今回は、遅ればせながら競馬・安田記念のレース回顧を書いていきましょう。

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直線の芝が剥がれて飛びまくる、絵に描いた様な極悪馬場で行われた今回。

まず何より世界のジャスタウェイが負けなくて良かった、というのと、

この馬場では有りがちな“行った行った”にならず、ただただハードなレースだったなぁ、と。

勝ったジャスタウェイについて。

道中は、幾らミッキーアイルが逃げていたとはいえ、相談役が大事に乗ろうとしていたのか、思ったよりも中団に居たので大丈夫か?とは思いましたが、

馬込みからじわじわ脚を伸ばして最後僅かに勝ちきるなんて、本当しぶとかったですよね。

有りがちな『圧勝はするけど脆い』というパターンに はまらないなんてやっぱり強い。

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こうなったら国内戦の鞍上は、ヤスケンっぽい笑顔がまぶしい相談役に固定した方がええんちゃう?とは思った(笑)

まぁ、ジャスタウェイは当然の様にダメージが大きく宝塚記念は回避となりましたが、

ロンシャンの馬場の適正があるのかどうかよくわからないものの、

凱旋門賞挑戦に向けて早めに動き出せるならばこれはこれで正解なんでしょうね。

何とかこのまま無事に行ってほしいです。

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グランプリボス。

全く人気は無かったし、実際とてもじゃないけど手を出せる様な存在ではなかったものの、

あの馬場でも果敢に勝ちに行ってレースを盛り上げた、ダノンシャーク&グロリアスデイズの間から交わしていくタイミングは良かったし、

馬場はああなったけど、今年の面子で1分36秒台の決着になれば何が来てもおかしくは無い訳で、

終わってみればマイルの実績馬が来るもんなんやなぁ、といったところか。

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あとは三浦が相談役にエルボーをカマしていた件ですか。

あの瞬間を完璧に撮っているなんてプロのカメラマンってすげぇなぁって思った(笑)

それはさておき、Twitterでは『三浦のなりふり構わず勝ちに行く姿勢が見えた』という意見も目にして、それもわからん事は無いのですが、

グランプリボスがトップスピードに入っているタイミングで、敢えて馬のバランスが崩れる様な事をするぐらいならば、

結果的にはあの着差だったからこそ要らん事はせず追い続けてりゃあ良かったのに、とは思いましたね。

大体、万が一あのエルボーで相談役が落馬なり大きくバランスを崩して2着になっていたら、

グランプリボスを降着にすべきかどうかで無茶苦茶モメていたでしょうに。なんか、いろいろ考えさせられた。

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大外ぶん回しではなく、内を突っ込んできたショウナンマイティの健闘は、

どちらかと言えばグランプリボスよりも驚きましたが、骨折したとなると同情せざるを得ないですね。

何とか復活してもらって、浜中に乗ってもらってGIの大舞台でまともに走らせてあげたいのですが…

安田記念はこんな感じかなぁ。

マイルCSはおそらく全然違う面子になって、トーセンラーが上位に来る等あって、ガラッと違う結果になるんでしょうけど、

もういい加減マイルもスプリント路線も結果が安定してもらいたいなぁ、と…

いや、結果の安定が無理なら無理で諦めるから(苦笑)せめて秋の短距離GIは良馬場でやってほしいもんです、はい。

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