今回は、プロレスのネタを一つ書いていきます…

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DDTプロレスホームページ・王子大会リポート

最初に…イガさん。画像を使わせていただき、ありがとうございます。

昨夜…いや、日付が変わっていたから今日の話になるのかな。

仕事が終わり夜中に、Twitterのタイムラインをずっと眺めていてぶっちぎりの一番に僕の心に響いた…

いや、心を撃ち抜かれたのがガンプロにゲスト参戦していた藤田ミノルの試合後のマイク。

先に、

イガ @igahardcore 14h
今日は藤田ミノルの凄さを堪能。試合は運びはもちろんあのマイクは有名な舞台俳優が長台詞を言っている様だった。藤田の言葉にはリアリズムある。俳優には真似できない。藤田ミノルはプロレスラーだから。
5/16 21:36

というイガさんのツイートを先に読んでから、冒頭に貼り付けたリンク先の、ミノルが長時間に渡って喋っていた内容の詳細を読んだら、

活字だけながらもとにかく内容の重さが伝わってきたので反射的に

『そこまで自らの事をさらけ出さなくても!?』

と呆気にとられたし、ミノルならではの声色&口調だからこその、独特の凄味が容易に想像できた。

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僕自身はええ歳をして独身なので、どちらかと言えば獅子王の立場ではありますが、

現在の仕事を10年以上続けているもので、

家に帰る。そしたら家族は寝てる。そして暗闇の中、俺は飯を食うんだ。

と語っていた、ミノルの気持ちもよくわかる。

帰宅したら家族が先に寝ていて、できるだけ物音を立てない様にひっそりと気を遣い。

そんな流れに慣れて日常になってしまうという切なさって、独り暮らしならばなかなか味わえない感覚だと思うんですよね、多分。

よって、人生って一体何なんだ?プロレスって一体何なんだ?

とまで考えさせられた。

ちょっと話は逸れて。

5月4日の仕事終わりの夜中にプロレスBARジャッジメントに寄ったんですけど、

5月5日の新日本プロレス高松大会の前夜祭的な盛り上がりの中店内のテレビでは、先月のK−DOJOの後楽園大会のサムライ中継が流れていまして。

その流れで店主の佃さんと他の複数のお客さんがテーブル席で初期のK−DOJOの、誰それはどーこうみたいな話をしていたんですよね。

僕がカウンター席で聴いていた範囲では藤田ミノルの名前は出てこなくて、

『あぁ、旗揚げ戦から一周年記念興行までは実質K−DOJOの主人公だったミノルでさえすっかり“過去の人”になってしまったんやなぁ…』

と一人でしみじみしていた関係で、

そんなミノルが思わぬタイミングと思わぬ形で(僕の中で)表舞台に出てきたので、余計にびっくりした訳で…

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しかし、ミノルのマイク。

もしかしたら過剰に膨らませている部分もあるのかも知れないけど、

それでもミッキーロークの『レスラー』を彷彿とさせるぐらいに悲壮感漂う自らの現状を、それこそド直球で語った後に、

宣戦布告の段階で獅子王の差をアピールした上で、直接闘わない!と変化球を投げる形で宣言しつつ。

ベタに『お前をぶっ潰す!』と言うのではなく

『オマエを独りぼっちの状況にさせてやるよ』

と、獅子王への逆恨みだと自覚を持ちながら言い切っていたのは、無茶苦茶怖かったなぁ…

ガン☆プロを旗揚げする前もした後も獅子王は何回も負けて何回も涙を流し、その姿をさらけ出す事で観客の支持を得てきた獅子王がこれまで体験した事が無い孤独…

そらまぁ、ランナウェイした経験を公言している獅子王ですから孤独には免疫はあるんでしょうけど、

仲間・友達がおそらく一人ずつ目の前から消えていき、下手したらそんな獅子王を見守る観客も、どろどろの昼ドラに耐えきれなくなり、徐々に徐々に減っていくのかもしれない…

そんな厳しい立場に追い込まれた・しかもミノルを招聘する事によって、自らが追い込まれるべくして追い込まれた感さえある獅子王が、

今後どんなドラマと言葉を見せてくれるのか?は僕の中ではかなり興味深くなった。

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ただ、今回の件で唯一?残念な事は、この日獅子王が獲得した いつ・どこ挑戦権。

この、ミノルに新たなドラマを仕掛けられたのと同じタイミングで、一瞬ながらもDDTと関わる可能性が高くなったのは、僕はノレないなぁ。

それは今やないやろ?みたいな…

試合後の集会で

『今は挑戦権どころではない』

と言って挑戦権をDDTに返還していたらなぁ…

そりゃ、昨年ガンプロとしてユニオンの新木場大会に乱入して、二階の窓からビラをバラまいた時みたいに、

DDTの会場に集まる客層の誰もが想像できない様なパフォーマンスを見せた上で無差別級に挑戦してくれたら、タイトル戦の勝敗は度外視にして評価はガラッと変わってきますが…

結論。

僕自身は基本ええ加減な人間やから、プロレス界で一番!とまではとてもじゃないけど言えませんが、

少なくとも新日本プロレスよりも、ガンプロの方が気になって仕方がない日々がしばらくは続きそうやなぁ、ということで…



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