観た順番はUFCジャパンが先になるんですけど、今回はプロレスの小ネタ集?を先に書いていきましょう。




※PC版新日本プロレスホームページ
◆ビッグマッチの会場のチョイスは攻め続けるけど、マッチメークは守りに入りまくりの新日本プロレスの、神戸ワールド大会の一部の試合をプロレスリングBARジャッジメントで観てきました。
マンネリもいいところの中邑vsファレについては、僕の中では心の底からどーでもいいカードやから感想は他の人にお任せするとして、個人的に一番印象に残ったのは田口の久々のシングル王座戴冠。
スーパージュニアで優勝していたならばorマホンみたいに会場人気が急上昇したならばともかく…となりますが、別にそういう訳でもないみたいやし、
それ以前に福岡でのタイトル戦で飯伏に光を消された上で敗れて半年も経っていないのに挑戦権が回ってきただけでも
『えっ…?』
となるのに加えて、
そんな田口の秘密兵器として、よりによって金本浩二の必殺技を使っただなんてどん引きしてしまうぐらいななのに、
だめ押しで新日本がプッシュしてきた筈の櫛田に勝っちゃっただなんて、悪い意味ですげぇなぁ、と思った。

田口は、田口よりも上の世代が皆嫌がったと思われる下の世代へのワンポイントリリーフ役になるのかも知れませんが、
ワンポイントリリーフだったらベルトを渡す相手が『櫛田が負けても、櫛田もファンも納得ができる』存在のシェリーでも別に良かった筈なのに…となる。
悪い意味で度肝を抜かれました、はい。
◆続いては週プロの表紙になった棚橋vs柴田。
とりあえず思ったのはですね。
二人とも肉体的にはハードな試合をしているものの、頭から落とす類いの技には頼らないし、
後藤洋みたいな危なっかしいったらありゃしない大技に頼らないし、これまた後藤洋みたいに技ミスして相手にケガをさせる事も無いから安心して観ていられた。
試合中の緊張感とフィニッシュへの流れはGIクライマックス秋田大会の時の方が好きではありますが、
試合後のやりとりは確かに じーんと来るものがありましたね。

テレ朝の実況が、プロレスラーが試合後のリング上でマイクを使わないで言葉を掛け合う事の重要性…それもこの二人なのに…
それを全くわかってなくて喋り続けていたもんだから、柴田が本当に棚橋にお礼(?)を言っていたのかが伝わって来なかったのは憤慨もんでしたが、
退場する棚橋と柴田の何とも言えない表情でプラスマイナスゼロにはなっていたかな、と。
また、そんなやりとりの後ではノーコメントだった事で謎かけをしてきた柴田は、マニア層のプロレスファンを唸らせるポイントをよくわかってるよなぁ。
後藤洋も…あ、内藤もそうかな。柴田のそこら辺は見習えって話で。
今の新日本のマッチメーカーが幾らダメでもこの二人にいきなりタッグ・または後藤洋を含めたトリオを組ませたりはしないでしょうから(多分)、
中邑を含めたこの三人の独特の距離感で、まだしばらくはマニア寄りのファンを楽しませてほしいですね。
※大日本プロレスホームページ
※大日本プロレス後楽園大会でした|「信州信濃のブラッドレインメーカー THE鉄人 アブドーラ・小林プロのギャンギャンしてないグダグダブログ」

◆一昨日の大日本プロレス後楽園大会のダイジェストをバトルメンで観ました。
先日の記事で、
登坂さんか伊東か関本かはわかりませんが、ファンが石川晋也の件を吹っ切れる様なメッセージを送った上で、両国大会への道がスタートする事を祈る
と書いていた手前一体どんな興行になるのか?は、極端な話新日本の岡山大会やノア&ゼロワンの新潟大会よりも気になってました。
ほんでもって蓋をあけてみればメインではアブ小がクイックながらも裕向から勝って…
それだけでもなかなかのインパクトがあるのに、
今回の件を吹っ切る事を重視するならば、それこそ百点満点とも言えるメッセージを送った上で興行を締めていた。
残念ながらバトルメンでは、後楽園大会のVTRの間石川晋也の『い』の字も出なかったのは残念ですが(離婚歴のあるノガちゃんがゲストでは仕方ないかな?)、
『俺はプロレスを愛している!プロレスを裏切るような不倫はしない!』
と堂々と吠えられたらアブ小を誉めなきゃしゃーないし、もし会場に居たならばダイニッポンコールをしなきゃ嘘でしょう、みたいな。

