIに対してごちゃごちゃ書くのって、僕の中ではすげぇ微妙ですもん。

もちろん思うところは多々ありますが…

7f51c2cd.jpg

9ab384d4.jpg


ここからは本題。

東京編から遂に復興編に突入、と意気込みながらDVDを観てみたものの、本放送を観た後にブログに書いた感想からまるで様な違う印象は受けなかったなぁ、というのが正直なところですね。

狐と戯れた後にアキが北鉄で袖が浜に凱旋した時など、泣けた場面も本放送を観た時とほぼ一緒やったし(笑)

良くも悪くも…かも知れませんが、復興編に入る頃には あまちゃんの世界の完成度の高さに慣れてしまった影響かもしれない、と自己分析。

2e813d0a.jpg


なお、第12巻に収録されている内容の本放送を観た感想の記事はこちら↓

走らなくちゃなんねえのだ

KD TOK3R KDNSP MMMYP GB

さてさて。

ここからは、既に書いた内容とは違う範囲で僕の心に引っ掛かった事を書いていけばですね。

東日本大震災の発生当日のエピソードはともかくとして、

北三陸の面々は何とか無事で、3月12日の大吉っつぁんの

『とにかく列車を走らせるぞ』

一言をきっかけにして北鉄の一部が運行再開をして以降はテンポが早くて、

c4269052.jpg


ユイが

『私に会いたければ皆北三陸に来ればいい!』

と駅でブチかましたのをスタート点にして、東京編の登場人物が順番に北三陸に帰ってくるor訪ねてくるという、

大震災絡みだから妥当な言い回しかどうかはわかりませんが…

痛快かつカタルシスもあるストーリー展開を観せられた影響で、

実際には膨大な時間と天文学的数字のお金もかかる被災地の復興の困難さの伝わり方が、多少軽くなってしもうたんとちゃうか?と思ったんですよね。

能年ちゃんが活躍しつつ あまちゃんの世界が存在する事で大震災を風化させないという側面がある一方で、

あまちゃんは喜劇が故に復興の困難さの伝わり方が軽くなるならば、

また、今後映像作品の形で東日本大震災をテーマにする企画があるならば、

リアリティーとエンターテイメント性のさじ加減はどれぐらいがベターなのかの判断はかなり難しくなるんやろーなぁ、と思った。

もっとも、軽くなる気がした云々に関しては、実際に三陸鉄道が全面復旧して感動させられた反動があるのかも知れないからアレですが…

a7ab4b2a.jpg


前にも書きましたが、ドラマの中では北三陸の復興の一応のゴール地点として、

北鉄の一部運行再開と海女カフェの復活に定めたたクドカンのバランス感覚は素晴らしいとは思います。

でも、改めて観たら複雑な気持ちにはなりましたね…って、僕の言いたい事が伝わりにくくてすみません。

話は変わって、それとは別に思った事は、第24週の5日目のエンディングが無頼寿司の梅さんが北三陸にやってきて、滞在48分(中略)と意表をつかれたのに、

その次の回・6日目のエンディングはミズタクが北三陸に帰ってきて(?)ユイと再開するシーンだったというのは、

テンドンっぽさがあからさまでクドカンにしてはツメの甘さがあり物足りなかった部分もある。

結論。

オーラスの第13巻は若干ハードルを下げて見なきゃイカンと思いました(笑)

今回はこんな感じで…

aa1e7ec9.jpg


人気ブログランキングへ
こちらの人気ブログランキングにエントリーしております。よろしければクリックをお願いします…