先週末には、映画『トワイライトささらさや』を観てきましたので、今回はその感想を書いていきましょう。
本当バカだねぇ…

※PC版ホームページ
≪以下ネタバレ注意≫
本当バカだねぇ…

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本来ならばですね。
大泉先生が演じるユウタロウが草野球の途中の事故で亡くなった後、ガッキー演じるサヤの周辺の人達に憑依していき、
間接的に二人が再会を繰り返していき、サヤが母親として成長していく…っちゅうのが物語のキモであり語るべきポイントだった筈ですが、
憑依できるルールと憑依の終わり方が、ユウタロウの台詞の中で説明はあったけど観ていてようわからんままだった。
そーいうのって、幾らコメディ色のあるファンタジーであっても『何だかなぁ…』とはなりました。
今更ながら『黄泉がえり』ってそこら辺のルールの説明がほとんど無かったからこそ、あれだけ泣けたんかなぁ?と考えてしまったぐらいで。

また、終盤石橋凌さんが衝動的にしか見えなかったぐらいに唐突に、赤ちゃんのユウスケをさらって逃亡しようとして未遂に終わるストーリーも
エエエエエ〜ッ!((((;゜Д゜)))
となってしまった。
それは有り得んわ、みたいな。
最後まで観れば“親子の絆”もテーマだった事がわかるので、ユウスケと父親の関係の種明かしの伏線としては必要だったんでしょうけど、
親子の絆にも重きを置くならば、ユウスケをさらう前にユウタロウの父親の回想シーンをしっかりと折り込んで葛藤する下りがあった末に…
みたいにすりゃあよかったのに。
原作通りだったかわかりませんが、深川栄洋監督は何とかしてほしかったし、石橋凌さんも現場でクレームを入れてもいいのでは?
と思ったぐらいの展開で、とにかく残念だった。

話は戻って。
そんなマイナス点がありながらも“人を信じ過ぎる”ことが弱点とされるサヤというキャラを、
ガッキーが女優として劇中のユウタロウの落語のシーン以上に一生懸命演じていたのは、各マイナス点を十分に補っていた様に思えた。
そうか…
どう好意的に観ても『青天の霹靂』の時と似た様なキャラだったので
『何でCUEとアミューズは、青天の霹靂と同じ年に公開予定である事をたぶん知りながらも、何で似た様な役のオファーを引き受けたんやろ?』
的不満が残った大泉先生ではなく。
あくまで今作はワーナーと日テレによるガッキーの為の映画だったんやなぁ…
と、終わってからしみじみさせられつつ、確信させられた。
誰しもがそうやとは言いにくいけど、ガッキーありきなんやと割り切る事ができるならば、今作はそれなりに高く評価をしなきゃいけませんね(笑)

だってほら。
『リーガルハイ』こそ“当たり”でしたが、ガッキーの映画出演時って、ガッキーの演技力を判定する以前のレベルのトンデモ系の映画に出るケースが多かったじゃないですか?
今夜のおかずは唐揚げだ、ヤッター!の『恋空』しかり、
クライマックスでは全力で相手チームのエラーを祈る『フレフレ少女』しかり、
彼氏が最終的にはマグロ漁船に乗らされる『ハナミズキ』しかり…
ひっでぇのばっかり(苦笑)
もっとも、今作でも“不幸な女性”の役ではあったから、
女優として演技が上手いのかどうか?or今後もとりあえずは不幸な役柄しか回ってこないんとちゃうか?
という疑念が晴れる事はありませんでしたが、
今作では前記のガッキー主演の3作品では本当有り得なかった、
『ガッキーに泣かされそうになる』
シーンがあったのは事実なので、レプロ共々今後も頑張ってほしいもんです。

そんな流れがあったので、個人的に一番印象に残ったシーンを挙げるならば、駅員の佐野に憑依したユウタロウがサヤと別れるまでの薄暗い部屋での(多分)長回しのやりとり。
たまたま僕の周りに座っていた方の中で、そのシーンで思いきりすすり泣きをしていた関係で、涙が出る事まではありませんでしたが…と先に言い訳を書いておきますと。
隠し事があったり価値観等ですれ違っているところもあったからこそ、ユウタロウがサヤの事が気がかりで成仏しきれなかったのが、
何やかんやあって腹を割ってお互い言いたい事を言い合った事で、ようやく真の夫婦になれた直後にサヤとユウタロウは別れなければならないなんて、独身の僕からしたら無茶苦茶切なくて、心に響いたもんなぁ。
既婚者があの一連のやりとりを観てどう思うかはわかりませんが(汗)

他に印象に残ったのは、ささらの町の風景のミニチュアの完成度の微妙さ…ではなく、ささらの町の人達になりますかね。
ご近所さんが皆うっとうしいぐらいに おせっかいで面倒くせぇ町って、そこまで嫌いではない。
ダイヤくんもかわいかったし(笑)
ささらの町の人達とガッキーが絡むシーンはもっと観たかったなぁ。
それこそ『あまちゃん』におけるリアスっぽく、落語みたいなアレになっていたでしょうし!?
あっ、そう言えば。
もうちょい落語の要素はあってもよかったのかも知れませんね。途中忘れそうになってたし…
結局のところ今作は、ガッキーへの賞賛と細かいツッコミがこーいう風に繰り返されるべき映画だったのかもしれませんね。
感想はぼちぼち締めさせていただきます。
おあとがよろしいようで…