だってほら、不倫と浮気を同じ様なものだとして考えれば。
仮にこれがふた昔前ならば、新日本をはじめとする日本のプロレス業界は、PRIDEとK‐1とミスター高橋氏の本に包囲されていて、固定客とプロレスマスコミの関心を(大袈裟にいえば)根こそぎ横取りされていた訳で。
僕はたまたまリングスをずっと観ていたのに加えて闘龍門ジャパンを観た事もあって、そこまでPRIDEやK‐1にのめり込みはしませんでしたが、
格闘技に浮気をしていたファンやマスコミへの牽制兼、日本のプロレス業界全体への檄とも受け取れない事は無いですよね。
アブ小がそこまで意識していたかはわかりませんし、そこはわからないままファンタジーのままの方が面白いとは思いますが…(笑)
とにかく、石川の件は完全に大日本の中の出来事でしたが、アブ小のメッセージは大日本の枠には収まらないぐらい重いマイクアピールだったんじゃないでしょうか。
大日本絡みでこれだけ僕の心の琴線に響いたのは、東日本大震災の後の初興行のメイン終了後の葛西の
『元気のない日本人がよ、いまの日本を救えると思うか?俺っちは負けない、そして日本は負けない!』
のマイク以来かもしれないですね…
結論。今回の逆境は何とか跳ね返した大日本プロレスの底力というべきか、アブ小の人間力というべきか。良い意味で すげぇなぁ、と。
残念ながら昨日沼澤の負傷欠場が発表されてしまいましたが、何とかしてくれるでしょう、多分。
来月の大日本の高松大会。仕事で行けないのは悔しいですね…


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◆ビッグマッチの会場のチョイスは攻め続けるけど、マッチメークは守りに入りまくりの新日本プロレスの、神戸ワールド大会の一部の試合をプロレスリングBARジャッジメントで観てきました。
マンネリもいいところの中邑vsファレについては、僕の中では心の底からどーでもいいカードやから感想は他の人にお任せするとして、個人的に一番印象に残ったのは田口の久々のシングル王座戴冠。
スーパージュニアで優勝していたならばorマホンみたいに会場人気が急上昇したならばともかく…となりますが、別にそういう訳でもないみたいやし、
それ以前に福岡でのタイトル戦で飯伏に光を消された上で敗れて半年も経っていないのに挑戦権が回ってきただけでも
『えっ…?』
となるのに加えて、
そんな田口の秘密兵器として、よりによって金本浩二の必殺技を使っただなんてどん引きしてしまうぐらいななのに、
だめ押しで新日本がプッシュしてきた筈の櫛田に勝っちゃっただなんて、悪い意味ですげぇなぁ、と思った。

田口は、田口よりも上の世代が皆嫌がったと思われる下の世代へのワンポイントリリーフ役になるのかも知れませんが、
ワンポイントリリーフだったらベルトを渡す相手が『櫛田が負けても、櫛田もファンも納得ができる』存在のシェリーでも別に良かった筈なのに…となる。
悪い意味で度肝を抜かれました、はい。
◆続いては週プロの表紙になった棚橋vs柴田。
とりあえず思ったのはですね。
二人とも肉体的にはハードな試合をしているものの、頭から落とす類いの技には頼らないし、
後藤洋みたいな危なっかしいったらありゃしない大技に頼らないし、これまた後藤洋みたいに技ミスして相手にケガをさせる事も無いから安心して観ていられた。
試合中の緊張感とフィニッシュへの流れはGIクライマックス秋田大会の時の方が好きではありますが、
試合後のやりとりは確かに じーんと来るものがありましたね。

テレ朝の実況が、プロレスラーが試合後のリング上でマイクを使わないで言葉を掛け合う事の重要性…それもこの二人なのに…
それを全くわかってなくて喋り続けていたもんだから、柴田が本当に棚橋にお礼(?)を言っていたのかが伝わって来なかったのは憤慨もんでしたが、
退場する棚橋と柴田の何とも言えない表情でプラスマイナスゼロにはなっていたかな、と。
また、そんなやりとりの後ではノーコメントだった事で謎かけをしてきた柴田は、マニア層のプロレスファンを唸らせるポイントをよくわかってるよなぁ。
後藤洋も…あ、内藤もそうかな。柴田のそこら辺は見習えって話で。
今の新日本のマッチメーカーが幾らダメでもこの二人にいきなりタッグ・または後藤洋を含めたトリオを組ませたりはしないでしょうから(多分)、
中邑を含めたこの三人の独特の距離感で、まだしばらくはマニア寄りのファンを楽しませてほしいですね。
※大日本プロレスホームページ
※大日本プロレス後楽園大会でした|「信州信濃のブラッドレインメーカー THE鉄人 アブドーラ・小林プロのギャンギャンしてないグダグダブログ」

