今回は競馬・皐月賞を振り返ってみましょう。

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馬が弾んでいたテイエムオペラオーの時と比べても、ドゥラメンテの末脚は本当強烈だったと思うんですけど、四角のアレはやっちゃイカンでしょう。

内から外へ一気に膨れた距離なんてノースサンデーのオークスか、古いアレではニシノライデンの天皇賞(春)レベルだった訳で。

デムーロは好きやからあまり悪くは言いたくないのですが…と前置きをして書けば。

乗っていたデムーロでさえ想像していなかった規模の膨れ方だったのは確かでしょうが、

フルゲートにならなかった事で、複数の被害馬があの程度の被害で済んだのは奇跡みたいなもんですよね。

これは本当たまたまだとは思うので、騎乗停止にしてももう一週間長くしといても良かったぐらいだと思う。

それなのにレース後に審議ランプすら点かなかったのは理解に苦しむ。

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もちろん、ドゥラメンテの末脚と先行した馬達の粘り方からして、

アレが無ければ被害馬が到達順位よりも先着していたとは言えないので降着処分にしろ!とまでは言えませんが、

もし加害馬のドゥラメンテが2着入線に終わり同じ馬主のリアルスティールが1着だったとしたら、

他の馬主は絶対納得できないでしょうしファンからは八百長かと疑われかねないでしょう。

裁決側が陣営への警告として、審議にするだけでもやっておく必要はあったと思うんやけどなぁ…

ここからは四角以外について。

繰り返しになりますが、ドゥラメンテの末脚は強烈やったなぁ。

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もっとも、あの一族の馬らしく諸刃の剣感が非常に強くて日本ダービーも過剰?人気になりそうですし、

柏木集保さんの

ドゥラメンテは文句なしの日本ダービーの最有力馬であるが、過去、中山2000mの皐月賞を「1分58秒台」で快勝した勝ち馬は、日本ダービー成績【0-0-0-4】である。

の解説を加味すれば、他馬の陣営も穴党の馬券師も白旗を挙げる必要は無いと思う。

ドゥラメンテとリアルスティールの、今後ライバル関係になるのか、ドゥラメンテの眼中にすら入らなくなるのかはわからんけど、日本ダービーが一区切りにになるのは間違いないでしょう。

ユーイチのキングヘイローのアレから15年以上も経つし、エピファネイアよりも数段乗りやすそうなリアルスティールでいい加減良い思いをさせてあげたい気もするし、楽しみではあります。

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あとはキタサンブラックになるかなぁ。

馬主さんについては他の皆さんにお任せするとして(笑)、

代打・浜中が好騎乗を見せた事もあって、いつの間にか?ひっそり引退していた印象があるブラックタイドが牡馬クラシックで有力馬を送り出す形になるんやから、これはこれで競馬は面白いよなぁ、と思った次第。

コパノリッキーの快勝劇はともかくとして、香港馬に負けるべくして負けた高松宮記念といい。

岩田が尻ペッタンペッタンをやるまでもなかったレースそのものよりも、グリーンチャンネルの弥永さんのレース回顧の方が熱気があった桜花賞といい。

こんな調子じゃJRAのCMのクオリティ同様に、観ていてテンションが上がらない春のGIシリーズになってしまいそうでしたが、皐月賞に関してはそうではなかった、と思いたいですね。

もちろん、説得力があるレースになるか?という点から考えたら天皇賞(春)は不安の方が大きいんですけどね(苦笑)

ほいじゃほいじゃ!

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