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大泉先生が演じるユウタロウが草野球の途中の事故で亡くなった後、ガッキー演じるサヤの周辺の人達に憑依していき、
間接的に二人が再会を繰り返していき、サヤが母親として成長していく…っちゅうのが物語のキモであり語るべきポイントだった筈ですが、
憑依できるルールと憑依の終わり方が、ユウタロウの台詞の中で説明はあったけど観ていてようわからんままだった。
そーいうのって、幾らコメディ色のあるファンタジーであっても『何だかなぁ…』とはなりました。
今更ながら『黄泉がえり』ってそこら辺のルールの説明がほとんど無かったからこそ、あれだけ泣けたんかなぁ?と考えてしまったぐらいで。

また、終盤石橋凌さんが衝動的にしか見えなかったぐらいに唐突に、赤ちゃんのユウスケをさらって逃亡しようとして未遂に終わるストーリーも
エエエエエ〜ッ!((((;゜Д゜)))
となってしまった。
それは有り得んわ、みたいな。
最後まで観れば“親子の絆”もテーマだった事がわかるので、ユウスケと父親の関係の種明かしの伏線としては必要だったんでしょうけど、
親子の絆にも重きを置くならば、ユウスケをさらう前にユウタロウの父親の回想シーンをしっかりと折り込んで葛藤する下りがあった末に…
みたいにすりゃあよかったのに。
原作通りだったかわかりませんが、深川栄洋監督は何とかしてほしかったし、石橋凌さんも現場でクレームを入れてもいいのでは?
と思ったぐらいの展開で、とにかく残念だった。

話は戻って。
そんなマイナス点がありながらも“人を信じ過ぎる”ことが弱点とされるサヤというキャラを、
ガッキーが女優として劇中のユウタロウの落語のシーン以上に一生懸命演じていたのは、各マイナス点を十分に補っていた様に思えた。
そうか…
どう好意的に観ても『青天の霹靂』の時と似た様なキャラだったので
『何でCUEとアミューズは、青天の霹靂と同じ年に公開予定である事をたぶん知りながらも、何で似た様な役のオファーを引き受けたんやろ?』
的不満が残った大泉先生ではなく。
あくまで今作はワーナーと日テレによるガッキーの為の映画だったんやなぁ…
と、終わってからしみじみさせられつつ、確信させられた。
誰しもがそうやとは言いにくいけど、ガッキーありきなんやと割り切る事ができるならば、今作はそれなりに高く評価をしなきゃいけませんね(笑)

だってほら。
『リーガルハイ』こそ“当たり”でしたが、ガッキーの映画出演時って、ガッキーの演技力を判定する以前のレベルのトンデモ系の映画に出るケースが多かったじゃないですか?
今夜のおかずは唐揚げだ、ヤッター!の『恋空』しかり、
クライマックスでは全力で相手チームのエラーを祈る『フレフレ少女』しかり、
彼氏が最終的にはマグロ漁船に乗らされる『ハナミズキ』しかり…
ひっでぇのばっかり(苦笑)
もっとも、今作でも“不幸な女性”の役ではあったから、
女優として演技が上手いのかどうか?or今後もとりあえずは不幸な役柄しか回ってこないんとちゃうか?
という疑念が晴れる事はありませんでしたが、
今作では前記のガッキー主演の3作品では本当有り得なかった、
『ガッキーに泣かされそうになる』
シーンがあったのは事実なので、レプロ共々今後も頑張ってほしいもんです。

そんな流れがあったので、個人的に一番印象に残ったシーンを挙げるならば、駅員の佐野に憑依したユウタロウがサヤと別れるまでの薄暗い部屋での(多分)長回しのやりとり。
たまたま僕の周りに座っていた方の中で、そのシーンで思いきりすすり泣きをしていた関係で、涙が出る事まではありませんでしたが…と先に言い訳を書いておきますと。
隠し事があったり価値観等ですれ違っているところもあったからこそ、ユウタロウがサヤの事が気がかりで成仏しきれなかったのが、
何やかんやあって腹を割ってお互い言いたい事を言い合った事で、ようやく真の夫婦になれた直後にサヤとユウタロウは別れなければならないなんて、独身の僕からしたら無茶苦茶切なくて、心に響いたもんなぁ。
既婚者があの一連のやりとりを観てどう思うかはわかりませんが(汗)

他に印象に残ったのは、ささらの町の風景のミニチュアの完成度の微妙さ…ではなく、ささらの町の人達になりますかね。
ご近所さんが皆うっとうしいぐらいに おせっかいで面倒くせぇ町って、そこまで嫌いではない。
ダイヤくんもかわいかったし(笑)
ささらの町の人達とガッキーが絡むシーンはもっと観たかったなぁ。
それこそ『あまちゃん』におけるリアスっぽく、落語みたいなアレになっていたでしょうし!?
あっ、そう言えば。
もうちょい落語の要素はあってもよかったのかも知れませんね。途中忘れそうになってたし…
結局のところ今作は、ガッキーへの賞賛と細かいツッコミがこーいう風に繰り返されるべき映画だったのかもしれませんね。
感想はぼちぼち締めさせていただきます。
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コメント
コメント一覧 (3)
こうあんまり出演しすぎるとプレミア感がなくなってしまうような……。
でもこれで真っ当な作品に出演出来る道が開けるのなら、まぁいいのではないかと思いますよ。
『ぶどうのなみだ』も近々鑑賞して分類したいです!