今回は競馬のGIレース回顧をふたつ書いていきます…

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★まずは秋華賞。

こちらに関しては、良いレースではありましたが、ふたつ目のネタと比べたら語る事はあまり無いですかね。

強いてケチをつければ、1・2着馬ともに、鞍上が尻ペッタンペッタンをやってるのは、やっぱり見た目がカッコ良く無いなぁとは思ったけど…

こちらはとにかく浜中が巧かった。

道中は前に行き、イン待機のお手本の様な騎乗をして、四角では完璧に立ち回って押しきり。

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確か競馬ブックのTMだったか?

『本来岩田がやりたかった競馬を、乗り替わった浜中がやった』

って解説をしてましたが、岩田の場合は、GIではあそこまで自らを挑戦者と割りきった上でインで我慢するレースはできんでしょ、多分。

今年の重賞に限れば浜中のベスト騎乗だったんじゃないすかね。よくやったと思う。

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ヌーヴォレコルトは、どうやら京都内回りとの相性は良くなかったっぽいのに加えて、スタートのタイミングが合わなかった事が命取りになった感じ。

それでもあそこまで追い詰めたのは、さすがハープスターに勝った馬・すげぇなぁ、と。

ベタですが『負けても価値を落とさないレース』だった。

女王杯での再戦に期待…と思ってたんですけど、先日の競馬予想TVによると、どちらも女王杯は使わないっぽい。

しかもヌーヴォレコルトはJCとのこと。

今年のトレヴによって凱旋門賞での3歳牝馬圧倒的有利の傾向が覆されたぐらいやから、

JCにおける3歳牝馬の好走もさすがに今年で途切れそうな気もするんですけど、どーなりますか…

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★続きましては菊花賞。

いやー、いろいろと とんでもないレースでしたねぇ。

トーホウジャッカルの味わい深い諸々のエピソードに関しては割愛するとして、

僕のトーホウジャッカルのレース前の見解としては、前記の競馬予想〜で水上さんが言っていた

『まだ底は見せていないのかもしれないけど、デビューしてからずっと使い詰めだから、大きな上積みがあるかまではわからない』

と同じでして、思いきり軽視をしていました。

しかも鞍上が菊花賞初騎乗の酒井学でしたし。

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幾ら前が止まらない馬場状態だったとはいえまさか酒井学の馬があんなに強気に行って、

さとてっちゃんがラジオの解説で

『絶対失敗しませんよね』

というぐらいに完璧に乗っていた筈の蛯名の馬よりも先着するなんて、尚更まさか…という感じです。

今年亡くなったフサイチコンコルドじゃないけど、パフォーマンスの中身を加味したら“奇跡の菊花賞馬”と呼んでもいいんじゃないかと思った。

スペシャルウイークの子だからさすがに無いとは思いますが、来年の今頃には

『デビューが遅かったのにピークは極端に短い早熟の、高速馬場の適正が高い馬だった』

と短くまとめられていそうな気もしないでもないので、陣営は次走のチョイスを慎重にしてほしいものです。

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とにかくあれだけ見た目が派手なGIは貴重だから、菊花賞の一発屋に終わるのはもったいないから頑張ってほしいんですけどね。

今年の菊花賞・ある意味もう一人の主役だったジャッカルおじさんに関しては、天皇賞(秋)でも儲けの何割かをどれかの単勝にぶっ混む気がするので、敢えてあまり掘り下げない様にします。

ただ…

Twitterでフォロワーさんが書いていたジャッカルおじさん=岡田総帥説(スポーツ誌でジャッカルをプッシュしていた)は笑いましたけどね(笑)

ワンアンドオンリー。

ただでさえ菊花賞では致命傷になる外枠に入ってしまい、

それに加えてサングラスがペースメーカーとしては必要以上に頑張って、あんなハイラップのレースになってしまった段階で、

だめ押しでツキに見放されたって事なんでしょうね。

日本ダービー馬である以上この負けをノーカウントに、という訳にはいかないんでしょうけど、

ケガをしてなくて高速馬場でなければ巻き返しは可能だとは思うのですが、橋口師はどうするのやら。

柏木集保さんが指摘する通り本当に疲労が蓄積していて、来春ドバイ遠征を使うつもりならば、このまま休ませるのかも知れないけど、それももったいないし…

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トゥザワールドは川田以前にあんなもんでしょう。

皆よく二番人気にまで祭り上げたもんだ!?ということで。

最後に、今の京都の芝馬場について。

とりあえず、3歳のGIで極端に勝ち時計が早くなっているのに、現時点では故障が発表された馬がいないのは、これまた奇跡的やなぁと思った。

開催のしょっぱなから台風が来たりして、いわゆるパンパンの馬場としてのスタートだった訳じゃない筈なのに、京都の馬場造園課はどれだけ管理技術を進歩…いや、一体どんな魔法をかけたんや?とまで思った(笑)

残りの京都開催のGIを予想する上では、馬の力関係よりも芝状態の方がポイントになるかもしれませんね…

それではまた来週!

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