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劇場版『セカチュウ』のロケ地 香川県庵治町から、kajioがいろいろ観て感じた事を、携帯で書き殴っております。 皆さま、よろしくお願いします…。

タグ:カール・ゴッチ

先週サムライで放送された、カール・ゴッチさんの追悼番組を観ました。

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内容としては、スタジオコメンテーターとして門馬さんを迎えて、

昭和の時代からプロレスを観てきた方であれば大体予想できる範囲の、

ゴッチさんにゆかりのあるプロレスラー達(藤原組長の代わりに渕正信が出てましたが)が、ゴッチさんの思い出を語るVTRが沢山流されていた訳ですが…

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改めてよくわかったのは、やっぱりゴッチさんは頑固者で、まっすぐで、話好きだったんですね。あとお酒も好きで。

この4点については、本当皆言ってたもんなぁ。

なにぶん追悼番組だから笑ったらいけないんでしょうけど、面白かった。

今回の番組には出演しなかった前田日明が、晩年のゴッチさんの面倒を見続けた西村修にお礼のメッセージを送ったという話をどこかで読みましたが、

もしかしたら

『よくぞ、ゴッチさんのおしゃべりにそれだけ付き合ってくれた』

という感謝の意味合いなのか?と要らん事を考えさせられましたし、

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それと同時に、それだけ頑固者のゴッチさんに『MY SON』と呼ばれるぐらいに気に入られていた木戸さんは、

どれぐらいゴッチさんの話と葉巻の煙に付き合っていたのだろうか?と今更ながらかわいそうになったというか(誤爆)

そうそう、最後の来日時のゴッチさんの面倒をみた、石川雄規の話は中身が非常に濃かった。

何より、雑談レベルも含めてゴッチさんの言葉の数々を覚えているのは偉い。

この番組の中ではMVPかも。


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ゴッチさんの、基礎体力を付ける事をムチャクチャ重視するトレーニング理論は、日本プロレスのコーチ時代から晩年までかわっていないとしても、

ゴッチさんの精神論や技術を、下の世代の若者にわかりやすく伝えていくのが自らの務めなんです、と石川が言い切っていたのはとても興味深かった。

実際、門馬さんも感心しておられましたし。

自分の孫ぐらいの年の差があった石川雄規に対しても、そこまで影響を与えるぐらいに本気で接していたゴッチさん。

さすがは神様、深すぎる。

近日放送予定だという『タモリ倶楽部』のゴッチさんの追悼特集にも、それなりに期待をしておきますか…

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一昨日、カール・ゴッチさんが亡くなったそうで…

日頃の鍛練を怠らなかったからこその大往生、と言っていい気もしますが、どうやら肺炎が死因らしい(訂正・今日、大動脈りゅうが死因と発表されました)

残念ですね。

僕自身、ゴッチさんのとんでもないレベルの逸話は複数聞いた事がありますが、

なにぶん肝心の試合映像を新日本プロレスの旗揚げ戦と猪木&坂口vsテーズ&ゴッチあたりしか観た事が無いので、昭和のプロレスファンの皆様の様な、深みのある思い出話もほとんど浮かばず。

しいてあげれば、ゴッチさんが天に召されたアメリカでは、この訃報がネット以外ではオブザーバー誌あたりしか報じられていないところに対して“やるせなさ”を感じてしまうけど、

これさえも孤高の存在であるゴッチさんらしいと言えば、らしいと言える気がする。

でも、これだけ沢山のゴッチさんの弟子が居るからこそ、日本のプロレス界が繁栄しているのは間違いない訳で。

ゴッチさんは、どう考えても偉大なレスラーでした…

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しかし、こーいう事になってしまうと、昨年ゴッチさんから直接指導を受けた事で“カール・ゴッチ最後の弟子”という異名を背負うであろうジョシュの今後の動向は気になる。どうするつもりなんやろ…?
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