一昨日は、映画『忌野清志郎 ロックン・ロール・ショー The FILM 〜♯1入門編〜』を観てきたので、今回はその感想を書いていきましょう。
キヨシです、キヨシです、キヨシです…

※PC版ホームページ
≪一応以下ネタバレ注意≫
キヨシです、キヨシです、キヨシです…

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≪一応以下ネタバレ注意≫
いやー、素晴らしかったですねぇ。
まだ2月ですが、現時点での2015年のベスト映画と言い切っていいでしょうね。
濃い〜清志郎さんのファンがどう感じたかまではリサーチしていませんが、
それ以外の方で清志郎さんの曲を幾つか知っているならば、ほぼ間違いなく満足できる音楽映画だったんじゃないでしょうか。
そう思った理由を挙げれば。
“入門編”の名のとおり太田監督以下編集する側が、僕みたいな清志郎さんについてはあまり詳しくない者でも満足できる様にと、配慮してくれた事が伝わってくる選曲をしていて、尚且つ曲順にもその配慮が感じられた点がひとつ目。

話はちょっと逸れますが、一連の中島みゆきさんのライブ映画シリーズでは、MCコーナーがほとんどカットされていたり、客席がほとんど映らなかった事が僕は不満だったのですが、
この清志郎さんのロックン・ロール・ショーでは清志郎さんのMCコーナーを多く観る事ができたし、客席の盛り上がり方もチラチラ観る事ができたのも楽しかったし、
日本武道館の天井に掲げられた日の丸の旗は、今も昔も変わらずに清志郎さんのパフォーマンスを見守っていたのが確認できたのは、変にしみじみとしてしまった…
それとですね。
清志郎さんについてあまり詳しくない方が
『きっとこれはお宝映像なんだろうな』
と思う様なライブ以外の映像が幾つか折り込まれていて、
だめ押しの様にライブ映像のチョイスが、80年代から2008年の完全復活祭までの幅広い期間を目まぐるしく行ったり来たりしていて…
観る側が126分間を飽きない様にと強く意識した構成をしてくれていたのがふたつ目。

また、同じ曲であっても清志郎さんが歌い始めるまでと、歌い始めてからとが別の年代ライブになっていたり(住之江競艇の映像はインパクトあったなぁ)、
『JUMP』では、NHKで放送されたSONGSのスタジオライブの映像がメインだったにも関わらず、
清志郎さんが架空の国政選挙運動をしている設定のプロモーション映像を混ぜたりして観る側を
ざわ…ざわざわ…
とさせた“遊び心”も高く評価しなきゃいけないでしょうね。
ちなみにこの記事の題名は、冒頭に流れたファンクラブミーティング(だったかな?)の映像の中で ちびっ子ファンから
『キヨシローさんは、どうして歌う時に化粧をしているんですか?』
と質問された時の清志郎さんの回答。これは笑ったなぁ。
まぁ、僕以外のお客さんはこの回答に対してほぼ無反応だったからいきなりアウェー感を感じましたが、それでも満足できました、はい。

もちろん、僕がこれだけ満足するに至った前提として、ステージでの清志郎さんが昔も完全復活祭でもカッコよくて、パフォーマンスが面白かったという事ありきな訳ですが…
って、清志郎さんが着ていたボブ・サップ風のガウンを脱いで執事が着せて、を繰り返して最後の方ではガウンではなく布団をかける、のやりとりは正直クドかったけど(苦笑)、
とにかく清志郎さんの存在と歌だけがセールスポイントの映画ではなかった事は強調しておきたいです。
もっとも、集客面では厳しいものがあるのか?ハナから上映期間限定だったのか?
大半の映画館では今日ないしは来週末で上映が終わってしまうのは残念だしもったいないと思いますが、入門編の続編が上映されるならば是非チェックしておきたいです。

ついでに書けば。
続編では、権利面のアレがクリアできたならば大物アーティストと清志郎さんがコラボした映像も沢山観たいし、
前記の制作サイドの“遊び心”が飛躍してタイマーズが無茶苦茶やってた映像も観たいなぁ〜、とこの場を借りてリクエストを書いておきます(笑)
あっ、具体名は書きませんが、清志郎さんからの政治的メッセージ性が強い曲についてはどっちでもいいです(汗)
最後に、素朴な疑問。
2000年代のライブ映像の中では、もれなくステージ上にペットボトル等を置いているテーブルの上のサクマシン(サクラバマシン)のフィギュアが、
ずっと清志郎さんを見守っていたのですが、清志郎さんって桜庭ファンだったのかなぁ?
プロレス好きなもんで観ていて気になってしまったので、ご存じの方はよろしければ解説をお願いします、ということで。


