今回はプロレスのネタをひとつ…

※プロレス/格闘技カクトウログ 杉浦を沈めたみのるが終戦宣言、再戦要求の丸藤にブーイング! みのる続戦条件「俺に勝てなかったらノア解散」を丸藤が飲む=ノア大阪

※プロレス/格闘技カクトウログ 杉浦を沈めたみのるが終戦宣言、再戦要求の丸藤にブーイング! みのる続戦条件「俺に勝てなかったらノア解散」を丸藤が飲む=ノア大阪
…という訳で、ノア大阪大会のメインをG+中継で観ました。
ノーレフェリー云々があーいうルール設定になったのは違和感がありながらも。
みのると杉浦が完全決着の付く前提のシチュエーションでシングルでやるならば、出る技の数が少ないゴツゴツとした試合になるのは容易に想像できましたが。
みのるが、杉浦の右腕・ヒジへの一点集中攻撃には、丸藤との2試合ほど拘らなかった事で、
終始お互いが打ち込む一発一発のエルボーが重くて重くて。
お互いサポーターを付けていなかったもんだから、音量は小さいながらも嫌な衝撃音がマイクを通して伝わってくるという、
観ているだけなのに即頭部から首筋にかけてズキズキと痛くなる気がした。

大体ですね。
二人とも、ちょっとは死んだフリをして場外に降りて息を整えたり、あまり意味が無い様な流れの中で体固めに行ったりしてリズムを整えたりすりゃあいいのに、
ヒジを使わない代わりに、張り手はもちろんのこと、シンプルな蹴りやヒザをバコーン!と入れる、みたいな感じでずっとゴツゴツといって削りあったもんだから、
終盤みのるが杉浦の即頭部へのエルボーを後ろからまともに食らって、ダウン状態からオリンピック予選スラムに持ち上げられた時に、
みのるがスリーパーで切り替えそうとしながらも、きちんと首を締められなくて変な体勢でリングに着地したシーンでは
『そらあんだけエルボーで頭を殴られたらそんな風にもなるやろ』
的な同情をしてしまう、昔どっかで聞いた『カラッと激しい試合』ならぬ『ジメっと厳しい試合』やったよなぁ。

変な話、この試合を観てしまった事で、新日本における主に石井ちゃん絡みの試合で観られる、お互いが間を開けずに速射砲の如くエルボーを打ち合って館内はワーッ!と湧く展開が、
今後はかなり軽く見えてしまいそうな弊害はありますが、とにかく凄い削り合いだったんじゃないでしょうか。
観た試合自体が少ないからあまり偉そうには言えませんが
『プロレスは技じゃない』
という部分を追求していたという点を評価すれば、個人的な2015年の日本のプロレスのベストバウトかも知れないですね。
どーせ、東プロのプロレス大賞のベストバウトはGIクライマックスの優勝決定戦になるんでしょうけどね(苦笑)
それにしても。この試合を見終えて思ったのですが。
みのるのそーいう試合と言えば、武道館で白タイツを履いて秋山と壮絶なビンタ合戦をやった試合を思い浮かぶのですが、
アレにしても9年の前の話な訳で、しかも今の みのるはその時よりも体をかなり絞っていて、
今回はあんだけエルボーでボコボコに殴られてフラフラの筈なのに、マイクを握ったらあんだけしっかりと喋ってしまい、その発言の影響力は当時よりも桁違いに上がっているという。
永田裕司よりもよっぽどアンチエイジングを地で行ってるやん、と思った。

ほんでもって、そんな化け物じみたコンディションでこの試合に臨んだ みのるとのゴツゴツとした試合に最後まで付き合う形で、
ストーリー上のアレと本音の比率はわかりませんが、みのるに『ノアに来た目的』とまで言わせる説得力を感じてしまう試合を見せた杉浦に対しても、リスペクトしなきゃいけないと思った。
杉浦も45歳な訳ですしね。
みのる戦が決まった直後には要らん事を書いてすみませんでした…という事で。
惜しむらくは杉浦は、打撃では互角にやりあってたんだから、みのるの右腕狙いに対抗する意味でもうちょっとアンクルホールドに拘っていれば、
クライマックスで完璧なタイミングで決まった みのるのカウンターのドロップキックのダメージを軽くできた筈なのにそれをできなかったのは勿体なかったかな…
あの試合展開だから引くに引けないのも理解できるけど…

話は変わって、今後のノア。
四天王スタイルとは違う世界観での、これ以上は望めないレベルのハードな試合を観てしまうと、
丸藤が大田区?で みのるに勝とうが負けようが。
またノアが新日本の植民地状態で来年も存続するにしても、クローズするにしても、どっちでもよくなったというか。
潮崎が出てきたりして、何らかの形でストーリー展開に変化があればあっさり気が変わりそうな気しますが、現時点ではそーいう風にしか思えない。
何やかんやと書いてきましたが、丸藤がエプロンに上がってアピールした時の『もういいよ!』の野次と観客のリアクションが、この試合では一番リアルだったのかも知れないですね。
ノア寄りのファンの皆さんごめんなさい、という事で…


