今回は、ここ最近で観たプロレスの試合?についての感想を二つばかり書いていきましょう…




スポナビ格闘技 王者みのるが大流血戦の末に高山を粉砕 みのるvs杉浦の因縁対決が3年ぶり実現へ
★ノア後楽園大会、みのるvs高山のGHC戦
やはりコンディションは良くなかったっぽい高山にできる限り華を持たせる為に、
エベレストジャーマンを受けた上でセコンドをガンガン介入させまくった みのるのやり方にあーだこーだ言うつもりは無い…
と書くつもりでしたが、WWEにおける極端な話芸術的とも呼べるぐらいの不透明決着をちょこちょこと観てしまうと、
この試合におけるこーいう絵の描き方にはかなり違和感があった。
ノアの観客の沸点の低さは既によくわかってる筈なのに、あそこまで徹底的にやらなアカンかったのかなあ…

もちろん投げたらダメなのはわかってるんですけど、アレじゃあ物を投げ入れた仕込みではない客の気持ちもわからない事もない。
だってほら。
KESでも大概なのに、高山に匹敵するぐらいにまとに動けない飯塚までもを介入させたのは、蛇足でしたよね。
またTwitterで、
お前ら何回同じパターンでやられとんねん!
的な指摘を見ましたが、ノア側が今回もサブレフェリーのスタンバイをせず、鈴木軍側のセコンド介入に対する対策をきちんと実行できていなかった(ゲンバは居たけど)のは、
くだらねぇなぁ
の一言で話にならないというか。
これはもうはっきり書いておきますが、ノア側がサブレフェリーをスタンバイしたって、セコンドを大量動員させたって、
それでも今の鈴木軍の面子ならばセコンドを介入させての不透明決着の絵を描くプロレス頭は、確実に持ってるでしょうに。
そら僕だって、みのるが新日本の後藤洋ばりに天然全開だったら、わざわざこんな事書きませんよ、えぇ。
その片鱗さえも見せてもらえないなんて、もったいない話ですよ…。

それと、今回の不透明決着以上に観ていて心に引っ掛かったのは、みのるが杉浦の首を最終目標であるとカマしたこと。
そらまあ、本心かストーリー上のアレかは別にして、みのるが地震があった年の杉浦とのいざこざを今も根に持っているのはよくわかったんですけど、
今の日本のプロレス業界を引っ掻き回して、この調子だと、東スポプロレス大賞のMVPを受賞してもあまりツッコまれないであろう今の みのるが、
田中将斗とのタッグ以外ではノアの中でさえ主役になりきれていない杉浦を、
敢えて最終目標だ!
と宣言するだなんて、海賊だ!王様だ!と言う割には、
野望のスケールがベタと言うかお手頃というか…

みのるが好きなだけに、
小橋建太、スーツばかり着てないで、裸になってここに出てこい!
とか、
ニューヨークから何とかヒデオを呼んでこい!
とか、
三沢さん、三沢さんと皆言うけど、お前ら誰も三沢光晴を越えてないし、越えられないんだから、このベルトは三沢光晴の家族に俺から返して、永久封印してもらう!
とかの無理難題を、最終的にはカマすもんだと思っていたので、
今回の件では新日本からの出向としての限界を見せられた感じがして、心底がっかりさせられたなぁ…
9月までの間に、できるだけ『天下分け目の大一番』っぽく見えるストーリーを、作っていってほしいです。いやマジで。

