今回は、総合格闘技・UFC178ラスベガス大会のWOWOW中継を観た感想を書いていきましょう。
※PC版ホームページ
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★まずは、UFCジャパンの放送中何回も宣伝されていた水垣vsドミニク・クルーズについて。
“UFC世界王座に一番近い日本人”が“約3年間のブランクのある元王者”に木っ端微塵に潰されたというシビアな現実はショックでしたねぇ。
UFCに限れば…
って、ほとんど観てないクセに何言うとんねんって話ですが(苦笑)
ネタバレ状態だったにも関わらず、サイドポジションを取られたホイスがマット・ヒューズ(いまだにマット・ヒュームとごっちゃになる)にボッコボコにされた映像をG+で観た時と同じぐらいにショックでしたねぇ。
陣営は当然警戒していたにも関わらず、実質的なファーストコンタクトだったタックルであれだけ豪快に倒されて…
空手バカ一代における『これ、もしかしてカラテ?』のシーンやないけど、
『これ、もしかして大相撲?』
って思いましたもん。
ほんでもって、金網に追い込まれて体勢を変えなきゃいけないのに、右腕を抱えられていたから正確に顔を殴られて…
ドミニクはブランク関係なくそれだけ強い選手なんやって言われたらそれまでの話なんですけど、
UFCはどんだけ日本人には厳しい世界なんや?ってなりましたし…ねぇ。
例によって家で観て後日、小池瑞香・非公認応援団四国支部こと(大嘘)プロレスリングBARジャッジメントでも改めて観て凹んで…
以下、ジャッジメントでの会話の文字起こし。
僕
『あの負け方じゃ悔し泣きもしますよね…』
ジャッジメント サポートスタッフの豊島さん
『いや、彼は勝っても負けても泣くタイプの選手なんです』
僕
『あ、そうなんですか( ̄0 ̄;』
そんなしょーもないやりとりはともかくとして、水垣には谷底に突き落とされてから、何とか巻き返してほしいですね。
少なくとも、提訴がどーこうの宇佐美氏with中井りんよりは感情移入をしやすいし(爆)
★フライ級タイトルマッチ・ジョンソンvsカリアソ
この興行も、水垣とアルバレス以外は相変わらず知らない選手ばかりだったもので、
観ていて強調するほどテンションが上がる事はなかったんですけど、
この試合でのジョンソンの横綱相撲っぷりは観ていて たぎったなぁ。
ジョンソンのパッと見いは
『ジョナサン・グリシャムか?』
とツッコミを入れてしまいそうぐらいに…
言われなければUFCの絶対的な存在とは見えないぐらいにオーラが見えなかったんですけど、
スタンドではスピーディーだし動きは滑らかだし、1R終了直前のラッシュにおける、空振りになったハイキックなんてカリアソ以上にカンフーカンフーしてた(笑)
2Rでは寝かせたら寝かせたで、ノーマン・スマイリーのスパーリングを観ているかの様にカリアソの腕を極め続けて一本をとったら宙返りをして…
って、そもそもノーマン・スマイリーはスキンヘッドじゃなかったですね。失礼。
まぁ、腕を極められたカリアソのタップしたか、していないかの判断が紛らわしい手の動きは、
タイトル戦としては如何なものか?とは思いましたが、これはいいもんを観れました。
一発で顔と名前を覚えたし(笑)
でも、そんなジョンソンでも長期欠場前のドミニクには完敗していたそうですし、
ついでに書けば元気・元気の堀口と同階級なんですよね…
ん〜、それだけ選手層が分厚いって事なんやろーけど、どうしたもんだか…(笑)
★他に印象に残ったのは、ポワリエvsマクレガーの試合よりも数段に面白かった挑発合戦と、ロメロvsケネディーの大逆転劇になりますかね。
3R開始前、セコンドがあからさまに時間稼ぎをしていたのは、博打の対象として見れば非常に如何なものか?とはなりますが(大金賭けとってあんな事やられたらブーイングもするわ)、