◆一昨日の大日本プロレス後楽園大会のダイジェストをバトルメンで観ました。
先日の記事で、
登坂さんか伊東か関本かはわかりませんが、ファンが石川晋也の件を吹っ切れる様なメッセージを送った上で、両国大会への道がスタートする事を祈る
と書いていた手前一体どんな興行になるのか?は、極端な話新日本の岡山大会やノア&ゼロワンの新潟大会よりも気になってました。
ほんでもって蓋をあけてみればメインではアブ小がクイックながらも裕向から勝って…
それだけでもなかなかのインパクトがあるのに、
今回の件を吹っ切る事を重視するならば、それこそ百点満点とも言えるメッセージを送った上で興行を締めていた。
残念ながらバトルメンでは、後楽園大会のVTRの間石川晋也の『い』の字も出なかったのは残念ですが(離婚歴のあるノガちゃんがゲストでは仕方ないかな?)、
『俺はプロレスを愛している!プロレスを裏切るような不倫はしない!』
と堂々と吠えられたらアブ小を誉めなきゃしゃーないし、もし会場に居たならばダイニッポンコールをしなきゃ嘘でしょう、みたいな。

だってほら、不倫と浮気を同じ様なものだとして考えれば。
仮にこれがふた昔前ならば、新日本をはじめとする日本のプロレス業界は、PRIDEとK‐1とミスター高橋氏の本に包囲されていて、固定客とプロレスマスコミの関心を(大袈裟にいえば)根こそぎ横取りされていた訳で。
僕はたまたまリングスをずっと観ていたのに加えて闘龍門ジャパンを観た事もあって、そこまでPRIDEやK‐1にのめり込みはしませんでしたが、
格闘技に浮気をしていたファンやマスコミへの牽制兼、日本のプロレス業界全体への檄とも受け取れない事は無いですよね。
アブ小がそこまで意識していたかはわかりませんし、そこはわからないままファンタジーのままの方が面白いとは思いますが…(笑)
とにかく、石川の件は完全に大日本の中の出来事でしたが、アブ小のメッセージは大日本の枠には収まらないぐらい重いマイクアピールだったんじゃないでしょうか。
大日本絡みでこれだけ僕の心の琴線に響いたのは、東日本大震災の後の初興行のメイン終了後の葛西の
『元気のない日本人がよ、いまの日本を救えると思うか?俺っちは負けない、そして日本は負けない!』
のマイク以来かもしれないですね…
結論。今回の逆境は何とか跳ね返した大日本プロレスの底力というべきか、アブ小の人間力というべきか。良い意味で すげぇなぁ、と。
残念ながら昨日沼澤の負傷欠場が発表されてしまいましたが、何とかしてくれるでしょう、多分。
来月の大日本の高松大会。仕事で行けないのは悔しいですね…


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コメント
コメント一覧 (1)
今回4度目のシングルマッチですが、CHAOSとBULLET CLUBの抗争があって春のトーナメント、ファレの挑戦、中邑の挑戦、その都度シチュエーションも会場も違うし、試合内容がよければ何度もやっていいと思います。
それでまたチャンピオンが中邑?っていう意見もあると思いますが、今の新日本ファンがインターコンチネンタル=中邑だと思っているからいいんではないでしょうか?
これは自分がWWEをメインにみているせいもあると思います。
それこそ3回連続でPPVで同じカードでやっても会場のWWEユニバースは満足してるし、ミズが何度もインターコンチネンタルのチャンピオンになっても客は不満を言わない。
ストーリーと内容がよければいいと思う。
そういう流れを棚橋がこの10年間で作った物じゃないかと。
んで田口のジュニアですがね、今新日ジュニアで生え抜きがデスペラートしかいないし、BUSHIも新日本にきてもプッシュされない状況、飯伏はヘビー、タッグの方がチームが充実してるからシングル路線がよく見えないでは?
いっそのことライガーがとって、下の選手が挑戦するシチュエーションのほがいいかなとは思うのですが。
大日本の件についてはせっかくストロング部門が小橋の目に止まりプッシュされるほどにもなったのにもったいないですね。
まぁそういう時こそアブコバが出てきてネガティブを払拭するのさすが。
ただ少しからだ絞ってほしいですが……。