今回は競馬のGIレース回顧・二本立てをさらさらっと書いていきましょう。
◆エリザベス女王杯
まずは、このレースを振り返る時にどーしてもキーワードにせざるを得ない、重賞未勝利について。
相手関係的にはそれなりに厳しい重賞を使っていながらも、ヴィクトリアマイル以外は健闘はしていたラキシスを
『ここまでの重賞未勝利馬の重賞勝ちと一緒にしていいものか?』
とは一瞬考えましたが、
今にして思えばそんな重賞未勝利馬の単勝が三番人気だったのは、そもそも過剰気味だったかも知れませんね。
まさか、ジャッカルおじさんが百万円単位でぶちこまなかったから表面化しなかっただけで、実はラキシスおじさんになっていたってオチも無いでしょうし(笑)
ラキシスが結果を残した以上は皆の予想が巧いとはなりますが、
今秋のGIシリーズは直線内側で巧いこと立ち回ったもの勝ちの、
レベル的にはここ十数年の中では最も『大した事は無い』って事なんやろなぁ、と。
よって、角居師とオーナーは良かったですね、というぐらいでラキシスに対しては特にありません。
そりゃ最後の伸び方は良かったとは思いますし、尻ペッタンペッタンの追い方が冴え渡った川田は、
ハープスターと一緒にロンシャンに観光旅行に行った甲斐がありましたね…という感じかなぁ。
多分ジャパンカップでは凱旋門賞と同じ様に仕掛けて不快にさせられるでしょうから、今のうちに軽く誉めておきますよよよ。
ヌーヴォレコルトは、岩田が直線早めに抜け出してから尻ペッタンペッタンを始めるタイミングが、
もしかしたら数秒遅かったのかも知れませんが、あれはもうしょうがない。
ヌーヴォレコルトのパフォーマンス自体は文句は言えない。
岩田は今の京都での傾向・勝ち方をよくわかってますよね。
それ以外はこちらも特にありません。
ディアデラは全盛期のお母さんの様な善戦ウーマンっぷりでしたね、というぐらい。
ショウナンパンドラも秋華賞以上の出来にはなくてあの枠だったならばあれば精一杯、と言える。
結論。
うん、あんまり面白くなかったですね。終わり、終わり(苦笑)
◆マイルチャンピオンシップ
とりあえず、和田竜はやり過ぎでしたね。誰があんなにカッ飛ばせって言うたんや!?
ジャングルポケットが勝った日本ダービーで、テイエムの馬で逃げて日本ダービーの格に見合うペースを作ったのとは大違いですよ。
馬か、鞍上か?はたまた両方ともなのか?
そこまではわかりませんが、1000m56秒台後半のペースをまともに追っ掛けて惨敗するだなんて、
押し出される形ながらも単勝一番人気だった馬のやる事ではないですよねぇ。
逃げ馬はあーいうのと表裏一体なのは勿論わかってはいますし、
グランデッツァはあのペースで先行しても粘り込む力があると踏んでいたから、グランデッツァよりも前にいきたかった可能性もほんのちょっとはあるのかも知れませんし、
阪神カップは人気落ちするのは間違いないでしょうからオイしくなったとは言えますが…
女王杯のショウナンパンドラと違って、全く納得がいかない(爆)
ここからは勝ったダノンシャーク…というか岩田。
京都の勝ち方をよくわかった上で、陣営の指示を守りつつヌーヴォレコルトで勝ちきれなかった反省を生かしたって事なのでしょうか。
道中はじっとしていて、直線は冷静に最内に突っ込んでくるだなんて、これはこれで見事だったとしか言い様がない。
昨年の安田記念であんなダーティな乗り方をしてダノンシャークを勝たせなかった岩田が、
尻ペッタンペッタンだけではない勝ち方を計算した騎乗でダノンシャークをギリギリで勝たせて。
おまけに後藤ヒロキが復帰した週にGIを勝つだなんて、川田も浜中も岩田と比べて勝負師としてはまだ甘いって事なんやろなぁ。
フィエロは実績を考えたら、本来やれる事以上の事はやりきったのに、それでも僅かの差で勝てないんやから、もうユーイチにツキが無いとしか言い様が無いでしょう。
実馬券こそ買いませんが、ジャパンカップはジャスタウェイを軸にしていたら結構堅いんとちゃう?と思ってましたが、調教はあーいう感じだった上に鞍上の流れが良くないとしたら…ねぇ。
最後に。
降雨量との兼ね合いもあり、時計は超高速なれど馬はあまり壊れないという『いやはや何とも』状態でおこなわれてきた京都でのGI開催はこれにて終了。
一体来年はどーなるんでしょうか。比率としては心配な方が大きいかな…
それではまた来週!
