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劇場版『セカチュウ』のロケ地 香川県庵治町から、kajioがいろいろ観て感じた事を、携帯で書き殴っております。 皆さま、よろしくお願いします…。

タグ:アドマイヤムーン

今回は、ジャパンカップ・ターフの映像を観た感想を書きますか。


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まず、メイショウサムソンの敗因は、弱点の瞬発力勝負になってしまった事…

だけでは無い気がしています。

柏木集保さんのコラムによると、サムソンは四角外を回して距離面でのロスがありながらも、上がり3Fが約33秒9で、

アドマイヤムーン&ポップロックに対しても食い下がったんだから、馬自身はやれる事はやれたかと。

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今回はむしろ、武豊が最大の敵を天皇賞(秋)組ではなく、ウオッカと決め打ちをしていたからなんちゃうか?と思う次第で。

想像するに、武豊の理想としては、今コースの直線の内はあまり伸びないから外目に付ける事を意識して、

ウオッカが上がってくるのを観てから、横綱相撲っぽくそれを交わさせないレースをイメージしていたら、

直線内に付けていた先行馬の末脚が、武豊のイメージ以上に斬れたのが大誤算で、あーいう結果になったのではないか?と思います。

これは完全な結果論ですが、もし武豊が1000mを経過して中盤ペースがゆるんだのを察して、宝塚記念での石橋ばりの早めの仕掛けをしていたら…?

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“月”が快勝した、宝塚記念を渋々振り返りますか(笑)

まず何より語りたいのはメイショウサムソン。

まさか、叩き合いになって、ベロを出すぐらいに苦しがった上で競り負けるとはなぁ。

雨を抜きにしても、石橋や陣営はこーいう形で負けるとは想像してなかったんじゃないすかね。

とにかく、ショックを受けました。

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でも、石橋があの超ハイペースのレースになっても天皇賞(春)同様に横綱相撲をとろうとしたのは、凄く評価したい。

少なくとも今後は、この前の『競馬予想TV!』で某予想家さんが言ってた

『カワカミプリンセスなんて、もし昨年ダービーを使っていたらウオッカみたいに勝ってたでしょ!?』

みたいな厳しいツッコミは、もうされなくなると思いたいです。

新聞を読む限り、松本オーナーは凱旋門賞を『行く方向で』話を進めるようですが、皆言ってるけど高橋厩舎のスタッフに海外遠征のノウハウが皆無なので…

凱旋門までの期間限定で、海外経験が豊富な厩舎にレンタル移籍が実現すりゃあいいのに(絶対無理)

もし奇跡が起きて、現地で一叩きをして万全に近い状態で凱旋門賞を迎えれたら、ディープインパクト以上に応援したいですね。

ヨーロッパの有力馬が全体的にゲートの出が遅いところを加味すれば、凱旋門賞が一昨日の宝塚記念みたいな超ハイペースにはなる訳がない訳で。

折り合いに不安が無いサムソンなら、脚が芝に合えば十分に勝ち負けできる気はするんやけどなぁ。

あとついでに書けば、メイショウサムソンの応援ツアーなら、昨年みたいなマナー最悪の日本人が大挙ロンシャンに押し寄せる!という非常に恥ずかしい事態は避けられるでしょうから…ね。

凱旋門賞に行っても行かなくても、とにかく頑張れメイショウサムソン、という事で(笑)

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で、アドマイヤムーン。

武豊が『武豊TV』で、

『芝の中距離で世界最高賞金のレースを勝ったから言うんじゃないんですけど、この馬、本当強くなりましたよ。世界トップクラスだと思います』

と大絶賛はしていたけど、

ドバイ以外の殆どのレースで直線追い込み策を使ったのを見るに、

古馬になっても直線先頭に立ったらソラを使う癖が抜けないから“あれしかできない”馬なんやろーと思ってましたが、

誰の指示かわからんけど、岩田自身が得意ではなさそうな“人気馬の徹底マーク”策から快勝したのを目の当たりにしてしまうと、

武豊が香港で三行半を突き付けられたのも、こりゃ致し方ないわな、という感じです。

この鞍上交替騒動に関しては完全に武豊寄りだった僕ですが、松田師が香港での疲労を回復して完調に仕上げてきたのも含めて、これは嫌でも認めざるを得ない(爆)

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さて、今後のムーンについてですが…

サムソン・ウオッカ不在&ダイワメジャーも復調しないならば、天皇賞(秋)はアドマイヤムーンのタダ貰いに近い状態になるし、

更に香港でも勝てば、かなり高い確率で年度代表馬に選ばれる筈。

武豊は、意地でもそれを阻止してほしい。

しかし、ポップロックとムーンが同じレースでぶつかる事は今後なさそうだから、まずお手馬を確保するところから始まるのが難題ですが…。
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38843960.jpgえーと、ドバイワールドカップデーのPPV中継を買いました。

快挙達成の瞬間に立ち合える…かも知れない点を加味すれば、料金420円はお手ごろな設定だったかと。大体、プロレスのPPVもねぇ(以下略)

それはともかく、注目の日本代表馬は、武豊鞍上のアドマイヤムーンが、堂々のレース運びでドバイ・デューティーフリーを優勝しました。これは素晴らしい。

思い返せば…

昨年の天皇賞(秋)と香港国際C、いずれも追い込みながらも届かず、という惜敗っぷりからして

『こりゃ、ツキが無くてGIを勝ちきれない馬になるのか?』

とも思ってましたが、この日は、いつもの様に前目に付けていたダイワメジャーを直線早めに交わし、残り200mの時点でセーフティーリードを広げる横綱相撲。

まぁ、最後は2着馬に半馬身差まで詰め寄られたから、近藤氏&陣営は心臓がバクバク言っていたでしょうが、これはご愛敬という事で(笑)

しかし武豊、ムチャクチャ嬉しそうだったなぁ。

先週とは比べものにならないぐらいの喜び方だったかも知れない。

正直なところ、僕の中では武豊がアドマイヤムーンに対してそんなに思い入れがあるとは思っていなかったし、

香港での激走や京都記念を観ていたとしても、よもやドバイでこれだけのパフォーマンスを見せれる馬に成長したとは想像していなかった。

本当びっくりしました、はい(苦笑)


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なお、まだ正式決定ではないものの、アドマイヤムーンの次走は帰国せずに香港に移動→もしかしたらシンガポールに遠征→宝塚記念という計画があるとの事。

今年の古馬路線の主役は確定か…?

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