今回は、先週末に観てきた映画『クリード チャンプを継ぐ男』の感想を書いていきましょう。
彼の名は…
※PC版ホームページ
≪以下ネタバレ注意≫
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平野秀朗先生が大絶賛していたのも納得でしたねぇ。
過去のロッキーシリーズへのリスペクトと、数分先の展開が大体は読めてしまうぐらいに直球勝負のストーリーが、神がかったレベルでマッチしていた、熱い・熱い・熱い映画で、
それこそ新年の一発目に観た映画なのにベストワンに選んでしまうかも知れない。
それぐらい僕の心に響くものがあったなぁ(笑)
まずは不満が残ったところからざっくりと書けばですね…(オイオイ)
一番引っ掛かったのは、アドニスが公認試合でのデビューを果たした後に、せめてもう1試合はやってからコンラン戦に挑むストーリーにしといてほしかった、という点。
そりゃ、デビューしてすぐにアドニスの背負っているものがバレて、
コンラン陣営がビジネス最優先で即アドニス戦を企画する方がわかりやすいっちゃあわかりやすいのですが。
振り返ってみるに『ロッキー5/最後のドラマ』では弟子のトミーがビジネス最優先のドン・キング風プロモーター(笑)にそそのかされて裏切ってたし、
『ロッキー・ザ・ファイナル』も現役チャンピオン側のビジネス的な思惑有りまくりのシチュエーションながらも、ロッキーがそれを利用する形で一夜復帰をしていたじゃないですか?
個人的に、ロッキーシリーズで一番最初に観た&一番好きなのが『ロッキー4/炎の友情』だったもので、
幾ら現実のボクシング界に近づけているとはいえ(?)メインのストーリーであまりビジネスの要素が前に出ているのはちょっとなぁ…というのがありましてですね。
どーせなら、コンラン戦の前に、もう1試合誰かと闘って、セコンドのロッキーのアドバイスで逆転勝ちをする…的な苦しい試合をして、
ボクシングの奥深さと父親の偉大さを学んだ上でコンラン側のオファーを受ける、みたいなストーリーの方が良かったのに、なんて思った。
ついでに書けばコンランも、今作最大のライバル役としてはキャラが薄くてあんまり面白くなかったのも、減点材料になるかなぁ。
演じていたのが現役のボクサーとのことで、間違いなくリアリティーはあったんでしょうけどね。
もちろん過去へのリスペクトに溢れているが故に、新規登場のキャラクターをあまり掘り下げないのも致し方無いのかも知れませんが、
同じく新キャラのビアンカの掘り下げ方がちょうどいい感じだったので…ねぇ。
ロッキー1〜3におけるアポロぐらいの、ライバルでありながらも人間的な魅力があるか、
人間的な魅力とは真逆の、4におけるドラゴぐらいのモンスターであってほしかったというか…
一応コンランは散々悪態をつくキャラなのはわかるんですけど、
現実世界でUFCのマクレガーみたいな、悪態をつくのに加えて行動でも無茶苦茶やらかす奴がブレイクしてしまうと余計にそう思った。
あっ、そんなコンランでもミスターTよりはマシでしたけどね(苦笑)
結局、あれもこれももう完全に好みの問題ではありますが、不満として書き記しておきます。
とはいえ、それでもクライマックスのコンラン戦は編集といいカメラワークといい。
闘う二人はもちろんセコンド陣も迫真の演技だったので、とにかく見ごたえがありましたね。
それで最終ラウンドがあーなって(詳細は割愛)、これ以上は無いであろうぐらいに見事に
『勝負に勝って、試合に負ける』
を表現する事で、アドニスがコンランから認めさせてくれたらもうねぇ、泣かなしゃーないっすよ。
折角、アドニスがフィラデルフィアのマッドマックス風バイク軍団を引き連れてのランニングのシーンや、星条旗のトランクスのシーンでも泣きそうになりながらも、
何とか・何とか踏ん張れていたのに、あんなドラマチックな判定負けを見せられてしまうと、堤防が決壊してしまいましたよ。
本当ずるいわ(苦笑)
そうそう、年老いた上に大病と闘う孤独なロッキーを演じたスタローンも素晴らしかった。そら助演男優賞も貰えまっせ、みたいな。
オーラスの、フィラデルフィアの例の階段のシーンにおけるしんどそうな表情なんて、無茶苦茶リアルにみえましたもん。
あれだけの存在感を見せられたら『刑事ジョー ママにお手上げ』の事は二度とツッコみません、みたいな感じです(笑)
さてさて。
もういい加減長くなってきたので、ぼちぼち締めますかね。
アドニスの背負っている物の表現は良かったとして、未完成さの表現はスターウォーズの新作を観ていたが故に不満は残りました。
正式に作られるのかどうかはまだわかりませんが、続編ではより見ごたえがあるアドニスの成長物語に期待をしておきます、という事とで。
エイドリアーン!(違)
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過去のロッキーシリーズへのリスペクトと、数分先の展開が大体は読めてしまうぐらいに直球勝負のストーリーが、神がかったレベルでマッチしていた、熱い・熱い・熱い映画で、
それこそ新年の一発目に観た映画なのにベストワンに選んでしまうかも知れない。
それぐらい僕の心に響くものがあったなぁ(笑)
まずは不満が残ったところからざっくりと書けばですね…(オイオイ)
一番引っ掛かったのは、アドニスが公認試合でのデビューを果たした後に、せめてもう1試合はやってからコンラン戦に挑むストーリーにしといてほしかった、という点。
そりゃ、デビューしてすぐにアドニスの背負っているものがバレて、
コンラン陣営がビジネス最優先で即アドニス戦を企画する方がわかりやすいっちゃあわかりやすいのですが。
振り返ってみるに『ロッキー5/最後のドラマ』では弟子のトミーがビジネス最優先のドン・キング風プロモーター(笑)にそそのかされて裏切ってたし、
『ロッキー・ザ・ファイナル』も現役チャンピオン側のビジネス的な思惑有りまくりのシチュエーションながらも、ロッキーがそれを利用する形で一夜復帰をしていたじゃないですか?