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まずは、このレースを振り返る時にどーしてもキーワードにせざるを得ない、重賞未勝利について。
相手関係的にはそれなりに厳しい重賞を使っていながらも、ヴィクトリアマイル以外は健闘はしていたラキシスを
『ここまでの重賞未勝利馬の重賞勝ちと一緒にしていいものか?』
とは一瞬考えましたが、
今にして思えばそんな重賞未勝利馬の単勝が三番人気だったのは、そもそも過剰気味だったかも知れませんね。
まさか、ジャッカルおじさんが百万円単位でぶちこまなかったから表面化しなかっただけで、実はラキシスおじさんになっていたってオチも無いでしょうし(笑)
ラキシスが結果を残した以上は皆の予想が巧いとはなりますが、
今秋のGIシリーズは直線内側で巧いこと立ち回ったもの勝ちの、
レベル的にはここ十数年の中では最も『大した事は無い』って事なんやろなぁ、と。
よって、角居師とオーナーは良かったですね、というぐらいでラキシスに対しては特にありません。
そりゃ最後の伸び方は良かったとは思いますし、尻ペッタンペッタンの追い方が冴え渡った川田は、
ハープスターと一緒にロンシャンに観光旅行に行った甲斐がありましたね…という感じかなぁ。
多分ジャパンカップでは凱旋門賞と同じ様に仕掛けて不快にさせられるでしょうから、今のうちに軽く誉めておきますよよよ。
ヌーヴォレコルトは、岩田が直線早めに抜け出してから尻ペッタンペッタンを始めるタイミングが、
もしかしたら数秒遅かったのかも知れませんが、あれはもうしょうがない。
ヌーヴォレコルトのパフォーマンス自体は文句は言えない。
岩田は今の京都での傾向・勝ち方をよくわかってますよね。
それ以外はこちらも特にありません。
ディアデラは全盛期のお母さんの様な善戦ウーマンっぷりでしたね、というぐらい。
ショウナンパンドラも秋華賞以上の出来にはなくてあの枠だったならばあれば精一杯、と言える。
結論。
うん、あんまり面白くなかったですね。終わり、終わり(苦笑)
◆マイルチャンピオンシップ
とりあえず、和田竜はやり過ぎでしたね。誰があんなにカッ飛ばせって言うたんや!?
ジャングルポケットが勝った日本ダービーで、テイエムの馬で逃げて日本ダービーの格に見合うペースを作ったのとは大違いですよ。
馬か、鞍上か?はたまた両方ともなのか?
そこまではわかりませんが、1000m56秒台後半のペースをまともに追っ掛けて惨敗するだなんて、
押し出される形ながらも単勝一番人気だった馬のやる事ではないですよねぇ。
逃げ馬はあーいうのと表裏一体なのは勿論わかってはいますし、
グランデッツァはあのペースで先行しても粘り込む力があると踏んでいたから、グランデッツァよりも前にいきたかった可能性もほんのちょっとはあるのかも知れませんし、
阪神カップは人気落ちするのは間違いないでしょうからオイしくなったとは言えますが…
女王杯のショウナンパンドラと違って、全く納得がいかない(爆)
ここからは勝ったダノンシャーク…というか岩田。
京都の勝ち方をよくわかった上で、陣営の指示を守りつつヌーヴォレコルトで勝ちきれなかった反省を生かしたって事なのでしょうか。
道中はじっとしていて、直線は冷静に最内に突っ込んでくるだなんて、これはこれで見事だったとしか言い様がない。
昨年の安田記念であんなダーティな乗り方をしてダノンシャークを勝たせなかった岩田が、
尻ペッタンペッタンだけではない勝ち方を計算した騎乗でダノンシャークをギリギリで勝たせて。
おまけに後藤ヒロキが復帰した週にGIを勝つだなんて、川田も浜中も岩田と比べて勝負師としてはまだ甘いって事なんやろなぁ。
フィエロは実績を考えたら、本来やれる事以上の事はやりきったのに、それでも僅かの差で勝てないんやから、もうユーイチにツキが無いとしか言い様が無いでしょう。
実馬券こそ買いませんが、ジャパンカップはジャスタウェイを軸にしていたら結構堅いんとちゃう?と思ってましたが、調教はあーいう感じだった上に鞍上の流れが良くないとしたら…ねぇ。
最後に。
降雨量との兼ね合いもあり、時計は超高速なれど馬はあまり壊れないという『いやはや何とも』状態でおこなわれてきた京都でのGI開催はこれにて終了。
一体来年はどーなるんでしょうか。比率としては心配な方が大きいかな…
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コメント
コメント一覧 (1)
あ、メイショウマンボはいい感じでヌーヴォレコルトを見ながら4コーナーをいい感じで上がっていったのは良かった直線伸びずそこまで。調教は良かったのですが…。
来年どうするかわかりませんが様子見。
あとレッドリヴェール。やはり成長してないのでしょうか。
日本ダービー使ったことで駄目になっちゃったのか?
で、マイルCSですが。クリスマスが内から逃げてミッキーアイルが自分の競馬ができず自滅すると予想したらどんぴしゃり。
あとは京都巧者のディープ産駒の馬券を買えばいいだけですから。
岩田は秋のG1を2着続きで惜しい競馬ばかり。
でもようやく岩田らしい競馬が見れましたし、岩田らしい意味不明な勝利ジョッキーインタビューを聞けたので良かったです。