今回は、競馬とプロレスの引退ネタをふたつ書いていきましょう。

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PC版日刊スポーツ 佐藤哲三引退「ファンと一緒に馬券買う」

◆まずは“勝負師”佐藤哲三の引退発表について思うことを。

復帰できなかったのはもちろん残念。

でも、

(以下、別の記事からのコピペ)
左上腕骨開放骨折
左肩甲骨骨折
外傷性気胸
L4(腰椎)横突起骨折
左尺骨骨折
右大腿骨骨幹部骨折
左足関節脱臼骨折
右下腿部裂創
右第一肋骨骨折
右肘関節(尺骨)脱臼
そして治療にともなう感染症

『これ、落語の寿限無かよ!?』

とツッコミを入れたくなるぐらいのとんでもないレベルの大ケガをしながらも、

自分が居ない中央競馬という重い現実から目をそらさずに復帰を目指して手術&リハビリを続けてきたんだし、

記者会見で明かされた、キズナに会いにいって騎手としてのモチベーションがどーこうの話を目にしたら納得せざるを得ない…ですよね。

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それでも安易に

『諦めるな!』

と言うのって、観る側のエゴになるんじゃないか、という気もした。

大体今回の件は さとてっちゃん本人が一番悔しいでしょうし、これからも さとてっちゃんの孤独なリハビリは続く訳やし…

ただですね。

さとてっちゃんがこうなってしまった以上は、さとてっちゃんとクドいぐらいの勢いでエールを交換していた後藤ヒロキは、

もちろん復帰をしてもらった上で、何年後になるかはわかりませんが無事に引退をしてほしいですね。

あと今回の件で印象に残ったのは、引退後は体調面との兼ね合いもあってか『調教師を目指す』とは明言をしなかった(頭の片隅にはある、と言うにとどめた)上で、

JRAの馬券を買うと宣言(?)していたのは競艇大好きな勝負師の さとてっちゃんらしくて、これはこれでカッコいいよなぁ、と。

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今後しばらくは仕事がモロ被りなるであろうアンカツさんとの差別化を意識して(しないかも知れんけど)さとてっちゃんがどんな馬券の買い方をするのかは興味は有る(笑)

ついでに書けば、JRAと若干距離を開ける事で、社長ばりにネット媒体でJRAへの批判を言うのも非常に期待をしていたりもする。

アンカツさんは引退前からあーいうキャラやから、余計に さとてっちゃんには…ね。頑張れよ、さとてっちゃん!(笑)

さてここからは、ちょっとひねくれた角度から さとてっちゃんの思い出を書けば。

まず『忘れられない』ものを挙げれば、ラガーレグルス絡みのエピソードになりますかね。

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大出遅れがあってからの皐月賞のアレは、個人的に実馬券でエラい目にあったのを差し引いても悪い意味で歴史に残るし、

ゲート再審査の時にマナーが悪かったファンに詰め寄ろうとしたという話も嫌でも記憶に残っている。

変な話、アレぐらい癖のあるラガーレグルスでの苦労があったからこそ、佐々木晶師曰く かなりのクセ馬だったというタップを乗りこなせた上で、

ファインモーションに絡み続けて潰したり、凱旋門賞で惨敗しながらもゼンノロブロイに真っ向勝負を挑んだりした、有馬記念での好走があった訳で。

宝塚記念での快勝劇も凄かったし、馬は違うけどインティライミの日本ダービーでの好走にも繋がったのかもしれない。

競馬もねぇ、例え馬券は買わなくても観るだけ観とかなイカンよなぁ、と思った次第。

なお、さとてっちゃん本人が会見で名前を挙げたアーネストリーに関しては、宝塚記念よりも天皇賞(秋)で惨敗して、実馬券ではラガーレグルスの時以上にエラい目にあったイメージが強いのでこの場ではスルーします。ご了承下さい(苦笑)

大日本プロレスホームページ 石川晋也選手引退のお知らせ

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◆つづいては、石川晋也の電撃的な引退発表。

これに関しては、内容的には真逆になるんですけど、雁之助さんのガッツワールドでの復帰発表と同じぐらいに無茶苦茶複雑な気持ちになっています。

ミッキー・ロークの『レスラー』を観なおして考えさせられた後に、まさかこーいう風なプロレスからの身の引き方を見せられるとはなぁ…

もしも先月、石川対決の直前ケガをしていなければ普通にプロレスは続けていたんじゃないか?

いや、折角奥さんとお子さんが試合会場に来てくれたのに…というトラブルがあったとなると、

あのケガは あくまできっかけにしか過ぎなくて、早かれ遅かれ何らかのタイミングでプロレス界からフェードアウトしたんじゃないか?

と、両方の事を考えてしまった。

とにかく、何と言いますか。

塚本が大日本からの退団が電撃的に発表されて半年も経っていないのに、石川も金銭的に家族を養いきれない(と思われる)という理由で辞める事を決意したのは生々しいし、

更に既にプロレスから離れた後の就職先も決まっているだなんて、かなり凹んだ。

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これはもうはっきり書いておきますが…

デスマッチ路線とストロング路線。

それぞれの路線のエース候補の選手を家族込みでプロレス一本で食わせる事ができない(と思われる)だなんて、

旗揚げ20周年を迎える団体としてはどう好意的に見てもそれは まずいやろーと。これに尽きるかもしれないですね。

昔の横浜アリーナ大会の決行で負った借金を返したのは純粋に凄いとは思うけど、返し終わってからはどんな経営をしてきたんだ?とまで思ってしまったぐらい(すみません)

もちろん、大日本の両国国技館進出には期待をしているのですが、心の片隅には今回の件は喉に詰まった魚の小骨みたいに引っ掛かり続けそうで…

今後は、今回味わったやるせない思いは、同じ四国の人間である岡林に頑張ってもらってできるだけ晴らしてほしい。

復帰するのはまだしばらく先やけど…ねぇ。

ん〜、今回はこんな感じで勘弁して下さい(一礼)

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