今回は、競馬のネタをひとつ…

JRA お知らせ マンハッタンカフェ号が死亡 2015/8/14

MIKAMIの『ブログ式スク〜ルボ〜イ』 さらばマンハッタンカフェ。

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マンハッタンカフェが亡くなったそうですね。

重賞戦線は何でもかんでもサンデー産句!みたいな時代だったのに加えて、

年明けデビューだった上に“あの”アグネスタキオンと同期との直接対決も一度だけ。

しかも極悪馬場でタキオンのワンマンショーになった弥生賞だった事で、成績の影が薄かった…

って訳では決してないのですが、ステイヤー寄りのサンデー産句としては最強レベルだったにも関わらず。

当時はそーいう評価をあまりされないまま引退してしまったちょっと不幸な馬…

もっとも、美浦界隈では最強のサンデー産句!みたいな評価もあったのかも知れませんが、

少なくとも関西エリアのマスコミはジャンポケやトップロードのライバル、みたいな扱い止まりだったもんなぁ…

そーいうのが僕の中でのマンハッタンカフェの思い出になりますかね。

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今更ながら。

西川オーナーの意向通り凱旋門賞には行かずに、宝塚記念とこの年は中山開催だった秋の中距離GI3つを無事に使えていれば、

史上最強のサンデー産句!

と呼ばれる様な成績を残していたかも知れませんね。

まぁ、マンハッタンカフェの場合は、吉田さんのスケールの大きな夢以上に、

サクラローレルのリベンジをしたかったと思われるフトシ師の意向が強かったのと、

前の年にテイエムオペラオーがカイ食いがどーのこーのの理由で国内戦に専念して、それなりに批判を受けていたので、

現在では有り得ないローテーションでの凱旋門賞挑戦に向かわせた部分もある様な気もする訳で。

やっぱりちょっと不幸な名馬だったのかなぁ…

とは言え、種牡馬としての実績は素晴らしかったですね。

MIKAMIさんも名前を挙げていた様に、ショウナンマイティには何とかして好成績を残してもらって後継種牡馬になってほしいのですが…

最後に、マンハッタンカフェの思い出のレースを挙げておきましょう。

マンハッタンカフェって結局のところはですね。

本格化してから持っていた絶対能力と長距離での適正は、ライバル馬と比べたらズバ抜けていたみたいで。

有馬記念と天皇賞(春)に関しては着差以上に強過ぎた印象の方が強くて、

今改めて観ても面白味には欠けるんですよね(すみません)

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よって、僕の中でマンハッタンカフェの思い出のレースと言えば菊花賞、ということで。

札幌記念からの直行という異例のローテーションで臨んだ、日本ダービー馬ジャンポケは案の定道中引っ掛かり(あの枠だっからしゃーないわなぁ)、

この年一番の上がり馬だったエアエミネムは距離の壁に苦しみ(ある意味松永幹らしかったけど)、

後のGI馬ダンツフレームは武豊がいきなり最後方に位置どり…

そんな中、超人気薄だったマイネルデスポット&太宰が横山典ばりの逃亡劇を見せて悲鳴が上がる中、

道中は馬込みの中に居て、ギリギリまで仕掛けを我慢して物凄い末脚を引き出した蛯名の好騎乗が、強烈な光を放ってましたよね。

たまたまウインズ高松で観ていた時は何故か同じく黄色がベースの勝負服のエアエミネムが勝った事になってましたが(以下自粛)

とにかく…

マンハッタンカフェ、ありがとう。安らかに眠って下さい…





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