★WWE バトルグラウンドのメインと翌日のロウ
以前ブログで取り上げていた通りこの二日間の流れは把握している状態で、
佃さんの店・プロレスBARジャッジメントで見せてもらいましたが、テイカー劇場といい大乱闘といい迫力が物凄かったですね。
どちらも番組中、WWEネットワークのCMがしつこいぐらいに流れてましたが、
あーいう怪獣大戦争こそ、パソコンの画面ではなく(まして僕はガラケーの画面やったし 苦笑)大きい画面で観なきゃいかんでしょう、と思った次第。
特筆すべきは、他のお客さん達と一緒にプチ街灯テレビ状態で観たバトルグラウンドのメインでの、
ゴーン…で場内が暗転になり、テイカーが降臨してレフェリー&ロリンズが消えるまでの時間の短さ。
20秒も空いてなかったですよね。
当然びっくりしたし、店内もどよめいてたもんなぁ。
それとは別に僕が唖然とさせられたのは、テイカーが降臨してしばらくしてからは放送席の皆が黙ってしまい、
そのまま黙り続けたままバックショットでテイカーが拳を上にあげたシーンで、PPVが終わってしまったところ。
タイトル戦自体はどう考えてもノーコンテストながらも、この試合はノーコンテスト!と報告されずに終わるなんて、みたいな感じ。
昔、杉本清さんが実況アナウンサーなのに、
直線でナリタブライアンとマヤノトップガンのマッチレースになったら沈黙して、場内の盛り上がり方だけを伝えたい
と言い切っていたのを思い出したし、
降臨した後の場内の盛り上がりによほど手応えがあってテンションが上がったのか?
観客のリクエストに応えてしつこいぐらいにレスナーを襲っていたのも、変に(怪人キャラながらも)人間臭くて気にいった(笑)
ロウはロウで、ユーチューブでUPされていた大乱闘シーンの前に、
HHHが現場責任者としてテイカーとレスナーの二人がサマースラムまでに直接接触しない様に、
レスナーに休暇をとる様に命じたり(笑)、選手達に指示を出したりといろいろ手を打つという内容の、
大乱闘への前振りのスキットも、時間をかけて放送されていたのは感心させられたし。
そうそう。
ユーチューブで観た時は大乱闘が番組上のメインだったとばかり思ってましたが、大乱闘の後にもいろいろやってたんですね。
復活版?ワイアットファミリーがワンポイントリリーフ状態になっていたとはいえ、
ロリンズもまだ若いのにあれだけ混乱した後ながらも、長時間一人で喋りきったのは大したもんやなぁ、と。
サマースラムの当日までのストーリーとその顛末は、穿った見方をするプロレスファンの想像力をどれぐらい上回ってくれるかを楽しみにしたいですね。
それでは今回はこんな感じで…


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★ノア後楽園大会、みのるvs高山のGHC戦
やはりコンディションは良くなかったっぽい高山にできる限り華を持たせる為に、
エベレストジャーマンを受けた上でセコンドをガンガン介入させまくった みのるのやり方にあーだこーだ言うつもりは無い…
と書くつもりでしたが、WWEにおける極端な話芸術的とも呼べるぐらいの不透明決着をちょこちょこと観てしまうと、
この試合におけるこーいう絵の描き方にはかなり違和感があった。
ノアの観客の沸点の低さは既によくわかってる筈なのに、あそこまで徹底的にやらなアカンかったのかなあ…

もちろん投げたらダメなのはわかってるんですけど、アレじゃあ物を投げ入れた仕込みではない客の気持ちもわからない事もない。
だってほら。
KESでも大概なのに、高山に匹敵するぐらいにまとに動けない飯塚までもを介入させたのは、蛇足でしたよね。
またTwitterで、
お前ら何回同じパターンでやられとんねん!
的な指摘を見ましたが、ノア側が今回もサブレフェリーのスタンバイをせず、鈴木軍側のセコンド介入に対する対策をきちんと実行できていなかった(ゲンバは居たけど)のは、
くだらねぇなぁ
の一言で話にならないというか。
これはもうはっきり書いておきますが、ノア側がサブレフェリーをスタンバイしたって、セコンドを大量動員させたって、
それでも今の鈴木軍の面子ならばセコンドを介入させての不透明決着の絵を描くプロレス頭は、確実に持ってるでしょうに。
そら僕だって、みのるが新日本の後藤洋ばりに天然全開だったら、わざわざこんな事書きませんよ、えぇ。
その片鱗さえも見せてもらえないなんて、もったいない話ですよ…。

それと、今回の不透明決着以上に観ていて心に引っ掛かったのは、みのるが杉浦の首を最終目標であるとカマしたこと。
そらまあ、本心かストーリー上のアレかは別にして、みのるが地震があった年の杉浦とのいざこざを今も根に持っているのはよくわかったんですけど、
今の日本のプロレス業界を引っ掻き回して、この調子だと、東スポプロレス大賞のMVPを受賞してもあまりツッコまれないであろう今の みのるが、
田中将斗とのタッグ以外ではノアの中でさえ主役になりきれていない杉浦を、
敢えて最終目標だ!
と宣言するだなんて、海賊だ!王様だ!と言う割には、
野望のスケールがベタと言うかお手頃というか…