あの階級だとあそこまでわかりやすくワンパンチで形勢が引っくり返る事ってあるんやなぁ…としみじみした。
と同時に、止めるのが遅かった様に感じて怖さもあった。
以下、会話を再び文字起こし。
僕
『幾らレフェリーが絶対とはいえ、あれだけ立て続けに有効打を食らったならば、亀状態になる前にケネディのセコンドがタオルを投げて止めてもよかったんじゃないか?と思うんですよ』
豊島さん
『UFCは詳しくないから推測になりますが、セコンドとドクターには試合を止める権限が無い試合契約なのかも知れないですね。
でも、オクタゴンで死亡事故は起きてない筈だからレフェリーの判断もそこまで悪く無いという事だと思います。
また、仮にセコンドのタオル投入がOKだとしてもオクタゴンは高いですから、
試合中スムーズにかつ確実にレフェリーの視界に入る様にタオルを放り込むのも、それはそれで結構難しいんじゃないかと思います』
ん〜………UFCは深い世界なんやなぁ。
とりあえず、ジャッジメントとしては10月以降もワウワウの視聴契約を継続する予定だそうなので、僕ももうしばらくはワウワウとの契約は続けようと思います、ということで…
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“UFC世界王座に一番近い日本人”が“約3年間のブランクのある元王者”に木っ端微塵に潰されたというシビアな現実はショックでしたねぇ。
UFCに限れば…
って、ほとんど観てないクセに何言うとんねんって話ですが(苦笑)
ネタバレ状態だったにも関わらず、サイドポジションを取られたホイスがマット・ヒューズ(いまだにマット・ヒュームとごっちゃになる)にボッコボコにされた映像をG+で観た時と同じぐらいにショックでしたねぇ。
陣営は当然警戒していたにも関わらず、実質的なファーストコンタクトだったタックルであれだけ豪快に倒されて…
空手バカ一代における『これ、もしかしてカラテ?』のシーンやないけど、
『これ、もしかして大相撲?』
って思いましたもん。
ほんでもって、金網に追い込まれて体勢を変えなきゃいけないのに、右腕を抱えられていたから正確に顔を殴られて…
ドミニクはブランク関係なくそれだけ強い選手なんやって言われたらそれまでの話なんですけど、
UFCはどんだけ日本人には厳しい世界なんや?ってなりましたし…ねぇ。
例によって家で観て後日、小池瑞香・非公認応援団四国支部こと(大嘘)プロレスリングBARジャッジメントでも改めて観て凹んで…
以下、ジャッジメントでの会話の文字起こし。
僕
『あの負け方じゃ悔し泣きもしますよね…』
ジャッジメント サポートスタッフの豊島さん
『いや、彼は勝っても負けても泣くタイプの選手なんです』
僕
『あ、そうなんですか( ̄0 ̄;』
そんなしょーもないやりとりはともかくとして、水垣には谷底に突き落とされてから、何とか巻き返してほしいですね。
少なくとも、提訴がどーこうの宇佐美氏with中井りんよりは感情移入をしやすいし(爆)
★フライ級タイトルマッチ・ジョンソンvsカリアソ
この興行も、水垣とアルバレス以外は相変わらず知らない選手ばかりだったもので、
観ていて強調するほどテンションが上がる事はなかったんですけど、
この試合でのジョンソンの横綱相撲っぷりは観ていて たぎったなぁ。
ジョンソンのパッと見いは
『ジョナサン・グリシャムか?』
とツッコミを入れてしまいそうぐらいに…
言われなければUFCの絶対的な存在とは見えないぐらいにオーラが見えなかったんですけど、
スタンドではスピーディーだし動きは滑らかだし、1R終了直前のラッシュにおける、空振りになったハイキックなんてカリアソ以上にカンフーカンフーしてた(笑)
2Rでは寝かせたら寝かせたで、ノーマン・スマイリーのスパーリングを観ているかの様にカリアソの腕を極め続けて一本をとったら宙返りをして…
って、そもそもノーマン・スマイリーはスキンヘッドじゃなかったですね。失礼。
