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さあ、はじまった。／１００万回の｢Ｉ ｌｏｖｅ ｙｏｕ｣
市川崑監督｢おとうと｣に捧ぐ
有馬よければ、すべてよし。のレス特集です
あなたを待つことは得意だから…
白雪夢
人は、出会う為に別れる
踊らせてくんちぇ
レンタル屋で『フラガール』を借りてきて、いま見終えました。劇場でみていない関係で、正直日本アカデミー賞の主要部門を独占する程の凄い作品とは思わなかったのですが、いかにも口コミで評価される様な、心暖まるいい映画だったんじゃないすかね。
肝心の内容自体は『ウォーターボーイズ』『スウィングガールズ』から繋がるサクセスストーリーものだったし、
作品の舞台が、現代から４０年も前にさかのぼるから、新鮮さや目新しさはなかったのですが、
常磐ハワイアンセンター設立までの流れの実話が基になっていて、幅広い年令の役者さんが出ているから、
前記の二作品よりも主要登場人物の喜怒哀楽に、やたら重みがあったというか。
女優さん達の踊りの説得力も高いのもスルーできない。
まぁ、台詞の方言をあそこまできつく演出せんでもえーのに、とは思いましたが、それはそれとして(苦笑)
方言はともかくとして、食っていく為に笑顔で踊り続ける女性達と、
近い将来閉鎖される事を知りながらも、それでも炭鉱で働くトヨエツＢＬＡＣＫをはじめとする男性達、
見た目のギャップは極端やけど
『どちらも必死でいわき市で生きている』
というのを、監督さんや脚本家さんが描こうとしていたんじゃないか、と伝わってきました。
ただ、僕自身が、いつまで石材や漁業がつづけれるのかわからない過疎の地・庵治町に住んでいたり、
当時のいわき市よりも厳しい北海道の夕張市の状況をニュースで観ている手前、感動はすれども、簡単には泣けないですよね。
庵治町は高松市に吸収されちゃったし、今後の夕張市にこれぐらい劇的な逆転劇はまずありえないでしょうし…。
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