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ノーレフェリー云々があーいうルール設定になったのは違和感がありながらも。
みのると杉浦が完全決着の付く前提のシチュエーションでシングルでやるならば、出る技の数が少ないゴツゴツとした試合になるのは容易に想像できましたが。
みのるが、杉浦の右腕・ヒジへの一点集中攻撃には、丸藤との2試合ほど拘らなかった事で、
終始お互いが打ち込む一発一発のエルボーが重くて重くて。
お互いサポーターを付けていなかったもんだから、音量は小さいながらも嫌な衝撃音がマイクを通して伝わってくるという、
観ているだけなのに即頭部から首筋にかけてズキズキと痛くなる気がした。

大体ですね。
二人とも、ちょっとは死んだフリをして場外に降りて息を整えたり、あまり意味が無い様な流れの中で体固めに行ったりしてリズムを整えたりすりゃあいいのに、
ヒジを使わない代わりに、張り手はもちろんのこと、シンプルな蹴りやヒザをバコーン!と入れる、みたいな感じでずっとゴツゴツといって削りあったもんだから、
終盤みのるが杉浦の即頭部へのエルボーを後ろからまともに食らって、ダウン状態からオリンピック予選スラムに持ち上げられた時に、
みのるがスリーパーで切り替えそうとしながらも、きちんと首を締められなくて変な体勢でリングに着地したシーンでは
『そらあんだけエルボーで頭を殴られたらそんな風にもなるやろ』
的な同情をしてしまう、昔どっかで聞いた『カラッと激しい試合』ならぬ『ジメっと厳しい試合』やったよなぁ。

変な話、この試合を観てしまった事で、新日本における主に石井ちゃん絡みの試合で観られる、お互いが間を開けずに速射砲の如くエルボーを打ち合って館内はワーッ!と湧く展開が、
今後はかなり軽く見えてしまいそうな弊害はありますが、とにかく凄い削り合いだったんじゃないでしょうか。
観た試合自体が少ないからあまり偉そうには言えませんが
『プロレスは技じゃない』
という部分を追求していたという点を評価すれば、個人的な2015年の日本のプロレスのベストバウトかも知れないですね。
どーせ、東プロのプロレス大賞のベストバウトはGIクライマックスの優勝決定戦になるんでしょうけどね(苦笑)
それにしても。この試合を見終えて思ったのですが。
みのるのそーいう試合と言えば、武道館で白タイツを履いて秋山と壮絶なビンタ合戦をやった試合を思い浮かぶのですが、
アレにしても9年の前の話な訳で、しかも今の みのるはその時よりも体をかなり絞っていて、
今回はあんだけエルボーでボコボコに殴られてフラフラの筈なのに、マイクを握ったらあんだけしっかりと喋ってしまい、その発言の影響力は当時よりも桁違いに上がっているという。
永田裕司よりもよっぽどアンチエイジングを地で行ってるやん、と思った。

ほんでもって、そんな化け物じみたコンディションでこの試合に臨んだ みのるとのゴツゴツとした試合に最後まで付き合う形で、
ストーリー上のアレと本音の比率はわかりませんが、みのるに『ノアに来た目的』とまで言わせる説得力を感じてしまう試合を見せた杉浦に対しても、リスペクトしなきゃいけないと思った。
杉浦も45歳な訳ですしね。
みのる戦が決まった直後には要らん事を書いてすみませんでした…という事で。
惜しむらくは杉浦は、打撃では互角にやりあってたんだから、みのるの右腕狙いに対抗する意味でもうちょっとアンクルホールドに拘っていれば、
クライマックスで完璧なタイミングで決まった みのるのカウンターのドロップキックのダメージを軽くできた筈なのにそれをできなかったのは勿体なかったかな…
あの試合展開だから引くに引けないのも理解できるけど…

話は変わって、今後のノア。
四天王スタイルとは違う世界観での、これ以上は望めないレベルのハードな試合を観てしまうと、
丸藤が大田区?で みのるに勝とうが負けようが。
またノアが新日本の植民地状態で来年も存続するにしても、クローズするにしても、どっちでもよくなったというか。
潮崎が出てきたりして、何らかの形でストーリー展開に変化があればあっさり気が変わりそうな気しますが、現時点ではそーいう風にしか思えない。
何やかんやと書いてきましたが、丸藤がエプロンに上がってアピールした時の『もういいよ!』の野次と観客のリアクションが、この試合では一番リアルだったのかも知れないですね。
ノア寄りのファンの皆さんごめんなさい、という事で…


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コメント
コメント一覧 (2)
拝見させていただきました。
私もジータスで観ましたが、今もああいったスタイルをしてしまうノアの選手には四天王時代から感じた切なさを抱いてしまいます。
10年前のエルボーとここ最近やあの試合でのエルボーは明らかにちがいますね。もっとエゲツなくなってる。
でも世間は新日本。この構図って昔から変わらないですね。切なさの原因はそこでしょうかね。
新日本の頭脳とか資金とか入ってきてるのかな?かもしれないですけど、選手個人がうかばれてほしいです。
鈴木みのるは大っ嫌いですけどプロ意識は異常に高い尊敬すべきレスラーですね。
ただ次リーグ戦をはさんで大田区でしょ。
丸藤が鈴木みのるに勝っても置かれている状況考えればハッピーエンドではないし、鈴木みのるが勝ったらそれこそ自滅。
前見ても崖、後ろ見ても崖という状況。勝っても負けても同じ道になるような気がしてなりません。
西永レフェリーが失踪したのは本当ですか?あと全日本世界タッグに森嶋参戦という話がでてますが……。
あとタイチが師匠川田の技をだしたのはよかったです。ただの変質者じゃなかったのですね。