まぁ、腕を極められたカリアソのタップしたか、していないかの判断が紛らわしい手の動きは、
タイトル戦としては如何なものか?とは思いましたが、これはいいもんを観れました。
一発で顔と名前を覚えたし(笑)
でも、そんなジョンソンでも長期欠場前のドミニクには完敗していたそうですし、
ついでに書けば元気・元気の堀口と同階級なんですよね…
ん〜、それだけ選手層が分厚いって事なんやろーけど、どうしたもんだか…(笑)
★他に印象に残ったのは、ポワリエvsマクレガーの試合よりも数段に面白かった挑発合戦と、ロメロvsケネディーの大逆転劇になりますかね。
3R開始前、セコンドがあからさまに時間稼ぎをしていたのは、博打の対象として見れば非常に如何なものか?とはなりますが(大金賭けとってあんな事やられたらブーイングもするわ)、
あの階級だとあそこまでわかりやすくワンパンチで形勢が引っくり返る事ってあるんやなぁ…としみじみした。
と同時に、止めるのが遅かった様に感じて怖さもあった。
以下、会話を再び文字起こし。
僕
『幾らレフェリーが絶対とはいえ、あれだけ立て続けに有効打を食らったならば、亀状態になる前にケネディのセコンドがタオルを投げて止めてもよかったんじゃないか?と思うんですよ』
豊島さん
『UFCは詳しくないから推測になりますが、セコンドとドクターには試合を止める権限が無い試合契約なのかも知れないですね。
でも、オクタゴンで死亡事故は起きてない筈だからレフェリーの判断もそこまで悪く無いという事だと思います。
また、仮にセコンドのタオル投入がOKだとしてもオクタゴンは高いですから、
試合中スムーズにかつ確実にレフェリーの視界に入る様にタオルを放り込むのも、それはそれで結構難しいんじゃないかと思います』
ん〜………UFCは深い世界なんやなぁ。
とりあえず、ジャッジメントとしては10月以降もワウワウの視聴契約を継続する予定だそうなので、僕ももうしばらくはワウワウとの契約は続けようと思います、ということで…
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コメント
コメント一覧 (1)
クルーズは本来あんなラッシュする選手じゃないです。
むしろタイトルマッチとか5R引っ張ってしのいでしのいで判定勝ちしちゃう選手で。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%89%E3%83%9F%E3%83%8B%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%AF%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%82%BA
だから水垣もそっちを警戒していた。特に今回は3Rだからあっという間にポイントだけ稼がれて逃げ切られちゃうこと警戒していたはずで。
そこを、裏をかかれた。
クルーズは休場明けで本調子ではなかったはず。だからこそ、ボロが出る前に終わらせようと図った。そこを読み取るべきだった。
ヘンな話ですが、プロレスと共通する部分があるんですよ(苦笑)
プロレスの場合、「あーそういうブックだったか!」と後で気が付くことがある。
ブックを「戦略」と読み替えればいいんですよ。
「あー、そういう戦略だったのか!」
…後で気が付かされるというね(苦笑)
まあ、我々は苦笑して終わりなんですが、水垣からすれば泣くに泣けませんなあ…泣いてたけど(泣笑)
ちなみにデミトリウスもクルーズのしのいでしのいで5Rパターンに泣かされた一人です。
デミの場合は、バンタム級のクルーズ相手には一発で効かせることが出来ずに、クルーズに手数で押されて負けたパターンですね。
1階級下のフライ級ではまさに無敵。堀口はホントしんどい王者を敵に回してるなあと…。
今のUFCは、階級ごとに超強豪がひしめいてますよ、実際(^^;)。