タグ:円華
柔と金とΩと酒とK
昨夜は、オリンピック柔道のダブル決勝戦・塚田選手の『究極のアウェーの状況で優勢に試合を進めながらも、最後の最後に勝利の女神に足を引っ張られた壮絶な逆転負け』と、
石井選手の『唖然とするぐらいに攻防が噛み合わない末の快勝劇』をリアルタイムで観て、
国際試合の真剣勝負の奥深さ・幅の広さを実感させられ、かつ日本の柔道の『今後の見通しって、ど〜〜なん?』と考えさせられた後で、
以下の様なプロレスの試合を観ました…

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石井選手の『唖然とするぐらいに攻防が噛み合わない末の快勝劇』をリアルタイムで観て、
国際試合の真剣勝負の奥深さ・幅の広さを実感させられ、かつ日本の柔道の『今後の見通しって、ど〜〜なん?』と考えさせられた後で、
以下の様なプロレスの試合を観ました…

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悪い王者達の高笑い
ガオラ『プロレスKING』K−DOJOの6月大会編を観ました。
えーと、ガオラのプロレスKINGの規模縮小のとばっちりで、K−DOJOの中継は丸二ヵ月ぶりか。久々ですね。
ついでに書けば7月もK−DOJOの放送予定はなし。
ブッカーさんやアタッカーズ尾崎が、何かの勘違いをしている様に思うOzアカデミーを、あんなにマメに扱うなら(以下略)

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えーと、ガオラのプロレスKINGの規模縮小のとばっちりで、K−DOJOの中継は丸二ヵ月ぶりか。久々ですね。
ついでに書けば7月もK−DOJOの放送予定はなし。
ブッカーさんやアタッカーズ尾崎が、何かの勘違いをしている様に思うOzアカデミーを、あんなにマメに扱うなら(以下略)

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This is&We are… ev.7
2007年 最後のプロレスの話
☆サムライ『大日大戦』で、バキューン!こと佐々木貴vs宮本の“私的”世紀の再戦を観ました。

2人による、春のデスマッチ王座戦が非常に感動的だったから、
観る側の相当ハードルが相当高くなっていたにも関わらず、
それでも満足度の高い、素晴らしい試合だったと思います。
唯一残念だったのは、大日本側が試合順の設定を失敗したところ。
休憩前の試合が興行でのベストバウトになってしまったらアカンわなぁ…
って、この辺りはこの前書いたから今回はもうええか(苦笑)

しかし、今回の再戦も名勝負になった最大の要因としては、
大日本では定番中の定番になっている蛍光灯が一切使用されず、
蛍光灯の代わりに使われた、ガラスボートを巡る攻防の緊張感が試合中際立っていたからなんですかね。
しかも、ガラスが四枚使用された先日のマンモスvs葛西のガラスデスマッチと違って、
たった二枚しか設置されなかったのも、結果的には大きかったのかも。
試合前は、ガラスが二枚しかなかったから、ビジュアル的に物足りなかったし、途中から存在感はなくなってましたが、
序盤で粉々に砕かれたガラスの破片の上で繰り広げられた、中盤〜終盤での従来のプロレスの攻防が良かったが故に、
『デスマッチとはそもそもプロレスなんだから、アイテムを使う攻防の前に、まずプロレスの攻防でお客さんを満足させるべき』
というシンプルな理想を、観る側に思い出させてくれたというか…

それにしても、宮本は泣かせてくれるよなぁ。
今回の佐々木戦に至るまでのデスマッチ6試合。
従来の○番勝負と違い、アイテムや炎で体中がムチャクチャに傷つけられた上での全敗だったにも関わらず、
どの試合も気持ちが折れず、投げ遣りにもなっていなかったのは素晴らしい。
しかし、来年の宮本は、デスマッチで結果を残していくのが最大のテーマになるにも関わらず、
七番勝負を通して、ムーンサルトだけでは勝ちきれないのが、
どうしようもないぐらいはっきりと露呈された訳で。
新しい勝ちパターンを早急に開発するのか、
逆に、ムーンサルトが絶対的なフィニッシュとしての説得力がある試合の組み立てを研究していくのか…
どちらも、デスマッチの条件に合わせてアレンジが必要になるから、こりゃ難易度はかなり高そう。