個人的に、ロッキーシリーズで一番最初に観た&一番好きなのが『ロッキー4/炎の友情』だったもので、
幾ら現実のボクシング界に近づけているとはいえ(?)メインのストーリーであまりビジネスの要素が前に出ているのはちょっとなぁ…というのがありましてですね。
どーせなら、コンラン戦の前に、もう1試合誰かと闘って、セコンドのロッキーのアドバイスで逆転勝ちをする…的な苦しい試合をして、
ボクシングの奥深さと父親の偉大さを学んだ上でコンラン側のオファーを受ける、みたいなストーリーの方が良かったのに、なんて思った。
ついでに書けばコンランも、今作最大のライバル役としてはキャラが薄くてあんまり面白くなかったのも、減点材料になるかなぁ。
演じていたのが現役のボクサーとのことで、間違いなくリアリティーはあったんでしょうけどね。
もちろん過去へのリスペクトに溢れているが故に、新規登場のキャラクターをあまり掘り下げないのも致し方無いのかも知れませんが、
同じく新キャラのビアンカの掘り下げ方がちょうどいい感じだったので…ねぇ。
ロッキー1〜3におけるアポロぐらいの、ライバルでありながらも人間的な魅力があるか、
人間的な魅力とは真逆の、4におけるドラゴぐらいのモンスターであってほしかったというか…
一応コンランは散々悪態をつくキャラなのはわかるんですけど、
現実世界でUFCのマクレガーみたいな、悪態をつくのに加えて行動でも無茶苦茶やらかす奴がブレイクしてしまうと余計にそう思った。
あっ、そんなコンランでもミスターTよりはマシでしたけどね(苦笑)
結局、あれもこれももう完全に好みの問題ではありますが、不満として書き記しておきます。
とはいえ、それでもクライマックスのコンラン戦は編集といいカメラワークといい。
闘う二人はもちろんセコンド陣も迫真の演技だったので、とにかく見ごたえがありましたね。
それで最終ラウンドがあーなって(詳細は割愛)、これ以上は無いであろうぐらいに見事に
『勝負に勝って、試合に負ける』
を表現する事で、アドニスがコンランから認めさせてくれたらもうねぇ、泣かなしゃーないっすよ。
折角、アドニスがフィラデルフィアのマッドマックス風バイク軍団を引き連れてのランニングのシーンや、星条旗のトランクスのシーンでも泣きそうになりながらも、
何とか・何とか踏ん張れていたのに、あんなドラマチックな判定負けを見せられてしまうと、堤防が決壊してしまいましたよ。
本当ずるいわ(苦笑)
そうそう、年老いた上に大病と闘う孤独なロッキーを演じたスタローンも素晴らしかった。そら助演男優賞も貰えまっせ、みたいな。
オーラスの、フィラデルフィアの例の階段のシーンにおけるしんどそうな表情なんて、無茶苦茶リアルにみえましたもん。
あれだけの存在感を見せられたら『刑事ジョー ママにお手上げ』の事は二度とツッコみません、みたいな感じです(笑)
さてさて。
もういい加減長くなってきたので、ぼちぼち締めますかね。
アドニスの背負っている物の表現は良かったとして、未完成さの表現はスターウォーズの新作を観ていたが故に不満は残りました。
正式に作られるのかどうかはまだわかりませんが、続編ではより見ごたえがあるアドニスの成長物語に期待をしておきます、という事とで。
エイドリアーン!(違)
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コメント
コメント一覧 (2)
でも映画でそれをやっちゃうと、多分流れが悪くなってダレてしまうかと。
それで外していたのかも知れませんね。
それならそれでちょこっとだけでも流しで描けばいいのにとも思いましたよ。
たとえばグレイシー一族の中に潜り込んで、入場の際のグレイシートレインを体感したら、あんな感じでタギるのかなぁ〜?などと妄想たくましくしちゃいましたぁーーーーー!