個人的にはカッキーこと垣原さんのブログやＦａｃｅｂｏｏｋをチェックしていなかったもので、

僕と同年代のカッキーの病状は、そんなにも深刻だったのか…という意味で、カッキー支援の動きが本格化している事の何倍もショックを受けています。

思い返してみれば。フクタの大将のルートで新生ＵＷＦに入門してデビューして以降、カッキーってファイトスタイルは大きくは変わっていない筈なのに、

怪我をしての引退から一度復帰を果たしていながらも殆ど試合をしていない辺りも含めたら、

いやはや何とも…

と言いそうになるぐらいに掴み所が無いイメージがあるんですよね。




これは一体なんなんやろ…

詳細は割愛しますが、Ｕインターがクローズして以降は、どちらかと言えば爽やか寄りのビジュアルながらも流転のプロレス人生、と言い切っていいと思う。

されど、こーいう形でＵインター時代の仲間達が大々的にサポートをする事を表明して、

新日本等在籍した団体も協力するみたいだから、人間としては魅力的なところがあるんでしょうね。

しかしながら。

先程書いた掴み所が…のアレに繋がってくるのかもしれませんが。

僕はＵＷＦのムーブメントに対する思い入れがそれなりに強いつもりなんですけど、

こーいう状況になっても、カッキーをよく知らない最近のプロレスファンの方に『これがカッキーのベストバウト！』とお薦めできる様な試合が、申し訳無いんですけどなかなか思い浮かばないんですよね。




キングダム時代と新日本に所属してからのカッキーの試合はほとんど観ていないのが一番悪い訳ですが(汗)

強いてあげれば、Ｕインターの武道館のメインでやった田村潔司戦辺りになるのかなぁ…

試合内容＆勝敗度外視でインパクトがあったのはノアの旗揚げ戦で派手にやらかした試合で、その次がドームの健介戦での番狂わせになりますが。

前者は試合後の流れを考えたら後味は最悪に近いし、後者はカッキーの勝利よりも健介の思いきり魂が抜けていた入場シーンの方がインパクトがあったからなぁ。

…こうなったらカッキーは、今回の病を時間をかけて克服してもらって、リングで試合はしなくともその生き様をカッキーのベストバウトにしてほしい、とは思いました。

僅かの金額ですけど、カッキー応援隊の口座にお金を振り込むつもりです。




ここからはカッキーから話は逸れますが。

安生洋二の引退興行とカッキーの件で、Ｕインターがプロレスファンの間で話題になっているものの、

それでも表舞台には出てこない(と思われる)田村潔司は一体どれだけ孤立してるんだよ？と。

まさか、カッキーと同じく体調を崩しているのか？と疑ってしまいそうなぐらいで。

そら、サプライズ扱いで安生の引退セレモニーに花束を渡しにくるのかもしれないし、

かつては対抗戦を拒絶した新日本プロレスで開催されたカッキーの引退セレモニーに来場したぐらいだから、水面下では募金をするのかもしれませんが、

きっかけはどうあれプロなんだから、試合はしたくないなら仕方ないので、その代わりに自らの存在をファンにアピールをしてほしいよよなぁ…

最後に一言。

頑張れ、カッキー。そして、タムラシアイシロ。




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