タグ:高田延彦
紅のバックファイアー
Road to Armageddon@Fukuoka
Road to Armageddon@YOKOHAMA
東南に進路をとれ 向かい風吹け 続く果てしない道 ひたすら歩く
4%からはじめよう
サムライ版『大晦日ハッスル祭り』の中継を観ました。

率直な感想を書けば、冒険ながらも興行を開催した意義はあったとは思いますが、
緩急の付け方が抜群だったセミと比べて、メインはかなりあっさり目の試合展開だったところをみるに、
ハッスルマニアよりも作り込み方が足りなかった感じ。
ノリのいい優しいお客さん達に大分助けられたんちゃうかなぁ。

リアルタイムで観る人の大半はチャンネルをザッピングするであろう大晦日よりも、
まだ多少はチャンネルを固定する人が多くて、なおかつ多少雑な内容でも目をつむってくれるであろう、元旦向けのお祭りだったんじゃないすかね。
でも、ハッスルマニアからの準備期間の短さを考えたら、よくぞここまでバラエティーに富んだ出演者を集めれたもんだ。
KYORAKUマネー、マジでおそるべし(笑)
今更書くのも何ですが、
かつては谷川氏と同じぐらいのお調子者系のプロレス・格闘技ライターだった山口日昇氏が、
ゲストも含めて、一癖二癖三癖もあるメンバーをコントロールしたんだから、凄い出世したもんですよね。感心。

興行全体を振り返ってみれば…
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率直な感想を書けば、冒険ながらも興行を開催した意義はあったとは思いますが、
緩急の付け方が抜群だったセミと比べて、メインはかなりあっさり目の試合展開だったところをみるに、
ハッスルマニアよりも作り込み方が足りなかった感じ。
ノリのいい優しいお客さん達に大分助けられたんちゃうかなぁ。

リアルタイムで観る人の大半はチャンネルをザッピングするであろう大晦日よりも、
まだ多少はチャンネルを固定する人が多くて、なおかつ多少雑な内容でも目をつむってくれるであろう、元旦向けのお祭りだったんじゃないすかね。
でも、ハッスルマニアからの準備期間の短さを考えたら、よくぞここまでバラエティーに富んだ出演者を集めれたもんだ。
KYORAKUマネー、マジでおそるべし(笑)
今更書くのも何ですが、
かつては谷川氏と同じぐらいのお調子者系のプロレス・格闘技ライターだった山口日昇氏が、
ゲストも含めて、一癖二癖三癖もあるメンバーをコントロールしたんだから、凄い出世したもんですよね。感心。

興行全体を振り返ってみれば…
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うそだよ〜ん

テレビ東京版『ハッスル・マニア』の中継を観ました。
前にもここに書きましたが、高田延彦がプロレスラーとしての活動を再開するにあたって、コンディション不良をごまかす&技のやりとりがなくても成立させる為に、半ば苦肉の策で導入されたであろう、
レーザー光線絡みのやりとりに対しては、やっぱり感情移入はできませんでしたが(カメラマンの落下は爆笑したけど)、
小池栄子と坂田がリングで共演するメロドラマは、僕の中では全然OKでした。

坂田の表情は終始凄くカッコ良かったし、
高田の試合後の早着替え&いつものスキットでの長台詞を難なくクリアしたのは大したもんでしょ。
『マッスル』とは違うスタンスから構築した『プロレスの向こう側』は、総力を結集したのに見合う完成度で、心地良かったですねぇ。
空回りしていたRGの小ギャグはアレでしたが、出演者が皆が真面目に演じていたのは認めなきゃいかんでしょうね。

べタな展開ながらも、あーいうやりとりプロレスというよりハッスルを観にきている客層にとっては、非常に新鮮に映ったんじゃないすかね。
振りかえるに、これと同日に行なわれていたどらげ〜の大阪大会では、CIMAと鷹木の泥臭い師弟関係のドラマがメインを張り、
ハッスルでは、坂田と小池栄子のリアルな夫婦(変な言い回しやなぁ)が演じるメロドラマが興行を締める…
これはこれでプロレスの許容範囲の広さを見せられた感じ。
残念ながら他の試合は、ダイジェストに近い編集だったから、細かいところまではツッコミにくい面はあるのですが…
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最強としての仕事と、最高の仕事

まず何より言いたいのは…
PRIDEとハッスル、どちらの世界も“高田延彦”という存在がなければ誕生しなかった、という功績があるから『しゃーない』部分は大きいんですけど、
エスペランサーの一人勝ちによって、物の見事に存在感をかき消された川田・大谷・ニューリン様の三人はかわいそうやなぁ、と。
エンディングのVTRでいいから、高田もちょっとはこの三人をフォローする台詞が言ってくれよ?って思いましたよ。
もし、ハッスル・マニアも同じ様な展開になったらと思うと…
そんな中、見事なまでにエスペランサーの世界に付き合ったTAJIRIの仕事っぷりは素晴らしいなぁ、と。
一試合闘った後にも関わらず、高田延彦がどれぐらいコンディション&試合勘を現役時代に近付けているのか?を観る側に悟らせないまま、エスペランサーの幻想を膨らませて斬られ役に撤するという相当難しい仕事を終えたのは、最高にリスペクトしますよ。
変な話、DDTのヨシヒコやますだまつりの連中が相手だったとしても、それなりにいい試合を作るかも知れない(爆)
結果的には、エンディングに参加できませんでしたが、TAJIRI本人は凄く充実感があったんじゃないすかね。
逆に考えれば、そんなTAJIRIであっても、高田よりも状態がいい筈のムタが相手になった試合では、観る側を満足させれなかったのだから、やっぱりプロレスは難しいという結論になるんですけどね…
とりあえず、ハッスル・マニアはPPVを買わなきゃいかんなぁ〜と思いましたが、どらげ〜の“府立の上”のビッグマッチと日にちが近いんですよねぇ。すげぇ困ったなぁ。