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まだ2月ですが、現時点での2015年のベスト映画と言い切っていいでしょうね。
濃い〜清志郎さんのファンがどう感じたかまではリサーチしていませんが、
それ以外の方で清志郎さんの曲を幾つか知っているならば、ほぼ間違いなく満足できる音楽映画だったんじゃないでしょうか。
そう思った理由を挙げれば。
“入門編”の名のとおり太田監督以下編集する側が、僕みたいな清志郎さんについてはあまり詳しくない者でも満足できる様にと、配慮してくれた事が伝わってくる選曲をしていて、尚且つ曲順にもその配慮が感じられた点がひとつ目。

話はちょっと逸れますが、一連の中島みゆきさんのライブ映画シリーズでは、MCコーナーがほとんどカットされていたり、客席がほとんど映らなかった事が僕は不満だったのですが、
この清志郎さんのロックン・ロール・ショーでは清志郎さんのMCコーナーを多く観る事ができたし、客席の盛り上がり方もチラチラ観る事ができたのも楽しかったし、
日本武道館の天井に掲げられた日の丸の旗は、今も昔も変わらずに清志郎さんのパフォーマンスを見守っていたのが確認できたのは、変にしみじみとしてしまった…
それとですね。
清志郎さんについてあまり詳しくない方が
『きっとこれはお宝映像なんだろうな』
と思う様なライブ以外の映像が幾つか折り込まれていて、
だめ押しの様にライブ映像のチョイスが、80年代から2008年の完全復活祭までの幅広い期間を目まぐるしく行ったり来たりしていて…
観る側が126分間を飽きない様にと強く意識した構成をしてくれていたのがふたつ目。

また、同じ曲であっても清志郎さんが歌い始めるまでと、歌い始めてからとが別の年代ライブになっていたり(住之江競艇の映像はインパクトあったなぁ)、
『JUMP』では、NHKで放送されたSONGSのスタジオライブの映像がメインだったにも関わらず、
清志郎さんが架空の国政選挙運動をしている設定のプロモーション映像を混ぜたりして観る側を
ざわ…ざわざわ…
とさせた“遊び心”も高く評価しなきゃいけないでしょうね。
ちなみにこの記事の題名は、冒頭に流れたファンクラブミーティング(だったかな?)の映像の中で ちびっ子ファンから
『キヨシローさんは、どうして歌う時に化粧をしているんですか?』
と質問された時の清志郎さんの回答。これは笑ったなぁ。
まぁ、僕以外のお客さんはこの回答に対してほぼ無反応だったからいきなりアウェー感を感じましたが、それでも満足できました、はい。

もちろん、僕がこれだけ満足するに至った前提として、ステージでの清志郎さんが昔も完全復活祭でもカッコよくて、パフォーマンスが面白かったという事ありきな訳ですが…
って、清志郎さんが着ていたボブ・サップ風のガウンを脱いで執事が着せて、を繰り返して最後の方ではガウンではなく布団をかける、のやりとりは正直クドかったけど(苦笑)、
とにかく清志郎さんの存在と歌だけがセールスポイントの映画ではなかった事は強調しておきたいです。
もっとも、集客面では厳しいものがあるのか?ハナから上映期間限定だったのか?
大半の映画館では今日ないしは来週末で上映が終わってしまうのは残念だしもったいないと思いますが、入門編の続編が上映されるならば是非チェックしておきたいです。

ついでに書けば。
続編では、権利面のアレがクリアできたならば大物アーティストと清志郎さんがコラボした映像も沢山観たいし、
前記の制作サイドの“遊び心”が飛躍してタイマーズが無茶苦茶やってた映像も観たいなぁ〜、とこの場を借りてリクエストを書いておきます(笑)
あっ、具体名は書きませんが、清志郎さんからの政治的メッセージ性が強い曲についてはどっちでもいいです(汗)
最後に、素朴な疑問。
2000年代のライブ映像の中では、もれなくステージ上にペットボトル等を置いているテーブルの上のサクマシン(サクラバマシン)のフィギュアが、
ずっと清志郎さんを見守っていたのですが、清志郎さんって桜庭ファンだったのかなぁ?
プロレス好きなもんで観ていて気になってしまったので、ご存じの方はよろしければ解説をお願いします、ということで。


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コメント
コメント一覧 (1)
じゅうぶん満足されてるのが伝わってくる素敵な文章でした。
わたくし12年来のファンですが大満足でしたよ!
桜庭人形はこちらがヒントになるかも →
http://m.chiebukuro.yahoo.co.jp/detail/q1426305049
Twitter上のみんなの感想まとめはこちら →
「熱いぜベイベー!『忌野清志郎 ロックン・ロール・ショー The FILM〜#1 入門編〜』についてのみんなの感想」
http://togetter.com/li/784864
第二弾も楽しみですね(^^)