でも、宮本のあの表情って感情移入をせざるを得なくなる“何か”があって…
めげずに頑張ってほしいものです。
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2人による、春のデスマッチ王座戦が非常に感動的だったから、
観る側の相当ハードルが相当高くなっていたにも関わらず、
それでも満足度の高い、素晴らしい試合だったと思います。
唯一残念だったのは、大日本側が試合順の設定を失敗したところ。
休憩前の試合が興行でのベストバウトになってしまったらアカンわなぁ…
って、この辺りはこの前書いたから今回はもうええか(苦笑)

しかし、今回の再戦も名勝負になった最大の要因としては、
大日本では定番中の定番になっている蛍光灯が一切使用されず、
蛍光灯の代わりに使われた、ガラスボートを巡る攻防の緊張感が試合中際立っていたからなんですかね。
しかも、ガラスが四枚使用された先日のマンモスvs葛西のガラスデスマッチと違って、
たった二枚しか設置されなかったのも、結果的には大きかったのかも。
試合前は、ガラスが二枚しかなかったから、ビジュアル的に物足りなかったし、途中から存在感はなくなってましたが、
序盤で粉々に砕かれたガラスの破片の上で繰り広げられた、中盤〜終盤での従来のプロレスの攻防が良かったが故に、
『デスマッチとはそもそもプロレスなんだから、アイテムを使う攻防の前に、まずプロレスの攻防でお客さんを満足させるべき』
というシンプルな理想を、観る側に思い出させてくれたというか…

それにしても、宮本は泣かせてくれるよなぁ。
今回の佐々木戦に至るまでのデスマッチ6試合。
従来の○番勝負と違い、アイテムや炎で体中がムチャクチャに傷つけられた上での全敗だったにも関わらず、
どの試合も気持ちが折れず、投げ遣りにもなっていなかったのは素晴らしい。
しかし、来年の宮本は、デスマッチで結果を残していくのが最大のテーマになるにも関わらず、
七番勝負を通して、ムーンサルトだけでは勝ちきれないのが、
どうしようもないぐらいはっきりと露呈された訳で。
新しい勝ちパターンを早急に開発するのか、
逆に、ムーンサルトが絶対的なフィニッシュとしての説得力がある試合の組み立てを研究していくのか…
どちらも、デスマッチの条件に合わせてアレンジが必要になるから、こりゃ難易度はかなり高そう。

でも、宮本のあの表情って感情移入をせざるを得なくなる“何か”があって…
めげずに頑張ってほしいものです。
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いぶしこうたと、まどか

ガオラ版の『プロレスサミット ディファ有明大会』の中継を観ましたが…
飯伏vs円華戦に関しては、ディファ杯の決勝戦から始まり、この試合の当日に至るまでの長いストーリーに負けない、評判通りに凄い試合でしたね。
しびれました!
しょっぱなから二人の身体能力の高さが存分に発揮されて、円華による飯伏のヒザ集中攻撃が試合中盤の軸になり、
“相手の先”の読みあいが要所要所でみられ、テンポが止まりそうになると、目ん玉が飛び出すぐらいの鋭い蹴りが飛び交う。二人とも素晴らしいですよ(しみじみ)

ついでに書けば、これだけ密度の濃い試合の冠に、敢えて『インディー』の名前を付けているのだから、変な爽快感がありました(爆)
この試合での数少ない不満をあげれば…
前にもこのブログに書きましたが、やっぱりこれだけ命を削る様な試合をして、更にダブルヘッダーの形でもう一試合を課せられるのは、相当無理がありますよ。
それと、この試合はせめてセミにしといてほしかった。この順番は勿体ないですよ。
とにかく、この試合とセミの攻防をじっくり観てしまうと、UWA6人タッグ戦はヒール同士の対戦というのを考慮しても雑な試合に見えたし、
メインのフィニッシュになった沼澤のスライディング式のラリアットは、説得力が足りなかったですもん(悲)
まぁ、この辺は沼澤本人も察しているでしょうから、今後の防衛戦で改善してもらうしか無い訳ですが。
とにかくどちらの点も、大晦日に向けて主催者側に何とかしてもらわないと…ね。
あと思ったのは、僕自身は新日本の田口のシングルマッチはほとんど観た事がないからアレですが、
少なくとも鈴木鼓太郎は、グローバルとホナードの単語が入るGHCジュニアのシングルのベルトを持つ以上は、丸藤とKENTAの名前を出すのと並行して、この試合を観といてもらいたいです。
間違いなく何かを感じるでしょう。
そんでもって、何を感じるかは非常に興味深いし。
なお、この日の夜に行なわれた中嶋vsクリスセイビンもかなりハイレベルな試合だったという事なので、どっちが良い試合だったのかを比較してみたいですね。

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