みのるが好きなだけに、
小橋建太、スーツばかり着てないで、裸になってここに出てこい!
とか、
ニューヨークから何とかヒデオを呼んでこい!
とか、
三沢さん、三沢さんと皆言うけど、お前ら誰も三沢光晴を越えてないし、越えられないんだから、このベルトは三沢光晴の家族に俺から返して、永久封印してもらう!
とかの無理難題を、最終的にはカマすもんだと思っていたので、
今回の件では新日本からの出向としての限界を見せられた感じがして、心底がっかりさせられたなぁ…
9月までの間に、できるだけ『天下分け目の大一番』っぽく見えるストーリーを、作っていってほしいです。いやマジで。

★WWE バトルグラウンドのメインと翌日のロウ
以前ブログで取り上げていた通りこの二日間の流れは把握している状態で、
佃さんの店・プロレスBARジャッジメントで見せてもらいましたが、テイカー劇場といい大乱闘といい迫力が物凄かったですね。
どちらも番組中、WWEネットワークのCMがしつこいぐらいに流れてましたが、
あーいう怪獣大戦争こそ、パソコンの画面ではなく(まして僕はガラケーの画面やったし 苦笑)大きい画面で観なきゃいかんでしょう、と思った次第。
特筆すべきは、他のお客さん達と一緒にプチ街灯テレビ状態で観たバトルグラウンドのメインでの、
ゴーン…で場内が暗転になり、テイカーが降臨してレフェリー&ロリンズが消えるまでの時間の短さ。
20秒も空いてなかったですよね。
当然びっくりしたし、店内もどよめいてたもんなぁ。
それとは別に僕が唖然とさせられたのは、テイカーが降臨してしばらくしてからは放送席の皆が黙ってしまい、
そのまま黙り続けたままバックショットでテイカーが拳を上にあげたシーンで、PPVが終わってしまったところ。
タイトル戦自体はどう考えてもノーコンテストながらも、この試合はノーコンテスト!と報告されずに終わるなんて、みたいな感じ。
昔、杉本清さんが実況アナウンサーなのに、
直線でナリタブライアンとマヤノトップガンのマッチレースになったら沈黙して、場内の盛り上がり方だけを伝えたい
と言い切っていたのを思い出したし、
降臨した後の場内の盛り上がりによほど手応えがあってテンションが上がったのか?
観客のリクエストに応えてしつこいぐらいにレスナーを襲っていたのも、変に(怪人キャラながらも)人間臭くて気にいった(笑)
ロウはロウで、ユーチューブでUPされていた大乱闘シーンの前に、
HHHが現場責任者としてテイカーとレスナーの二人がサマースラムまでに直接接触しない様に、
レスナーに休暇をとる様に命じたり(笑)、選手達に指示を出したりといろいろ手を打つという内容の、
大乱闘への前振りのスキットも、時間をかけて放送されていたのは感心させられたし。
そうそう。
ユーチューブで観た時は大乱闘が番組上のメインだったとばかり思ってましたが、大乱闘の後にもいろいろやってたんですね。
復活版?ワイアットファミリーがワンポイントリリーフ状態になっていたとはいえ、
ロリンズもまだ若いのにあれだけ混乱した後ながらも、長時間一人で喋りきったのは大したもんやなぁ、と。
サマースラムの当日までのストーリーとその顛末は、穿った見方をするプロレスファンの想像力をどれぐらい上回ってくれるかを楽しみにしたいですね。
それでは今回はこんな感じで…


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コメント
コメント一覧 (1)
例えばジョー樋口さんが選手の間に入って暴行うけて反則負けやらノーカウントとか不透明決着だらけだったけど、それでも客は満足してたし、満足できずフラストレーションがたまっても、いい意味でたまってたはずなんですけどね。
鈴木みのるは鈴木みのるでノアのリストバンド投げたり、杉浦が出てきたときに前回対決したことを持ち出したり、
不透明決着について正論はいたりしていると思うけどファンがついてこないんでしょう。
WWEを見ちゃうと結果以上にインパクト残せる団体力があるからこそできるのかなと思います。